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誰かに認めてほしいけど、理解しようとする者を突き離す。少年たちの名状し難い関係を描く青春群像劇コミック 第2巻
hakoniwa kidan
ページを捲ってすぐの中表紙で私を迎えてくれたもの、、、
それが「コビトカバ…‼」Σ(・ω・ノ)ノ!
一瞬ナンダッケ⁈ってページクリックの指も思考も一緒に止まりましたw
先生作品の中に潜む可愛い動物達w
コツメカワウソさんは常連で、1巻のレビューでも書きましたが前回はワラビーでそして今回は開始早々のコビトカバ…‼‼‼
ナンデ⁈⁈(という疑問をもっても答えはないのでただその可愛さにほくそ笑めばそれで良し♪)
尚、こちらのコビトカバさん描き下ろしで大暴れしますw
更に他にも挟まれる雪路先生の審美眼に適った動物さん達がちょこちょこ登場するのも楽しかったです( *´艸`)
と、言う事で!!
唯一無二の作家さま♡雪路凹子先生(ღ˘͈︶˘͈ღ)
続刊、お待ちしておりました♪
因みにまだ完結ではなく続きますよ~
あらすじに『2巻から読んでも大丈夫!』と強気なおススメがありますが、、、個人的には1巻は抑えておいたほうが世界観は分かり易いと思います
但し、、、1巻を読んだからと言って「理解出来る!」という訳でもないとは思うんですけどねw
(でも、1巻は全6話に世界観紹介も付いた290P弱ありますしね?やっぱり1巻は抑えておいて欲しい…‼)
巻が進む毎にこの世界の住人達の背景が明かされていくと共に雪路凹子先生ワールドが自分の中に広がりじわじわと浸潤していくような作品です
2巻は3つのお話し「一月三舟」「愛楊葉児」「鳶飛魚躍」
CP(組み合わせ)としては2組
まぁ、先ずは各話のサブタイトルが今回も秀逸!!
全部四字熟語なのですが、それぞれが各話の内容に沿っているのがスマートでお洒落でどこかコケティッシュ
2巻の冒頭を飾る7話に当たる「一月三舟」は少しダークさを孕んだお話し
ほんの一瞬挟まれる先生らしさがキラっと輝るシュールさはあるけれど、基本のストーリーはヒリヒリしてます
お話しの主役は1巻でお茶目さを担当してくれた玄醒氷魚くんの腕をいきなり折るという暴挙をみせた玄醒家嫡男の木菟(ずく)
そして2巻から登場の新キャラ、黒灰霄(くろばいしょう※あらすじでは”しゅう”ってなってるけど作中のルビはしょう…。)
木菟がグレて諦観していく幼少期からの背景や、同じような格式の家柄の中でありながらもその出自故に望みなく嬲られる霄
そんな2人の学園での出会いからその後までが描かれています
すごく痛々しさもありながらも美しく、消え入りそうだった炎が酸素を得てその火をジリジリと再燃させるような流れに目が離せません
すごく素敵なオープニング!
※苦手要素になりそうな描写2つ
⚠霄が凌辱された事が分かるシーンがありますので苦手な方注意
⚠女性との絡みっぽい描写あり
そう言えば……木菟は凹子先生から1巻巻末のキャラ紹介で雄っぱい担当を期待されていたハズですがあんまり目立ってなかったような。。。(◔ิд◔ิ)?
オトコマエではありますが♡
特に推したいのはこの「一月三舟」と1巻を踏まえて読む2巻の描き下ろし!!
「目くそ鼻くそ」を争う玄醒家のやんちゃ兄弟www
マジでシュールなので見て欲しい~~~(>ω<)‼
あともう1組は1巻でも中心的なキャラだった「痛め…w」で御馴染み♪中二病男子のお耽美少年藍くんと自分らしさを求め可愛いを体現する非色くんとのお話し
この2人はまさに友情以上の絆を感じるエモさがあってとても素敵…‼
この2人に歴史あり…‼というのを知る事が出来る深掘りエピソードを過去・現在・未来に渡り描かれています
時系列的には飛びがちなので1巻よりも各話の横の繋がりは薄かったかな?とは思いますが世界観とキャラへの深まりはバッチリでした٩(♡ε♡ )۶
ますます好きになってしまった箱庭の世界!!
3巻も楽しみにしております(ღ˘͈︶˘͈ღ)
まぁ、、、とにかく作画が素晴らしい…‼
例えば制服の種類だけじゃなく、そのキャラに合った着方、着崩し方までもが完璧!
洋服に合わせた小物にも心が躍る…‼
常にどのコマにもそこに「美」が在るのです、、、「美」しかないのです
ずっとウットリ出来てしまう(*˘︶˘*).。:*✧
先生の細かな作画を目にするだけでも価値ある1冊!!
はぁ~~~潤った♡
修正|修正不要な描かれ方は無し
※一部流血描写あり