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hinadori to hitoriyogari no ai
なんて健気で切ないの。
病弱ながらに長に就任したテオの部族内体制改革への取り組みが素晴らしいのに対し、既存のあり方を死守しようとする勢力がマジむかつくー。"力こそが全て"みたいなイデオロギーに虫唾が走るし、まずもって何なのよあの老害たちは。
弱者は奴隷に、余所者は慰み者に堕とすこの部族の支配体制にウヘェとなりました。そりゃ、次期族長だった兄がトンズラするのも分かるわ。…っていっても、病弱な弟に後を託すのもどうかと思いましたが。弟がどんな扱いをされるか分かっていただろうに、兄ちゃん無責任すぎるよ。
今後兄がリターンする可能性もなきにしもあらずなので、注視していきたいと思います。
テオの頑張りが涙ぐましい一方で、ロザアへの片想いは不憫な境遇とも相まってすごく慎ましやかに映りました。
かといって"抱いて"となかなか積極的なことを言っちゃうテオですが、テオ的にはロザアしか心を預けられる人がいないってところの気持ちの拠り所が、"抱いて"の3文字によく表れていています。
族長としての重圧と、一人の恋する男として願望が交錯し、好きな人に抱かれているのにロザアの熱のない感情がもー涙出る。ロザアもテオのこと好きなんじゃないかと思っていたけど、違う?いやいや、そう見せかけといて好き?…いや、もう分からない。
それに加えて、あの最後のシーン。
マジかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…!!でした((((;゚Д゚)))))))
これにも何か裏があって欲しい。というか確実にあってくれ。
1話にして、もうこんなに感情がアップダウン激しくてハァハァ息切れしそうです。
ロザアの真意が読めないうちは安心できません。でもこの展開はめちゃくちゃ面白いです。
部族改革も、恋愛もどうなるのか今のところ分かりませんが、今後の展開がすごく楽しみです。