条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
saigo no aiken
今回は国際手配中のテロリストと天才ハッカーのお話です。
受様達が富豪のインターポール捜査官とともに
総裁の繰り出す電脳世界での戦い制し
アムリタ崩壊を達成するまで。
西暦2100年を超えた現代
世界平和とは夢想家の脳内にしか存在しなくなり
かつて治安を絶賛された日本も例外ではありません。
受様は世界的テロリスによる爆破事件で殉職した
父の死の真相を追う為警視庁の警察官になりまが
父は殉職は父の親友で受の養父となった警察官が
父の優秀な頭脳のみを利用するために計画した事件で
医療系大企業アムリタの暗躍があったのです。
攻様はアムリタの人体実験の唯一の成功被験体であり
攻様のテロ活動はアムリタの裏施設の崩壊目的で
受様と出会った攻様は受様の犬となる事を誓い
全ての真実を知った受様は攻様を受け入れ
受様とアムリタの壊滅を目指します。
受様は警察を辞めて
攻様とともにアムリタの同行を探るなか
偽アグレッサーが起こした事件で
アムリタに義弟を殺されインターポール捜査官となった
ドイツの富豪と手を結ぶこととなります。
しかしながら病を患うアムリタ総帥の死は確実であり
攻様の身体を乗っ取る事に活路を見出している
総裁を止められなければ世界大戦にもなりかねません。
インターポール捜査官は富を惜しげなく使い
インターポール本部でアムリタの悪事を告発する事で
アムリタの裏の顔を全世界に知らしめようとしますが
インターポール内にもアムリタの協力者がいて!?
受様達はアムリタ総裁の描く悪夢を止められるのか!?
既刊「悪の飼い犬」「悪の愛犬」続編にして完結巻
アムリタ壊滅を目指す受様と受様の犬を自称する攻様の
バトルアクションファンタジーです♪
前巻が出た時にもう少し続くのかなと思っていたので
本作で完結でちょっと残念ではあるものの
これでが最終決着と一気に読まさせて頂きました (^-^)/
受様達が日本を出て世界規模の追撃戦になった事で
アムリタの総帥の姿と目的が明らかになり
ドイツの大富豪である捜査官の協力によって
受様達は総裁に確実に近づくいきますが
ナノマシンによって電脳世界で生きる総裁は
受様達を己の自由になる世界に連れ込むことで
己の野望を阻む者達を滅しようとし
バトル戦はかなり激戦になります。
そんな中でも受様至上主義の攻様の言動はブレませんが
今までにない言動をとる様になり
受様とちょっとすれ違いになるという展開もあり
様々な意味でハラハラとドキドキが続く
怒涛の展開で息切れしそうでしたが
細々と張られた伏線が丁寧に回収されていき
宮緒先生らしいワンコと飼い主の未来と
悪の総裁にも反省と赦しを与える圧巻の幕引きで
大変楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ
待望の悪の愛犬続編、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
ラブラブ 4
戦闘 4
近未来 3
エロ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、烈さん×日秋さんのカプです。
今作は「悪の飼い犬」シリーズ第三巻にして最終巻となります。
元マスターの日秋さんと元スレイブの烈さん。共に支え合い、お互いの存在が唯一無二の恋人同士となった2人。そして仲間達と共に、アムリタ壊滅の為、宿敵であるアウグスティンとの決戦が近付いているが…。
相変わらずの恋人ではあるけど、それと同じくらいご主人様とイヌの関係性が濃厚で濃密で、他の人達なんか入る隙が無い烈さんと日秋さんのラブラブで甘々です。
しかし今作は、そんな2人の間で思わぬ擦れ違いがあり、あの2人にして1ヶ月もの間、身体を重ねることもキスすらもしていないので、基本的には終始ラブラブではあるけど、少しだけもどかしい距離感もあります。
様々な戦闘シーンや敵の思惑などのハラハラドキドキは勿論、烈さんと日秋さんの凄艶なイチャラブ、唯一無二の主従関係、2人の可愛かったり物騒だったり、意外な一面も垣間見えてニヤニヤしたりキュンキュンしたり、近未来サイバーBLシリーズとして集大成となっているので、是非とも読んでほしいです。
トンっっっでもないモンスター作品ですよ、これは。
緻密に練られた伏線に次ぐ伏線、蜘蛛の巣のように張り巡らされたストーリートラップ、AIとサイバー世界を舞台にした壮大なスケール感、謎謎謎だらけのミステリーの洪水……マジで見どころしかない。上質なSFファンタジーかつミステリーかつサスペンスを味わい尽くした今、興奮状態の読後感にうっとりと酔いしれております。
この巻でもって完結ということもあり、初っ端からボルテージはハイパーMAX!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ドンパチあり、肉弾戦あり、心理戦ありの大混戦状態にハラハラもドキドキもしますが、そうした目まぐるしく動くストーリー展開でありながらもストーリーがとっ散らかっていないのが宮緒先生のすごいところですね。
ラスボスとの最終決戦となるであろう今巻は、総回収のターン。詰めた内容になるのは避けられません。
総決戦の核心部へとダイブしているのにも関わらず、段取りがクリアで分かりやすく、期待通りの……いや、期待以上のエンディングまでの盛り上がりにはスタンディングオーベーションでした!
事件ターンもものすごい見応えでしたが、日秋のイヌである烈の苛烈な執着愛は最大の注目ポイントでしょう。
烈のこれでもかという愛の大きさには笑ってしまうしかありませんが、強靭な肉体と荒ぶるファイトプレーとは別に、時おり見せる弱い部分はそのギャップも相まってか、可愛いのひとこと。他の人物には塩でも、日秋だけには喜怒哀楽が顕著で色んな顔を見せてくれる烈の感情は胸アツです。
烈の人間臭さだったり、愛情深さだったりと、烈の魅力ってまだまだこんなにも余白があったのだなと驚かされるばかりで、それに引っ張られるように日秋の新たな魅力が開花していくのも見逃せませんでした^ ^
そんな2人が織りなすベッドプレイは、恋人同士の側面と、飼い主とイヌの側面とのダブルスタンダードで楽しめる贅沢エンタメの最高峰!なんっちゅーか……もう、もう……エロさが暴発してまして、さすがクライマックス、見せつけてくれますね。
宮緒先生あるあるのクセ強ねっちょりエロスが全面主張してる感じじゃなく、愛情に愛情を重ね合いながら深部で繋がりあっていく唯一無二な2人の絆の強さをたっぷりと堪能。2人の2人による2人のための、濃密で芳醇な時間は感動の最大領域でした。
アウグスティンとの決着が何よりも最優先なこともあってか、ストーリー重視なぶん、エロスのボリュームは控えめな印象かな。量より質、体位より粘度勝負なところの見せ場をぜひお楽しみ下さい。
全てが解決への道へと続き、ホッとしつつも寂しさが込み上げるのはこの作品が素晴らしい余韻を残してエンディングを迎えたからに他なりません。
ぶっちゃけ、映像化されてもおかしくないストーリーだと思いましたし、BLという枠に収めているのが勿体無い作品だとも思いました。烈との恋愛の側面だけではなく、父との家族愛をも強く感じる温かい物語に、たくさんの感情が揺さぶられた傑作です。
BL好きの方はもちろん、SF好きな方、ミステリー好きな方、色んな人の目に触れて欲しい作品でした。
宮緒先生の作品の中でも、一、二を争うぐらいに好き!!と言える
SFサイバーミステリーシリーズ、ついに完結です。
シリーズは『悪の飼い犬』→『悪の愛犬』、
そしてこちらの『最後の愛犬』という順番。
『悪の愛犬』刊行から2年経ち、ついにフィナーレ…!
息つく暇もない痺れる展開に、心震えました。。
(※以下、ネタバレありのレビューとなります。
未読の方、ご注意ください)
ナノマシンで人体改造され、圧倒的強さを持つ烈(れつ・攻)。
そんな烈の体を執拗に狙うのは、石化症によって動けなくなっている
宿敵・アウグスティン。
アウグスティンとの決戦を前にして、
インターポール(国際刑事警察機構)の刑事・バルタザール邸にて
烈と日秋(はるあき・受)は束の間の平穏な暮らしを送ります。
しかし、アウグスティンを殺すのではなく
捕えて全てを聞き出そうという日秋と、
絶対に殺さねばならない、と頑なな態度をとる烈との間に
初めてとも言える綻びが生じー
と続きます。
”ミステリー”部分には前作で一度決着がついていましたが、
こちらの最終巻、そんな前作で死んだはずの”あの人”もちらりと登場し、
予想もつかない展開を!
日秋が父の膝の上で、見る者を石化させる”メドゥサ”の絵本を
読み聞かせしてもらうー
という、印象的なシーンから始まるこちら。
このシーン、ただ亡き父を懐かしむだけでなく、
ちゃんと後半の内容、今回の戦いのキーとなる部分に繋がっていて、
なるほど…!と膝を打ちました。
構成が本当にただただ素晴らしく、ため息が出てしまう。。
今作のメインは、宿敵・アウグスティンとの対決。
サイバー空間で繰り広げられる激しい戦闘に、
アドレナリンが放出されまくり。
脳内で映画のようにめまぐるしい映像展開が繰り広げられ、
文字を追いながら手に汗握りました。
特に戦闘終盤のシーン!
水槽が割れ、内部にいた3匹のキメラサメが飛び出してきて、
日秋(はるあき・受)がー
その後の烈(れつ・攻)の慟哭、
アウグスティンによる烈の体の”乗っ取り”。
ハラハラドキドキが止まらず、心臓がもたないー…!!!
そして、ここからの日秋の踏ん張り、巻き返しに
興奮は最高潮に…!
忠実執着ワンコ・烈に今まで常に”守られる”側だった日秋。
そんな彼が奮起し、アウグスティンの肉体に閉じ込められた
烈を救おうと”メドゥサ”と対決するシーンに、鳥肌が立ちました。
烈の腕の中では甘く蕩ける日秋ですが、
なりふり構わず烈を救いに行く姿、カッコよすぎ。男前すぎ!!
怒りに燃えた彼の口から飛び出す
酷い言葉遣いのセリフには、烈と一緒にビックリしたけれど笑
(烈が思わず敬語で反応してるのに吹き出しましたw)
そして、訪れた闘いの終わり。
ずっと何か不安を抱えていたように見えた烈の本心が明かされ、
烈×日秋、二人が互いに相手を想うその気持ちの強さに
胸が熱くなります。
二人の間に溝が生まれてしまったことにより、
やたらと盛るイヌ・烈と一ヶ月以上も(!!!)体を重ねることのなかった日秋。
全てに決着がついた後、即座に烈によってバルタザールの屋敷に
移動させられ、そこから始まる濃厚・濃密な二人の時間に
「ふあぁー...」と思わず声が出ました。
で!
終盤、”それから3年後”の姿が描かれるのですが。
アウグスティンとユリアン!! まさか、そんなことになってたなんて!
名前を見ても気付かなかったー..
ネタバレになってしまうため細かいことは伏せますが、
実際に自分も見に行ってみたいな、その二人。とニヤニヤ止まらずです( ̄∀ ̄)
石化症治療薬の開発を巡る攻防、
”パパ”の見事な復讐劇にもニヤリと口の端が上がってしまう。
ハードボイルドSFミステリー、これにて完結。
大満足でお腹いっぱい、胸いっぱい、
大団円に心からの拍手を送りたいー
そんなふうに思える、最高のフィナーレでした・:*+.
…あ。『悪の飼い犬』『悪の愛犬』とコミコミさんの
アクリルコースター付きを購入しているのですが、
上記2冊では”犬型”だったアクコが、こちらの完結巻では犬型ではなく..
(普通の四角い形)
わんこ型が珍しくてとても好きだったので、
実はちょっと残念に思っていたのですが。。
(でもとても綺麗です!!)
”主人とイヌ”ではなく、対等な恋人同士となった二人を
イメージして、のことなのかな?
…と、深読みしすぎかもしれませんが、そんなことを思ったりしました。
烈が執着ワンコ攻めなのは、最後まで変わらずなんですけどね(U・ᴥ・)❤︎
シリーズ完結、おめでとうございます✨
まだまだ烈×日秋コンビを見ていたい者としては、
寂しさを感じてしまいますが...
(個人的にバルタザール推しなので、今作、彼の活躍に
大興奮でした◎無意識に敵を煽っちゃう言動…好き!!)
その後の二人のイチャつきやお仕事での活躍など、
番外編などでもし拝見できたら、とても嬉しい!☺︎
淡く期待しながら、待ってます…!