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gokudousan ha tsukushitagarina papa de aisaika
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
なんとシリーズ第19弾、10年目に突入したとのこと!
ただただ、すごい。おめでとうございます✨
今回は主役二人の後輩・伊勢崎×舞桜カプの愛ゆえのすれ違いと、
それに巻き込まれる賢吾×佐知…などなどのカプ(カップル勢揃い)の
様子が描かれるドタバタコメディ。
今回珍しく、佐知・賢吾、視点が交互に描かれていて新鮮でした。
賢吾視点のお話、すごく良かった。。
佐知みたいに意地を張ったりせず、自分の気持ちに正直に生きる男・賢吾、
分かりやすくてすごく好き。笑
ただ。なんというか、こう…
ほのぼの楽しく、癒されるハートフルな物語なんですが、
正直なところ、毎回お決まりのパターンには
ちょっと食傷気味に感じられる部分もあって。。評価に迷いました;
佐知が全方位に無自覚にモテすぎるところなど、
”お約束”の内容は安心感もあり、ふふふと微笑ましく思えたりもするのですが。
ホストクラブで微笑むだけで、他のお客さんをメロメロに…
っていうのも、なんだかなあ。
もうさすがにそこまで、佐知の魔性エピソードがなくても
いいかなあ、、と。
特に今回、一番「うーん…」となってしまったのが、
物語終盤のある場面です。
伊勢崎×舞桜のすれ違い解決のため、佐知たち4人が賢吾ら4人を
呼び出して”戦い”を挑むー
というシーン。
呼び出した4人は真剣にやってるんだろうけど、
ちょっと自分にはファンタジー過ぎて、、
伊勢崎×舞桜のすれ違い、その根本にあるものがシリアスで
恋愛の難しさの真髄に触れるものでもあるだけに、
コミカル全振りの解決方法に、乗り切れない部分がありました;
大好きだから、愛してるから、何をおいても相手を守りたいー
(たとえ隠し事をすることになったとしても)
という攻めメンバー。
それに対し、
守られるだけじゃなく、自分も守りたい。対等でありたい。
好きだから、一緒に悩んで考えたい。
隠し事をされるなんて、子供扱いのように感じて傷つくー
という舞桜たち受けメンバーの意見。
どちらの主張も納得できる部分があり、
平行線の意見がどう落としどころを見つけるのか、楽しみだった…がゆえの、
コミカル路線に「あれ?」という感じだったのかなあと思います。
と、佐知の行動にはいまいち共感・ハマりきれなかったのですが、
舞桜に会いに行った賢吾の語る言葉はストレートで、
じん…と胸打たれました。
子供扱いとか、対等に扱ってないとか、そういうことじゃない。
ただただ、好きなのだ…ということ。
直球すぎる言葉が、トスッと刺さる。
そして、”好き”という気持ちも、関係性の変化と共に成長する”と語った
佐知の言葉。
この言葉、深いなあ…と読みながら色々考えてしまいました。
最初は”ただそばにいたい”としか思っていなかった気持ちが、
”役に立ちたい”、”助けたい”、”守りたい”…
そうやってもっともっと、深く大きくなっていく。
今思い返しながら書いていても、
やっぱり深いなあ。。としみじみ感じます。
ということで、
ああ素敵だなあ、と思える点と、ちょっと…?と思える点とが
混在していたこの19巻。(うるさいこと言ってすみません;)
でもでもやっぱり、賢吾×佐知カプ、そして可愛い史のファミリー
大好きです。
収まるどころか加速するばかりの賢吾の溺愛と執着が、たまらないから( ̄∀ ̄)
史が成人し、二人がグレーヘアになるまで、そしてそれ以降も
ずっとこのファミリーを追っかけ、見守っていきたいです☺︎