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3人はどのように未来に向かっていくのか? 青春△(トライアングル)、完結の第2巻!
Seisyun triangle
今巻で完結でした。
前巻で、リヴァァ!! と歓喜したまりあげは。
今巻では、そのリバ要素も吹っ飛ぶシリアス展開でした。
そして、タイトルでも触れましたが、トライアングルの意味が、BL的要素のさんぴーや三角関係ではなかったのだと、察しまして、、、
というのも今回、
メインキャラであるユーピンとコウ、エキシンプラス妹のトウちゃんの、それぞれの生い立ちがピックアップされました。
どの3人も親の愛に飢え、ギリギリのところを生きてきましたが、どちらも他のふたりに救われ、愛をもらい、家族のような関係性で成り立っていることが判明しました。
つまり、タイトルのトライアングルとは、この三人のなんとも言い難い家族愛も含めた、絶妙なバランスの関係も含めてのことなのかなあと。
相変わらず、エキシンとコウは恋人同士でリバってるようでしたが、三人の支え、支えられの壮絶な関係性に震えた、なかなか日本のBLでは最近読めないほの暗さを秘めたお話だったなあと、いう感想でした。
甘さやBがLする要素は少ないですが、個人的にはこれはこれでアオハルの痛々しい友情と愛情(色々な要素を含む!)のお話が読めて、良かったなあと思いました。
これからの三人+トウちゃんが末永く幸せでありますように!!
リバだと聞いて読みはじめまして…
うんリバの2人はめちゃビジュアルいいです。
成績優秀イケメン×ヤンキー。そのリバありとは
え、好きすぎる。けど期待とは
ちがった感じのお話でしたね。
けどそれはそれでよかったです。
ピッコマで1巻はまるまる読めます。
面白くて一気に読みましたが
なんとかはぴえんに着地してジャンルとしては
救済物語でしょうか。
海外の作家さんの新レーベル?で
BLっていうにはラブはだいぶ物足りない?けど
ストーリーは面白くて登場人物みんな三者とも
家族にトラウマがあり
家族のお話だったなあという感想です。
だいぶ重いバックグラウンドの3人が
集まって青春というには
全然キラキラしてないので
大学生になってこれから
愛なり人並みの楽しい事をして
幸せになっていこうって
前向きなラストは良かったです。
けど美しい2人には
もっとラブラブして欲しかったです。
1巻で散りばめられた一筋縄ではいかないような様々な三者三様が抱える闇のような部分に惹き付けられました
この3人の三角形が行き着く先を見届けたくて続刊の発売を楽しみにしていました
その割に評価は少し抑えめなのですが、こちらは理由がありまして、、、
簡単に言うと「1巻を読んでの2巻として」の評価で少し抑えめになっています
但し、「完結巻」として評価したい部分も多々あって、、、
そんな所を総合しての真ん中評価となっています
ーー軽く登場人物のおさらいですーー
学校内でみんなの目を引く話題の3人組
コウ|ヤンキー的なポジション、エキシンと付き合っている、1人暮らし
エキシン|優等生ポジション、コウの事がずっと好き、妹と2人暮らし
ユーピン|コウとエキシンと一緒に居る事が多いが女子には”可愛い”と言われるタイプだが本人は女子が少し苦手、2人が付き合っている事に気付いてしまう、金持ちだが両親は不在で家政婦に世話をしてもらう
トウ|エキシンの妹、エキシンへの依存度が高い
サイ|転校生、エキシンに興味を示す
この5人の他には顔と名前が分かるキャラはユーピンの家の家政婦さんぐらいです
1巻ではこの5人の登場でどちらかと言うと「恋と友情」に焦点があっているように見えました
3人セットでいる事が多く、それが普通に見えていたけど実はその中で芽生えた恋があって、3人の内の1人が知らない事でバランスが崩れるのか?というドキハラな展開、そこに兄妹の怪しげな空気感や第三者的な存在の登場で崩れる均衡の取れた三角関係のバランスの崩れなどへのドキハラ展開に「どうなるの⁉」と、続刊を楽しみにしていました
そして迎えた最終巻となる2巻を読みました
ーーー読んだ感想としては、、、
1巻で感じた高揚感や2巻への期待値としては結構読み違いがあったんだな…という感想を抱きました
「恋と友情」というよりも「家族とトラウマ」がこの作品に登場するキャラ達にはあり、そこを乗り越えていく姿を描いたシリアスなヒューマンドラマが描かれていたように思います
1巻を読んだ時に感じた「闇」の部分が思っていた以上のダークさで、少し私には重かったです
誰がどんな問題を抱えていたか?までを書いてしまうと書き過ぎだと思うので羅列という形で下記に「問題の部分だけ」を書きます
書く理由としては、読者さんの中には苦手意識を持つ内容や苦手以上の地雷に思う人も居そうな内容かな?と思うかなりヘビーな事が多いので事前に知っていた方が良さそうな気がしたからです
逆にネタバレに近い所もあるので情報は少なめで読みたい人は▶まで飛ばして下さい
⚠2巻で描かれたり明かされる問題・闇な部分⚠
親の育児放棄、友達と馴染めない(カモにされる)事からの孤独、貧困によるヤングケアラー、いじめ、暴力衝動、DV、強姦描写(具体的には描かれません、被害者は女性)、毒親ナド…
▶
3人それぞれが抱えている、抱えて来た事情を話せる相手を見つけ「今」を乗り越えて「未来」へ進むお話しです
その中に恋のお話しも組み込まれている所に”BL要素がある”作品という印象
描き下ろしでは男女の恋愛も描かれてましたしね
評価としては正直悩みます
扱っているテーマがテーマなのでキャッキャウフフな萌え要素は少ないです
萌え要素が少ないからと言ってダメな訳では決してないですし、どんな環境であっても未来を感じられる強さを得ていく姿は素敵だと思います
でも、少し構成に過激さ・過酷さが目立ち過ぎるような気がしてしまう事で現実感が薄れてしまった所が私にはありました
全員が全員こんなに辛い環境にあるなんて、、、と気持ちが落ちてしまう気分が続いた所は予想外な読書感でもありました
転校生(じゃなくなった?)サイの存在は何だったんだろう?という点もイマイチ分からなかったですが、ある意味しがらみのない存在として等身大の学生としてのポジションだったのでしょうか???
…こんな具合に少し正解が分からないような演出も多かったな、という所もやや「今読みたかった」と言うか…1巻から待って読んだ「2巻として読みたかった」内容としては求めていた方向性が違ったな、という読後感です
なのでレビュー冒頭に書いた通り、あの1巻を受けての続刊としては評価し難かった…という結果に、、、
でも!完結巻として過酷な過去と今を抱えながらも未来を共に歩いて行きたい!と思える存在と巡り合えた事、縁の薄いと思っていた「家族」と言う存在に自分達なりの答えを見出し、「未来」を感じさせてくれた事はとても良い終わりだったと思います
あと、エキシンと妹のエピソードであったエキシンの長髪の理由にはグッと来ました…。゚(゚´Д`゚)゚。
色んな意味で「家族を考える」という作品としては良作なんだと思う2冊でした
修正|性器自体の描写ナシ、結合部は発光白抜き修正