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endroll ha 100 nenn go

面白すぎて一気に読み上げてしまった!
こんなイケメン攻めに優しくされたら、そりゃコロッといってまうってなシーンが盛りだくさん。穏やかで優しげな雰囲気から放たれる人たらしな攻めのキャラ像……完全に狙いにきてます(笑)
怜久のハートも読者の心もギュッと鷲掴みな蔵乃介のイケメンっぷりがハンパない。何ていうんですかね、すぐ側にいそうな身近な男前っていうのかな?…金持ちで、優秀で、美形で、みたいな派手なイケメンじゃなくて、疲れた身体が求めてる癒し系のイケメン感がとてもクる。気遣いができて、みんなに好かれていて、そっと気持ちに寄り添ってくれる攻めのキャラクターがド最高です。
日常現実ものの作品のフィールドにあっては、もはや蔵乃介みたいな攻め像こそが最強なのではと思うくらい、彼の言動の端々にキャーッなってドキドキして、キュンの分泌が追いつかずに大変でした\(//∇//)\
割と早い段階で怜久が蔵乃介に好意を持つのですが、これはもう仕方ないといった案件です。好きになるのが早すぎるとかも全然思わなかったです。ましてや、不慣れな田舎町暮らしでこんな素敵な人と出会って懇意にしていたら、男女問わずみんな好きになってまうやろって感じしかしません(笑)
友だちの距離感じゃないでしょこんなん…とツッコミながらも、でもこのベタな甘さや溢れ出る好意にニヘニヘとなってしまう自分の読書中の顔のだらしなさと言ったらなかったです。
田舎町に引っ越してきた都会育ちのスランプ脚本家の生活が、便利屋イケメンとの出会いで私生活に潤いが…ついでに仕事もいい感じに…という分かりやすいストーリーを辿るのも王道みがあって安定安心安穏なトリプルAな作品でした。ヤキモチやすれ違いは多少ありますが、それも愛情確認を盛り上げるためのスパイスなので、それも含めて2人のラブ感を楽しんで貰えればなと思います。
何となく真面目で実直な作品っぽい印象があったけど、意外とギャグっ気もあって月村奎先生の文章センスの良さを感じた逸品でした。怜久の脳内ツッコミは茶目っ気があり、ところどころクスッとなってしまう笑いのエッセンスが心地よかったです^ ^
田舎町のスローライフな生活を基盤に展開していくBLは、温かくまた爽やかで、読んでるだけで肩の力が抜けていくようなリラックス効果を味わうことができた素敵な物語でした。
月村先生の新刊✨
イラストはミギノヤギ先生!
田舎が舞台ということで、スローライフのなかで育まれる温かな愛...を想像していたんですが、かなり想像とは違いました。
何より面白いのが地の文です。
主人公・怜久は都会育ちで、口には出さないものの心の中では田舎に対する文句をあれこれ言っていて、それが文章にコミカルなリズムを生み出しています。
田舎に対するあれこれ以外にも、終盤までずっと、真面目なのか ふざけているのか 絶妙なラインで繰り広げられる主人公の心の中劇場が見どころだと思います笑
蔵乃介もまた面白く、ある場面で急にクサい台詞が飛び出したりして笑いました。
"完璧"ではない人間らしさが物語に深みをもたらしています。
月村先生の作品は現時点で全て拝読しているわけではないのですが、どちらかというとコミカル要素は少なめのストーリーを書かれる印象があったので、こういったコメディ成分多めのお話はかなり新鮮でした。
新しい月村先生を知ることができました。
月村先生×ミギノヤギ先生がタッグを組まれた新刊!
予約して、発売を楽しみに楽しみに待っていました☺︎
(以下、長いです;)
麦わら帽子の受け君(お腹チラ見え!)とそんな彼を愛おしそうに見つめる
メガネ攻めの表紙も素敵なんですが、個人的には口絵イラストにとてもとても、
萌えた〜…!!
カフェの店内に座る怜久(れく・受)の頬に手を寄せ、
反対の手にコーヒーを持った蔵乃介(攻)が屈んでキスをしている絵柄です。
攻めの顎の線とか、表情は見えないけれど
その前髪の隙間から覗くメガネのつるとか。萌えるなあ..
と、表紙と口絵だけでもいくらでも萌えられます。。//
今作の攻めは”あまあま(+敬語)系”。
月村先生の書かれる「…自分、不器用ですから」的な寡黙ツンデレ系攻めが
特に大好きな自分としては(『ツァイガルニクの恋の沼』のような...)、
その真逆をゆくような、甘々な言葉を次から次へと繰り出す攻め・蔵乃介は
正直ハートにストレートに刺さる!…というタイプではなく;
ただ!
さすが月村先生だなあ…と思わず唸ってしまうような、恋の描写。
慣れない恋(というか、ほぼ初めてとも言える恋愛感情)に
振り回され、じたばたあがき、恋の苦味も甘味も味わっていく受けの姿。
もーーー、やられました!
一喜一憂する怜久の姿に感情移入しまくり、共感しきり。
特に雑誌掲載分の前半部分、ときめく描写が多すぎて。
(書き下ろし分は、個人的にちょっと苦手な”女子”の出てくるお話でした;
ここは、好みの分かれるところかもしれません。でもあまあまです(*´∀`*))
本作の主人公は、スランプ真っ只中のドラマ脚本家・怜久(れく)。
いつのまにか相続することになっていた田舎の家に逃げて来て、
ゆっくりのんびり休めば良いアイデアも浮かんでくるか…と
思っていたのですが...
引越し早々、庭に動物の死骸を見つけて悲鳴を上げ、
切羽詰まって便利屋(蔵乃介)を呼びなんとかしてもらう。
そこでほっと一安心…かと思いきや、
家を突然訪ねて来た老人に気付けば町内会に入会させられ、
朝5時半からの境内清掃活動にも参加する羽目になり…
と、都会っ子(アラサーですが)の怜久にはびっくり仰天の出来事の連続。
知り合った蔵乃介にその後も色々助けられ、
取材と称して便利屋の仕事に同行し交流を深める中で、
彼に惹かれる気持ちが止まらなくなっていきー
と続く、便利屋×スランプ中のドラマ脚本家のラブストーリーです。
もーーー、臆病でウブウブな怜久の言動や、その独白が可愛くて(*´艸`)
読みながらニヤニヤしてしまう〜〜
特に印象的だったのが、序盤のシーンでした。
境内清掃中、熱中症で倒れかけた怜久。
介抱してくれた蔵乃介にお礼を言ったところ
”友達を心配するのは当たり前”と返され、その”友達”という言葉に反応し
「嬉しいです、ともだち、とても」
と、カタコト日本語(笑)で答えてしまうー
コミュ障気味ながらも、ちゃんとした社会人である怜久なのに、
恋する様子はさながら”アオハル”。きゅんきゅんだーー...
もう一つ萌えの山場だったのが、”ご飯粒”のシーンです。
怜久の鼻についたカレーのご飯粒を、蔵乃介が手で拭い取ってくれるシーン。
動揺してしまった怜久の
”こんなの絶対、蔵乃介の方にもなんらかのなんらかがなんらかに違いない”
って独白、思わず「ふはっ!」と声を出して笑っちゃってました。
そして一方の攻め、蔵乃介。
明るく頼もしい”便利屋さん”なんだなと思っていたら、
その影に実は辛い過去、事情を抱えていて...
生き方に悩み、迷い、苦しんだ彼だからこそ、
スランプに悩み自己肯定感低めな怜久の気持ちを理解し、
思い遣り、寄り添うことができたんだろうなあ..
彼がナチュラルに繰り出す甘い甘い言葉、
その仕草なんかも、くすぐったくて、甘酸っぱくてきゅん..でした。
まさに天然人たらし!
「僕のタイプは…怜久さんです」なんて
(↑すみません正確なセリフではなくちょっとうろ覚え;)、
怜久の耳元で囁いちゃうところ、どんなドラマよりもドラマチックだよー…!
と、そんな二人の恋模様も素敵だったのですが、
怜久のお仕事面の描写もまた、グッとくるものがありました。
スランプに陥った怜久が田舎町での半年の生活から着想を得、
それがドラマに…は繋がらないものの、
思わぬところから転がり込んできた、新たなチャンス。
そこで迷った末に、手を伸ばさない(伸ばせない)ー
というのが、蔵乃介と出会う前の怜久だったかなと思うのですが。
恋の力が、新たな道へと踏み出す勇気にも繋がり、
思いもしなかった景色が開かれていく。
そんな怜久の”挑戦”に、読んでいる自分も
勇気とやる気を分けてもらえたような気がしました☺︎
(通話先にしか出てこなかった脇キャラ・担当マネージャーの
下関さんが、めちゃめちゃ良い味を加えてくれていて好きでした〜!)
攻めがちょっと自分のどストライク!タイプからは外れてるな。。というのと、
描き下ろし内容には雑誌掲載分ほどハマりきれなかった…
ということもあり、「萌2」か「神」か迷ったのですが。
攻めが自分のタイプではないはずなのに、怜久と一緒に
いつの間にかドキドキしていたり。
”途中で道を変えたっていい”、 ”寄り道したっていい”、
”逃げた先に、何か特別なことが待っているかも...?”と
キラキラした気持ち、前向きな気持ちや元気ももらえて。
うーんこれは、もう、「神」だな、と!
(しつこいですが、ミギノヤギ先生の表紙も口絵も、挿絵が全て素敵です✨)
甘くて優しいお話が読みたい時、
明日を頑張るちょっとした力が欲しい時、一歩踏み出したい時...
いろんなシーンで読み返したくなる、そんな作品でした(*´˘`*)
あ、そしてタイトルの”エンドロールは100年後”の謎。
本編を読み、なるほどと納得、秀逸なタイトルでした・:*+.
脚本家の怜久がスランプ脱却のために田舎に引っ越してきて、出会ったのは便利屋の蔵之介。
やっぱり月村先生の日常BLが大好きだなと再確認しました。
優しくて明るくエネルギッシュな蔵之介に惹かれていく怜久。
でも蔵之介は過去の出来事からそうではないと思っていたり。両思いになってからのお互いの嫉妬もお互い誤解が解けるまでのやり取りも良かったし、怜久が前向きに仕事に取り組めるようになれていい方向に進んでいくラストで良かったです。
今回は便利屋兼カフェ店主とドラマ脚本家のお話です。
スランプをきっかけに転居した受様が
便利屋の攻様の恋人になるまでと後日談続編を収録。
3才で父を亡くした受様は働く母の不在の寂しさを
テレビドラマの再放送で癒した事から
ドラマの脚本に興味を持つようになります。
受様はコミュ障気味で人付き合いも得意ではなく
頭も運動神経もいいとは言えず
特技がないからこそ大学くらい行きなさいという
母の言葉で私大の芸術学部で脚本を学びます。
教授の勧めで卒業制作のシナリオを応募した
テレビ局のシナリオコンテストで入賞し
受賞作がドラマ化されてデビューしますが
好きなものを詰め込んで書いた入賞作と違い
仕事として請け負う脚本は受注先の意向に合わせて
打ち合わせたり、リテイクに作対応する事は
コミュ障な受様にはなかなかに難儀な仕事でした。
良くしてくれる担当マネージャーに恩返しがしたいと
頑張れば頑張るほど空回りしてわからなくなり
彼女に見放される前に休業宣言して
祖父母の残した田舎の家で心機一転を誓いますが
都内から高速で2時間弱の田舎町の一軒家は
春先の除草したはずなのに腰の高さまで草が育ち
草むしりが最初の仕事となます。
マウスしか持たない腕はすぐに悲鳴をあげて
蛇口から水が出ないと元栓を求めて裏手に出た受様は
むっとした匂いを放つ茶色っぽい毛皮を発見し
声にならない悲鳴を上げる事になります。
役場では敷地内のものは回収不可と言われれ
除草の清掃業者にも断られ、ポストに入っていた
便利屋のチラシに一縷の望みを託した受様でしたが・・・
雑誌掲載のタイトル作に書き下ろし短編をつけた文庫化で
スランプ中で書けなくなった受様と便利屋の攻様の
スローライフ風味で綴るラブコメディになります♪
田舎というか地方あるあるみたいな
都会住まいの人がイメージする田舎と
実際の田舎の良さと悪さが受様という目を通して
描かれている感じで楽しく読ませて頂きました。
好きなことを仕事にできるという事は
たいへん良いように見えますが
個人の力量によってのみ評価されるお仕事は
できなければ努力も水泡と化すわけで
なかなか難儀なことだと思います。
受様は都会ではした事の無い近所付き合いに戸惑い
便利屋として知り合った攻様を唯一の道しるべとして
少しづつ田舎暮らしに慣れていきます。
攻様もなかなかユニークな人だと思ったのですが
受様の告白で攻様が語った過去は思いがけないもので
受様の告白からもうひと捻りあってハラハラ&ドキドキ
意味深なタイトルのオチも大満足な幕引きでした (^-^)
ミギノヤギ先生のイラストも大変素敵でした♡
月村先生の受けさんって自己肯定感低めでぐるぐるしちゃう子が多くてそれがまた愛すべきキャラクターというか好きにならずにはいられない感じなんですよねえ。怜久もそんな感じ。蔵乃介さんとの関係もなんだか可愛らしい進展の仕方で読んでてニコニコしてしまった。後半も思わぬライバル登場?!にモヤモヤする人達。お互い嫉妬しちゃってかわいいこと…☺️でも蔵之介さんはあんまり心の中が見えないからね。だからこそふたりの️は蔵之介さんの心の中を見たような感じで良かったですね。ずっとラブラブしていて!
月村奎先生のちょっとコメディちっく?な方のお話。ほのぼのしてて、受がぐるぐる悩みながらもちょっと面白い方向にネガティブな感じの子のお話で楽しく読めました。
舞台は亡き祖母(親しくない)の古民家。それまで都会暮らししていた受の怜久にはタヌキやらヤモリやら虫やら試練の連続。何でも屋さんのチラシを見つけて依頼して来てくれたのが蔵之介。依頼をきっかけに親しくなっていく2人のお話。
怜久はがけっぷちのシナリオライター。ネガティブだけど心優しい怜久と、おおらかな蔵之介の絶妙な会話がテンポよくて楽しい。コメディ寄りな月村奎先生が好きな方にオススメです。
田舎での運命の出会い
脚本家の怜久(受け)は、超絶スランプに陥り、気分転換を口実にして少し前に相続した田舎の民家に逃げてきました。
が、都会育ちの怜久には処理不可能な事態の連続に四苦八苦する日々。
それをフォローしてくれるのが、近所の何でも屋さん藏乃介(攻め)でした。
スランプからは全く脱出できず足掻く怜久に藏乃介が便利屋でバイトをしないかと誘ってくれるのです。
取材と称してできる仕事を一緒にしていくうちどんどん藏乃介にら惹かれて行ってしまうのです。
雑誌掲載の表題作と書き下ろしの続編の2篇編成で、どちらも怜久視点の話になります。
前編は2人がくっつくまで、続編で怜久の仕事の進展と2人の初めての試練について
田舎暮らしあるあるが散見する中で仲が進展する様を楽しく読ませていただきました。
近所に人が勝手に入ってくるとか。
慣れてると全くなんとも思わないんで、ちょっと前に芸能人がそれで不祥事になってましたが、あの時は都会ではそーだよなーと、妙に納得したことを覚えています。
後編では仕事の光明が見えたと思って楽しい話と思ったら当て馬もどきに振り回される話でした。
私としてはそれよりは怜久の仕事関係のその後の話もう少し読みたかったと残念に思いました。
全篇にわたっていろんな感情が芽生えるたびに怜久がそれを興味深く咀嚼してるのが脚本家(作家)としての才能なのかなと面白かったです。
前編の最後にタイトル回収があって、不思議なタイトルだと思って読み始めたので妙に納得しました。
楽しいお話ありがとうございました。
この作品の受けは脚本家なんだけどスランプ中で自己肯定感もダダ下がりで、月村作品でお馴染みのグルグル受けではあるけれど、それは自己肯定感が低いからというよりも、脚本家として想像力が豊かだからついあれこれ想像しちゃってといった印象を抱きました。
怜久の1人ツッコミも多く、文章も従来よりポップ?というか軽めというか、深刻ではない。
めっちゃ萌えるー!とか、このセリフ刺さる〜!とか、攻め好きぃ!!とか、そういうテンションがあがるところはなく、ほんわか優しい穏やかなお話なので、夏の暑さに疲れたときに読むといいのではないのでしょうか。
リアルな夏は暑くて汗ダラダラでうんざりするけれど、でも涼しい部屋で「夏の描写」を読むと、夏っていいもんだなーと思ってしまうというか。
それと「りっくんタイム」はずるいですね。
おまけして萌萌で。
出会いから恋に落ちるまでの日々にはこれと言って大きなドラマはないんですが、
何気ないところから恋が生まれる"普通さ"にものすごくキュンとしてしまいました。
いつどこで恋が始めるかなんて誰にもわからない、そんな新鮮なドキドキ感がめちゃくちゃ良かった…!
蔵之介は最初からずーっといい人で嫌なところがひとつも見えてこないのが逆に心配になるレベルだったけれど、
でも苦しい経験をしたことが今の穏やかな人柄に表れているのだと知ると彼がさらに輝いて見えて
過去を乗り越えて生きている姿がさらに素敵に映ります。
ちょっぴり後ろ向きな性格の怜久のことを認めてあげながら、そっと背中に手を添えるように見守る。そんな蔵之介のあたたかさがものすごく沁みて、いい出会いをしたなぁとほっこり。
嫉妬したりすれ違ったりもしてしまうけれど、それもお互いに相手を『好き』だからこそのものなので
微笑ましい気持ちで見守ることが出来ました。
月村先生の作品はハラハラしたり苦しい展開になるものがあまりないイメージなので
BLとしての萌えと癒しを求めて読んでいる部分があるのですが
今作もその期待を裏切らないほんわかした大人の恋にすっかり心が潤って、
疲れ気味の頭と身体に優しいお話でした…!