「ぼくを埋めて」

「boku wo umete」

「ぼくを埋めて」
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
オキヒトツ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
クロスフォリオ出版(旧ブリック出版)
レーベル
BLIC-BL
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「僕を埋めてくれませんか?」
青年は確かにそう言った。

ある日男の前に現れた青年は目を合わせるより先にそう言って、その日から男に付きまとい始めた。
自身を埋めることを了承するまで、ずっと。
帰路に職場に寄る店に、家に。どこへでも現れては埋めることを考えてくれたかと問う。何度も、何度も。
だが、男に襲いかかる恐怖は単純にその行為がというわけでもない。
男には"それ"に覚えがある。
青年が男に「埋めてくれませんか?」と問うことに、なんら間違いも、おかしさもないことに。


【 生い立ちの暗い男 ×  薄ら暗いもので偏ってしまった男 】

とにもかくにも暗くて重いストーリーが主体で登場人物がBL、という形です。
往来のBLらしさもキュンもドキも可愛らしさもなにもないのでご留意ください。



※本作はオキヒトツの個人誌作品の電子書籍版となります。【全92ページ】

表題作「ぼくを埋めて」

社会人(20代後半)
保護司の伯父と暮らす青年(20代前半)

その他の収録作品

  • キャラ紹介

レビュー投稿数1

じゃないほう でよかったとまぢで思う

朝活で見つけちゃったんです 
もうね タイトル飛びつき買いでした

買って気づきました 
100ページないんかーーーいッ!と

いやでも欲しかったので 800円が後から地味に響きそうですが 背に腹は代えられぬ?
お腹と背中がくっつくぞも辞さない覚悟で 清水のブ ←いいから行けや((怒))



あらすじにある通り いきなり現れた青年に 埋めてほしい と頼まれるんですがなぜかふたりともが腹に一物ありそうな なんとも言えないキモチ悪さがあるんです

言われ方が『その言葉』にキモチ悪さをもつのは当たり前なんだけど それを見ているあたしがその男にキモチ悪さを感じるって言えばわかりやすいですかね?
人には言えない何かを隠してるあの後ろめたさと言うか まとう空気に不穏を感じるような

前半戦ほぼセリフがないんですよ なのにずっと響いてるんです『その言葉』だけが
だから余計に人と関われない何かがあると勘ぐってしまう


お話正味80ページちょいなので内容は書かずにおきます
何を書いてもネタバレになりそうなので

でもこれだけは

恋はないです もちろん明るさもないです 直接的なエロ描写も
誰とも関わらないしらっちゃけた日常の中に突如ねじ込まれる執着と欲望 ここだけがすんごいことになってます

あの ぶっちゃけ1回で理解できるお話ではないです
最後にあるキャラ紹介での補足を読んでやっと理解がてきるので読み終わってすぐ2周目にいきたくなります

いやでも理解ができると面白いです
登場人物として描かれているのは4人なのに主役が5人いるキモチ悪さ
最後の最後 保護司がみせた安堵の理由と『君でよかった』に繋がった瞬間の一抹の不安
やっぱりと思わせる 3度目の悪夢 が起こっているかもしれない殴り書き  


受け攻めどちらにもある過去とトラウマ 一歩間違えていたらの余韻に
短編だし 濃すぎる内容なので補足が必要なのは仕方ないんだけど 見せ方の巧さ 
道徳や倫理の部分込みで好みは確実に分かれるとは思うんですが

えぇぇ ちょっと作家さま買いしたくなる方また増えちまったわ どぉしよぉもぉお
てか サラッちょーーーーーネタバレ書いちゃってるあたし どぉおしよぉおお

0

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