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ai mo nikushimi mo chinmoku no naka de
護衛として沈玉の傍にいる鎮北王。
前巻では沈玉が変に気を遣って、護衛である鎮北王を好いている楚翼とふたりきりにさせようとしたその後が、今巻の冒頭でした。
そんな沈玉に苛立ちを隠せない鎮北王ですが、中の人が鎮北王だと知らない護衛に、どことなく鎮北王を重ね、否定しつつも、特別な感情を抱き始めている沈玉。
そんななかで、一族の血筋を途絶えさせないようにと、男同士でも子を成すことができるとされた楚一族の沈玉は、兄のような存在である楚翎との結婚を勧められる。
その事実に嫉妬する鎮北王でしたが、、、
お互いがお互いに特別な感情を抱いているのに、その感情が見事にすれ違いすぎて、嫉妬し、交互に距離を置いてるシーンが切な展開ラバーとしては、胸がギュッと苦しくなって最高に身震いしました(どえむかよ、まりあげは!)。
とくに鎮北王が、妻=沈玉のことを本人に伝えて、また当事者である沈玉はまさか自分のことだと気付くわけはなく、妻との関係を擁護してみたり、、、
あのシーンは、本当に切なくて切なくて…(思い出して目頭を押える)
くぅぅう!
この、胸を雑巾絞りされてそうなくらいの苦しいすれ違いがこの作品、良きなのですよ!!
で、きわめつけはまさかのここへ来て、沈玉と楚翎の婚儀からの、命からがらな別離ありつつ、沈玉のもとへ戻ってきた鎮北王。
来月に次の巻が読めると分かってなければ、おそらくまりあげはは、待てができずに気が狂っていたやもしれませぬ、、、(頭を抱えながらの困惑ポーズ)
せっかく距離が近付いたのに、また砂の城みたいに一気に崩れ、その距離が遠のいてしまう切な展開のまだ先に、さらなる切な展開からの再会? が待っていたとは、、、
一体誰が予想したでしょうか。(劇的〇フォーアフターのナレーション風に)
また最後になって、やっと護衛=鎮北王だと気付いた沈玉と、生還? した鎮北王が護衛としてではなく、ひとりの男として幸せになりますようにと、願ったのはおそらくまりあげはだけではないでしょう。
今回の、護衛をしていた鎮北王の沈黙(タイトルでもある!)期間に育まれた、ふたりの特別な感情。
次巻では暗雲立ち込める展開のなかでも、小さくてもしっかりとしたナニかが芽生えているといいなあ、と、そちらも密かに願いたくなった5巻でした。(願いたくなることいっぱいの展開!汗)
とにかく!
巻を重ねるごとに、ふたりの恋の矢印が双方へ確実に向くようになって、面白くなってきています…ね♡ニチャ(歯をむき出しにしながら笑みを浮かべる)