元ヤリチン、異世界で聖女(仮)になる

moto yarichin, isekai de seijo kakkokari ni naru

元ヤリチン、異世界で聖女(仮)になる
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

46

レビュー数
2
得点
24
評価数
5
平均
4.8 / 5
神率
80%
著者
春田梨野 

作家さんの新作発表
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イラスト
星名あんじ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレードパール文庫
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

自分よりでかくてクソ真面目な男なんか、全然好みじゃないはずなのに

ヒモとして生きてきた雪也はある日突然、ゲームの世界に転移する。
勇者アストと出会うとなぜか、純潔が条件の聖女だと勘違いされて!?

バイでタチ専、そしてヒモ。ふらふらと生きていた雪也の人生は、寄生先から追い出される時に投げつけられたゲームの世界に転移してしまったことで一変する。ヒロインのクリスティナに騙され、彼女の代わりに魔将軍へと献上され――間一髪のところで助けてくれたのはゲームの主人公・アストだった。白魔法が使え、黒髪に黒い目を持ち、聖獣フレンに懐かれた雪也のことを、アストは純潔でなければ魔法がうまく使えない聖女だと思い込んでいて!?

星名あんじ・装画

レビュー投稿数2

このゲームをプレイしたいです

すごいタイトルだ!元ヤリチンがひとりの男に惚れ込んじゃうんですか?そういうの大好き!と、手に取りました。すっっっっごい面白かったです!
あとがきで、先生はRPG好きと書かれてました。それが納得のゲーム描写で。わたしも古き良き王道RPGを好んでプレイしますので、わかるわー!な世界観でとっつきやすかったです。
信仰心に禁欲禁酒が関係するのには笑いました。斬新!

主人公の雪也が転移した先は、直前までプレイしていたゲームの世界。そこで聖女(仮)として勇者パーティーに同行することになります。
来る者拒まず去るもの追わずだった雪也が、訳あり勇者に惹かれていく様子にニヤニヤし、雪也や勇者の過去に胸を痛め、エロトラップのせいで催淫状態になったり触手プレイされたりな雪也にあららー!と笑ったり命の危機に慌てたり、聖獣のもふみにほのぼのしたり、仲間たちの絆に心あたたかくなったり、本来の聖女が登場したときの、雪也の心情にしんみりしたあとの、彼女のチートな効率厨っぷりに爆笑したり、ラスボス戦の勇者と雪也と聖獣に熱いエールを送ったりと、最初からクライマックスまですっごく楽しませていただきました!
すばらしいハッピーエンド!黒画面に金文字で~fin~と描かれた画面が目に浮かぶようです!
「この世界を救うのは二度目」すごく格好いいセリフです。痺れました。

王道RPGストーリーのマルチエンディング、隠しパラメータがあり、勇者が黒魔法を使い続けたら魔性値が上がってBADEND…元ゲームがすごく魅力的で、このゲーム、やりたい!と強く思っちゃいました。もちろん、聖女ポジは雪也さんでお願いします!

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ワケアリ勇者×元ヤリチン

美形でワケアリの勇者アストと元ヤリチンでヒモ生活にどっぷり浸っていた雪也の異世界転生のモノです

攻めのアストはピカピカの童貞で、男女問わずにタチ専だった雪也が受けになります(非童貞処女)

この世界では女神信仰の影響でエッチなことはタブー視されています
雪也ことユキは神殿兵に転生(転移)したことで、白魔法という回復系やサポート魔法を使えるようになりますが、エッチなことをすると信仰力が底辺まで下がるので魔法の力が激弱になり役立たずになります
不憫なのは不可抗力によるものも対象で、魔物に襲われエッチなことをされてしまったとしても力が弱まります
冒頭アストと出会うシーンではボスクラスの魔物に催淫効果のある毒を与えられていたユキがアストに対して○ェラをします
その事が住民たちにとってはドン引きする程の異常な行動になってしまいます
それでもアストがユキのことを
「俺の聖女」として軽蔑もせずに大事にしてくれるので優しい気持ちになれます

立場的にも世界観的にも禁欲を行うユキですが
一緒に旅をするなかでアストへの恋心を自覚したり、本物の聖女の存在に悩んだりとピュアな恋愛を繰り広げてくれるので初々しくて可愛いです
ヤリチンでヒモ生活をしていたニートな27歳らしいやさぐれ感も違和感はないです

最後はハッピーエンドなので安心して読んで欲しいと思います


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