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水城せとなさんは、すれ違いを描くのがなんでこんなに上手いんだろうと思う。
ありがちな悪人やら恋のライバルやらを一人も存在させてないのに、歯車はずれ、軋み、亀裂を広げてゆく。
どの登場人物にも共感してしまって、心が引きちぎられそうな気分になった。
ヤバイです。
中古9巻セットで買ったもんで、それで完結と思っていたのに
まだ続いていた件∑(O_O;)ちょっ・・生殺しなんですけど・・
さて、悪い方に回り始めた歯車は止めどなく。
光太郎は久しぶりに実家に帰れば、やっぱり甥っ子は自分の種。
最初のあの一回きりだったものが・・・・まぁ、顔みれば最初から・・という感じはしていましたが、どーにもね。
ある意味、種がどーあれ育てた父親が父親と私は思うのです
途中からとかでもなく、最初からそうだと思っているわけだしな。
遺伝子的には兄弟なんだからおんなじようなもんでしょ(違うか
とにもかくにも
この回は全員すれ違い。
想いはあるはずなのにうまくいかない。
かけ違えたボタンをかけ直すことができるのか否かとうのが今回ですね。
光太郎と千里にはもう一回うまく行って欲しいと思う。
マホリン。どんなこんなでもこの人私好きでした。
幸せになって欲しい。
いい加減、男にしか目が行かないっていうのが一番不幸であるとは思うのだけれど、性癖はどーしようもないものか。
薫と椿。
もともとはといえば、ココ。
これからどう転ぶのかが気にはなる、気にはなるのだけれど
ここまでが重たすぎ、痛すぎて読み進めるのが怖い。