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tokumudaizerokikan no nitijou itanroku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
非BLなんですがね 読んでます
アキハルさんの描かれる世界が妙にクセになって 追っかけたおしてます
てか 主人公は幼女なんですよ ただ中身は男だし
バディを組むのは幼馴染(男)みだし 体液を必要としてるし
そんな目で見れば ブロマンスとやら辺りで推せやしないかと
ナイですね ハイ
両親亡きあと放蕩をつくす女にだらしない幼馴染み(千秋)を気にかけるのは従兄弟で元憲兵の高彬(たかあきら)
このお話 猟奇事件に関わってしまったことで特務機関に配属されることとなった高彬の愚直さや正義感 ポンコツ度合いを眺めながら 怪異(禍津毘・まがつひ)討伐に隠された巫女の生業を楽しむバトルファンタジー なのですが
巫女が誰なのかはすぐわかるのに なぜ巫女が出来上がったのかがわからなくて前巻実にモヤモヤしたんです
なのでこの巻 そこが語られていればいいな と
人ならざるモノの存在を知り 叔父(千秋の父)の死の真相を明らかにしたい高彬
桔梗である千秋にすれば 機関業務ですら情に流されやすい高彬を関わらせたくはない
そんなところに舞い込んだ依頼は 海運会社倉庫に知らぬ間に増える荷の調査
バトルファンタジーとはいっても奇々怪々の話なので 正直グロい表現があるので そっち方面が苦手なら立入禁止 まわれ右の号令も出ちゃうかな
だって 増えていく品に使われている皮は人のそれを剥いだものだしね
あのぉ あらすじに完結とあったのは確認していたんですが この章の完結だと思ってたんですよ なのでこれは うわぁぁぁぁぁ
この巻のお話もほんと面白いんです ただ尺の長さというか配分に まさか打ち切られたわけではないですよね?と変な勘ぐりをしたくなるというか
だつて解決したのは今回持ち込まれた案件 人皮を使った装飾品の犯人部分だけなんですよ
ここに絡んだ 人ならざるモノと巫女の対峙が描かれずじまいになってて
ぁぁぁぁぁぁああ まぢか
これからなんですよ 都市伝説のように語られる巫女にまつわるご利益 猟奇事件のはじまりに相応しくはあってもイカれた欲の成敗が余興にすぎないと思えるような執着が((怒)) ぐはぁぁぁぁ ショック
巫女の変体がとけた千秋と 桔梗が千秋だと知った高彬
父の死の真相は千秋によって語られたし 巫女のあらましも 千秋が巫女になることを選んだ理由も語られてた
でもちがう そこがわかったからこそここから楽しめる次が用意されてるじゃん そこよそこッ!
前巻モヤモヤした部分は語られたんだからそれで良しにしなさいや
確かに 語られはしたけど デッカイまんじゅうが目の前に供えられちゃったんだもんよ 唸るよ これわ
千秋が高彬に寄せる思いと 高彬が望む千秋との関係
いいッ!まぢでいいんだが もぉダメやぁぁぁぁん((怒))
内蔵ぐちゃぐちゃにされた高彬 その血を与えられ巫女に変体した千秋が背負う運命
グロさも 関係性も ノリもテンポも展開も KADOKAWA発とは思えないくらいお気に入ってたのに ないわぁぁまぢで
最後に投げかけられる 人間と禍津毘 の違い
父の仇に魅入られ 千年の怨みを受ける巫女
物足りなさや心残り 思うところは多大にあるんですが びっくりするくらい投げっぱなしはないし すんごく上手くまとめられてるんだよな…
うーーん ちょっと悔しい気はしますが アキハルさんのお話の中で1番すきだわ このお話