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wakeari sempai no kanojo ni narimashita
すっっごく気になっていたこちらの作品。
実は、男女モノの大人気シリーズのスピンオフ第2弾と知り、これはTLの長編を読破してからでないと楽しめないのでは?!! と悩んでいたら、SNSでそれだけでも読めます! と記載があったので迷わず購入しました。
で、たしかにこの1冊で楽しめました!
タトゥーが印象的な陽キャクズ? な年上美容師×大学二浪して建設業しながら学校行ってる21歳のお話です。
痛めつけるのが好きだった男の恋人に別れ話を切り出したら、殴られてしまった京。
けれどそこへ、タトゥーありのイケメンが現れ、助けてくれて、、、
という冒頭。
むしろ腕っ節が強いタトゥーありのイケメン・柊珂の前で、ホントは彼氏に優しくしてほしかったという本音を吐露した京。
バッサリと元カレをぶった切り、べったべたに甘やかしてあげると言って優しく抱いたあとで、「彼女」と名乗る女性からの電話に出る柊珂。
その会話を聞いた京は、これ以上この関係に踏み込んではいけないと察し、連絡先を交換したが、自分から連絡してはダメだと戒めたし、これっきりの関係だと自分に言い聞かせていた。
が、月に1回はセ○レ的に会うようになり、ズルズルと関係が続きます。
そんなある日、柊珂と出会ったカフェに昼間立ち寄ると、柊珂の友達である店員さんなどがいて、京に話しかけてくれました。
柊珂がよく話してくれる「京」だと知り、仲良くなっていきます。
で、柊珂の弟も誘い、海へ行った日のこと。
柊珂弟から、兄の傍にいてほしいと頼まれたが、それ以後連絡がぴたりとこなくなってしまい、、、
実は家庭環境が複雑だった柊珂。
そのせいでどうせみんな裏切るし、というマインドで人と付き合っていたこともあり、本当は京のことを大好きなのに、裏切られるのが怖くて京のもとから逃げてしまっていました。
巨tnの持ち主で、実は裏切られるのがトラウマによって怖くて、でもケンカ強い一面もあるなど、ギャップ攻めがとても良きでした。
受けの京は、溺愛してくれる柊珂と出逢ったことで救われ、柊珂は京と出逢ったことで、安心できる信頼できる恋人という名の大切な人を得ることができました。
画もカワイくて、スピンオフで留まっているのがもったいないくらいの、救済BLでした!