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youji ni natta noroware ouji ni kudokarete imasu hiru ha sansaiji yoru ha biseinen to yamagurashi
はーーーーもう笑って笑って、癒されました!✨
ドキドキ、楽しみにしていた滝沢晴先生の新刊。
滝沢先生の書かれる幼児のキュートさが大好きなんですが、
今作は”実は大人”の王子様が呪いで日中3歳児になってしまうー
という設定。
ひらがな幼児語で話すリュシアン(攻め)が可愛すぎた〜!!!(*´艸`)
J庭参戦などでちょっと体力・気力が削られていたのですが、
もりっと元気をいただきました・:*+.
読みながら何度「かっわいい…!」と悶えたことか。
何度も声を出して笑ってしまった〜
床をゴロゴロ転がりたくなる衝動をこらえました笑
山奥でひとり、ひっそりと暮らす魔石錬成士・ユベール(受け)。
その彼のもとを、「呪いをかけられたから解呪してほしい」と突然一人の幼児・
リュシアンが訪ねてきて…
身寄りのない子供かと思い同居生活が始まるのですが、
ある日の夜突然、リュシアンが大人の美青年に変化してー!?
と始まる、第一王子×国で唯一の魔石錬成士のラブコメファンタジーです。
もーーーまずなんといっても、ぷくぷくほっぺで幼児語で命令したり
あれこれ言ってくるリュシアン、可愛すぎるんだが!!!!?? です。笑
「こら!かるがるちくだっこするな!」
「はやくのろいをとくましぇきをちゅくれ!」
とかなんとか色々言ってくる言動が、いちいち可愛すぎてぎゅーーーっとしたくなる…!
幼児の姿の時は充電切れも早く、喋りながらカクンと落ちちゃう姿もまた、
可愛さ溢れてます。
で、そんな王子の溺愛対象となるユベールの天然具合もまた
面白さ・楽しさを倍増させていて。
女性の師匠と二人きり、山奥育ちだったため性的なことをよく知らなくて、
ウブウブなんですよね。
むくむくしちゃった自分自身をヘチマで擦ろうとしてた…という描写には、
先生もあとがきで触れられてましたが
「やめてーーーー!!!」となりましたꉂ(๑˃▽˂๑)
ついてない私でも、痛そう…!って思うw
そんなユベールにリュシアンが自慰を教えるシーン、
優し導くリュシアンのセリフが甘くて…
「大丈夫、出すんだ。受け止めてやる」
「ほら…集中して」
「達していいよ、出してごらん」
最近BLCDを聴いたばかりだからかリアルな美声で脳内再生され、
ぎゃあ!!!と興奮状態でした。
リュシアンを狙った人物、その狙いなんかは割とすんなり予想もつき、
その通りになります。
複雑に入り組んだ裏事情、陰謀…!といったサスペンス的なドキドキは
控えめですが、それが今のちょっと疲れた自分にはとても心地よく、
安心して浸れる甘さが嬉しかったです(*´˘`*)
で、ひたすらちびっこリュシアンの幼児語に萌え、溺愛に萌えての
物語終盤。
リュシアンからのプロポーズ、締めくくりの言葉に声を出して笑って笑って笑った〜!!!
(以下、セリフネタバレですので未読の方ご注意ください)
「こちらからは、いじょうです」
…現場特派員!?
肝心な場面で照れてしまう、”スパダリ”とはちょっと違うタイプの
可愛い攻めに癒され萌えて。
呪いや対立もあるけれど、平和でコミカルな世界観に思う存分浸れる、
癒しの一冊でした〜✨
脇キャラ・攻めの弟王子2人もいい味出してましたね◎
実は「兄、溺愛!!」なのに、兄を立てるため
ツンツン仲が悪いふりをしちゃったりして。
リュシアンがちび姿になった時の弟たちのデレデレっぷりにも
おおいに笑わせてもらいました。
ちょっと疲れた時にクスクス笑える、癒しの幼児語BL。
とっても楽しい一冊でした〜!♡
1冊で美味しすぎる!!!
途中までは萌でしたがユベールを追ってきた最後のリュシアンの計画にノックアウトされました〜。
素敵な美男子で優雅で筋肉質な大人の第一王子もぷにぷにな可愛い3歳児な姿も言動もたまらないっ!こりゃあ膝にだっこしてチュッチュしたくなりますよ。
リュシアンが弟の第四王子に贈られた宝石が怪しいと触ってたら!ちっちゃくなっちゃった!な呪いをかけられ、なんとか魔石錬成士のユベールの元までたどり着き…。呪いを解いてもらおうとするも。
二人のほっこり山小屋暮らしもとても良かったです。本の半分くらいです。
絶世の美幼児なリュシアンが思い通りに喋れない口や動かない手足にジタバタするのも、ああ可愛い。
ユベールがほぼ俗世と断絶された暮らしで、清らかで優しいのにある部分が疎すぎて。
そんな二人が惹かれ合いすれ違い遠回りし、ちょっぴり危険な目にも遭いつつ幸せになるお話かな?
穏やかな気持ちで読み進め、はぁ〜良かったと心地良い読後感です。
あとがきでは作者さんの近況もあり、びっくりでした。すごい!
滝沢晴先生が奏でるキュートでドラマチックな素敵作品に、どっぷり。とってもサイコウでした……!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
可愛いとカッコいいを詰め込んだ呪われ王子と、独りで生きる健気な魔石錬成士との不思議な同居生活、おんもしろかったです。
夜は美青年、昼間は美幼児。どちらも同じ人物とはいえ、年齢が変わるだけで雰囲気が全然違うのがイイですね。3歳児の舌っ足らずのでしゅましゅ喋りにはホッコリ、精悍な王子の甘やかさにはドッキドキ。この二面性に揉まれながら生活するユベールは大変だったろうな、でも楽しそうだな…と、2人の同居生活をユベールの家の壁になったつもりで見守りました^ ^
こんなにも癒しとホッコリな雰囲気なのに、しっかりとシリアス要素も入っていて、呪いの謎の解明や、リュシアンに呪いをかけた黒幕の正体といったところの部分も見逃せません。
自身に掛けられた呪いを、国唯一の魔石錬成士のユベールに解呪依頼をすることからストーリーが始まっていて、共に生活をしながらリュシアンの呪いを解くべく奔走する……それがこの物語のメインです。
だけどBL的にはそっちメインじゃないんですよー…グフフ( ̄∀ ̄)
2人暮らしの中で生まれる愛情や信頼や慈しみ、そして愛おしく思う気持ちの変化は元より、ささやかな触れ合いや性への目覚めといった、それまでになかった感情や経験を初体験していくことがBL的にオイシイ展開です。
性教育を受けていないユベールに、無精や精通、愛する者との性の営みについてレクチャーするリュシアン先生。自慰の仕方を実戦で教える棚ボタラッキースケベ展開には、楽しさMAXでした(笑)
それにしても。ユベールが性のことに無知すぎて、Oh No……(´⊙ω⊙`)…この純粋培養の天然ちゃんめ。国指定の保護動物に推挙したいくらいの無垢、そりゃ精霊にも好かれちゃうわと納得でした。
当然恋愛事にも鈍感なので、リュシアンのアピールにも気付かない無自覚っぷり。リュシアンを振り回すユベールが可愛いすぎでした♪
王宮へと赴きリュシアンの婚約者として紹介されたりと、何だかんだと良いようにリュシアンに囲われてしまう展開も楽しみつつ、呪いや黒幕の本丸にぶち当たっていく終盤以降は見せ場のオンパレードです。険悪なリュシアンの兄弟関係の真実にも迫るなど、ユベールと出会ったことで国王一家の絆が一層深まることも物語の見どころの1つでしょう。
リュシアンのチビ姿は呪いだけど、結果みんなの癒し効果になっているところを見ると、呪いなのか分からなくなってくるところも楽しかったです。
ユベールが山に戻ってからのチビリュシアンからの愛の告白には、不覚にも涙が出てしまった……。あの舌っ足らずの喋り方で一生懸命にユベールに想いを伝える姿は胸アツです。
素敵すぎるエンディングに読後感は最高潮!最後まで可愛いリュシアンを堪能できて、大満足でした。
物語の素敵読後感に加え、あとがきの滝沢晴先生のコメントにもジンワリでした。
色んな環境の変化がおありだったとのこと。そんな中で、こうして素敵な作品を書いて下さってとても嬉しいです。これからもたくさん応援していきます!