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12gatsu no myoujou
エロス度☆
おやおや。小説家と絵描きが同居生活を通じて化学反応を起こしていくのがかわいいですね。
聖と珪が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・第1巻開幕。
最初は相性最悪そうな組み合わせという印象が強かったですが、珪の距離感・テリトリーを侵食されるなかで不愛想で仏頂面であった聖が色々な表情を引き出されたり心を開いていくのがよかった。
前の仕事を辞めてモラトリアム期間中の珪も聖の仕事に向き合う姿・言葉が影響を与えていくのがたまらなく、少しずつ距離が縮まっていくふたりの間でどんな恋が芽生えていくのか楽しみです。
派手なストーリーじゃないけど、ジワジワとくる救済の匂いに当てられて、のめり込むように読み入ってしまいました。
家族の突然の死にトラウマを抱える小説家と、好きなことを仕事にすることへの向き合い方に悩む絵描きとの同居ストーリー。ケンカしながらもお互いのことを理解し合い、やがて側にいることの温もりと安心感に距離が縮まっていくところにジワっときました。
相性が悪いようで相性のいい2人のケンカも、見ようによっては仲良しのワンシーン。特に気難しい系の西園寺の秋山に対する気持ちの変化は、この1巻でもかなりイイ線までいってます^ ^
何だかんだでとっても良いコンビの2人が、どんな風に本格的な恋愛へと進展するのか楽しみで仕方ありません♪
秋山が西園寺のテリトリーにズカズカ入っていく遠慮のなさに翻弄される西園寺の戸惑いはコミカル調で面白かったです。家族の死で止まっていた西園寺の時間が、秋山との生活で徐々に動き始めていくところに救済の糸口が見えてホッとしました( ´∀`)
あまり先を急ぎ過ぎない丁寧な作りのストーリーは、2人のBL度に集中させていくよりかはその背景にあるものへのアプローチがメイン。BLは添え物的な存在感ですが、それでもちゃんとBLの芽が育ち始める息吹はちゃんと感じますし、今はBLの出番は抑えめでも後々に繋がるような下地作りはしっかりと為されています。
ムカつく同居人から、コイツが側にいてくれて良かった的なムーブがほんのりと香るだけでも、この1巻の果たす意味は大きいと思います。ゆっくりめのストーリーには、好きに繋がる理由と過程がたっぷりと含まれていて、2人の関係にしっかりと浸っていけることに今後期待していきたいです。
良い流れのまま1巻が終わったので、2巻はぜひ恋愛的な動きをメインでぜひ。