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「遙佳はこういう、知らないこととか好きだろ?」
taiyou ni hikarete
読んでいて、なんだか無性に海へ行きたくなったー…!
レビュータイトルどおり、”海”を目でも耳でも香りでも感じるような、
瑞々しい物語でした✨
年下高校生受け・遥佳(はるか)のキラキラした目、はにかむ姿、
その一途さが刺さるお話でした。
不審者に間違えられた(笑)海洋学専攻の院生×海辺の田舎町に住む高3生。
ひと夏の出会いが、進路に恋に、大きなうねりとなって遥佳の運命を変えていきー
と、本当ーーにざっくりですが、そんなお話です。
出会って少しずつ交流を深めていく二人の、楽しげな様子が微笑ましい〜!
海の生物についての話を冬也(攻め)から聞いたり、
海でとってきた”カメノテ”(←これ、初めて知りました!
画像検索したらそこそこグロテスク?だったけど、一度見てみたいなあ)を
味噌汁にして一緒に食べたり、地元の夏祭りに二人で出かけたり。
中でもふふっと笑ったのは、二人のLINEのやりとりです。
”帰り道、気をつけろよ!”
”不審者 出ますもんね”
思わずニヤッとしちゃいました(。-∀-)❤︎
実家の農家を継ぐのか、それとも自分の興味のある”海洋学”を学ぶため
大学へ進学するのか。
そんな将来の悩みを抱えていた遥佳ですが、
冬也と出会ったことで心が決まります。
しかし、その決断を冬也に話すと
「今は僕がそばにいるからそう思うだけかもしれない」
「もう一度じっくり考えてみたほうがいい」
と思いがけない言葉をかけられ…
そこから悩みに悩む遥佳の姿、みていて胸が痛かった。。( ; ; )
あれだけ思わせぶりなことをしておいて(夏祭りで「あーん」したり、
遥佳の前髪に触れたり)、遥佳を不安にさせ心を揺らすようなことを言う冬也に、
ちょっとだけ「むむ...」と思ってしまったかな;
で!
ここで出てくる遥佳の親友・翔が素晴らしいアドバイスをしてくれたな、と。
良き友達…と、じーーーん。(個人的には、冬也より翔くんが好きでした。。ごめん冬也)
翔のアドバイスを聞いて自信を取り戻し、
もう一度思いを告げに行く遥佳のガッツが最高に良かったー…!・:*+.
キラキラしていて、眩しかったです。
大学生になった遥佳と、院生の冬也。
二人は付き合い時始めていてーー
という6話はもう、ご褒美エピソードでした。
年上陽キャの冬也の方がちょっとヘタレで、
遥佳の方が肝が据わってるの、好きです笑
遥佳の方からお誘いをして、二人が体を重ねるシーン。
決してページ数もコマ数も多くはないけれど、
美しくて優しくて、満たされる遥佳の心が感じられて…
胸いっぱいです。
電子限定おまけ漫画では、そんな遥佳の”独占欲”というか
”執着”めいたものが感じられて、ちょっとゾクっ。
”ひと夏”では終わらない、終わらせない!と決意した健気高校生の、
きらめく恋の物語。
自分もワンコを連れて行って(人じゃないのが悲しい;)
海辺で戯れたい…と思ってしまうような、”海”が印象的な素敵なお話でした☺︎
★修正:tn白抜き(電子シーモア)