シーズン4 現代怪奇譚 4

season 4 gendaikaikitan

シーズン4 現代怪奇譚 4
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
トジツキハジメ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH DIGITAL COMICS
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「正しい方向に導いてやれるのはいい友人だ」
古い日本家屋に住む金髪メガネの青年・ニールと、辻占の能力を持つ美容師の友人・夜羽。
故人・小林寛宛に届いた一通の手紙を発端に、2人は屋敷にまつわる因縁を紐解いて行くが、たどり着いた先にはーー
彼岸と此岸が繋がる現代怪奇譚シリーズ!

表題作シーズン4 現代怪奇譚 4

レビュー投稿数1

怪異に巻き込まれる3人の話、その4

四部作的連作の最終巻。非BLのホラー/オカルト系。
タイトルは「シーズン4」になったけど、書影に映るのはやっぱり3人。
今回の3人は…
ニール。金髪メガネ青年。鈴木から家の管理を譲られる。
夜羽(よはね)。職業は美容師。辻占家系。
ラウラ。通りすがりの小学生。家と夜羽に惹かれて出入りし始める。

さて、「家」は今ニールが住んでいるけど、ニールは視える人ではなくて。
だから「家」が呼び寄せたのかな?夜羽という視える人物が登場。
家の路地が「掛橋」だから閉じよ、というお告げを伝えたのがニールと夜羽のきっかけ。
ニールは中村先輩の遺した日記に興味を持つけれど、霊能持ちの夜羽は大きな危険を感じ取る。
そしてそこに、中村宛てに貸したものを返して欲しい、という手紙が届く…

引き続きヒトならざるものの気配が色濃いけれど、ひょうひょうとしたニールと肝の据わった夜羽だからこの辺は怖くない。ただし、無邪気なラウラは路地の「向こう側」につい入っちゃう。
三途の川に流れる魂は美しく、茶を点てる男はスッキリと涼やか、蟲の女は静かに立ち、「あの世」の境の空間は決して恐ろしげな場所ではない。
中村先輩も今は亡く、鈴木の執念も終わり、これからこの家はニールや夜羽やオタクの友達(山田くん)、そしてラウラの陽の気に照らされていくのでしょう。
あとはニールの記憶が消えた時に「上人」もまた消える…はず。
BL要素は全く無いけど、オカルトっぽいの好きなので凄く面白かった‼︎

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