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kibishiinodearu

元々1997年発表の山田ユギ先生の初期短編集。カバー描き下ろしで電子書籍化されたものです。
「キビしいのである。1」
アパートの隣人が男x男夫婦と知って興味津々のチャラいDK坂本は、喧嘩別れを目撃してしまい…
健気な西本さんに惹かれていってもう一歩で⁉︎みたいなトコロを描くのがホントうまいんよ、ユギ先生は!
「気管支炎」
幼い頃は病弱で目が離せなかった幼馴染が今は体格も逆転して…
かなりの短編なのに幼少期の関係性、想いが歪んでNTRを起こす心情、何もかも分かっていた、そして受け入れる…それらの複雑さを難なくまとめて見せる。ユギ先生の凄さ。
「チューズ・ミー1」
「チューズ・ミー2」
「タッチ・ミー」
みちる→ちから→黄島。問題は、みちる(♀)とちから(♂)は双子ということ。そして黄島はみちるが好き。不毛すぎる三角関係のその先は?
ちからの恋を知ってるみちるは鈍感な黄島を許さない。なんでみちるに嫌われてるかの真実をやっと知った黄島は…
自分の子供にちからって名付けるみちるってちょっとコワいかも。(ちからはみちるの心を知っています)
「キビしいのである。2」
坂本その後。専門学校で坂本に恋してしまった児島視点。
坂本は相変わらずチャラくて、来るもの拒まずでモテる。児島は俺が女だったら、と苦しいけど…ダイジョブ、坂本は男いけるから!
あの西本さんも幸せつかみましたよ。
ユギスタイルがイイ!どのお話も好きだけど、意外とエロ無しの表題作が好きですね。全体で「萌x2」で。