キビしいのである。

キビしいのである。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
30
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
0%
著者
山田ユギ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
JUNEコミックス
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784906011308

あらすじ

「おとなりにはホモの夫フが住んでいるらしい」――
ロンゲに茶髪にクラブでナンパ、アニマル男子校生・坂本整が見たのは、本気で切ない大人の恋。人生ちょっぴり『キビしいのである。』ことを学んでしまった整の前に、想いをよせるキュートな男の子が現れて・・・『キビしいのである。②』(描き下ろし)。少年も青年も中年も、恋するオトコはみーんなラブリー。表題作を含む5作品に、あとがき+高口里純のスペシャル寄稿も収録しておとどけします!

表題作キビしいのである。

高校生(ノンケ)・整
社会人(ゲイ)・西本

その他の収録作品

  • 気管支炎
  • チューズ・ミー 1
  • チューズ・ミー 2
  • タッチ・ミー
  • キビしいのである 2
  • 秘密の花園
  • 俺の名は…!!

レビュー投稿数5

それでも一途な短編集。

◆キビしいのである。1
 恋多き男・坂本整(ただし)の高校時代の話。ユギさんが描くチャラ男は、いつも繊細で純情で愛情深くて、愛おしくなります。付き合いたいタイプじゃないですが(笑)
隣に住んでいたホモカップルの1人、西本が気になってしょうがない整。
「俺はこんなに人を好きになったことがあっただろうか」
大人の涙を見て、せつなさを知り、自分の中で何かが変わったような変わっていないような。そんな青春の1ページ。
◆キビしいのである。2
 同じデザイン専門学校に通う児島和彦(18)に好意を寄せられ、例外なくその気になってしまうアニマル坂本。一生懸命な顔で告白されたら、惚れてしまうのも当然で。
「あ~俺も恋したいぜぇ」チャラ男坂本の本気の恋が始まる予感。
【その後の坂本×児島作品】
・もしかして恋かしら・恥ずかしくて言えない(『小さなガラスの空』収録)
・妻になってよ(『冷蔵庫のなかはからっぽ』1巻収録)

◆気管支炎
 幼馴染みの明ちゃんと真一。3つ年下で体が弱かった真一は、いつのまにか大人の男になっていて。「明ちゃん俺…あん時…」「その話はしたくない」自分の彼女と寝ていた真一。あの時俺は…どっちに嫉妬した? 切ない2人の回り道。

◆チューズ・ミー1&2
 貴島、貴島、好きだ――。
双子の「みちる」と「ちから」、幼馴染みの「貴島」。10年ごしの片想い。
―降参、俺の負け。もう友達のフリすんの疲れた。
◆タッチ・ミー
 ちからに告白された貴島。嬉しい事があった時、まっさきに伝えたいのは「ちから」。けれど10年来の関係はそう簡単には変えられず。
―お前は優しいから、俺きっと期待する。勘違いする。…だから貴島…もう俺に優しくしないでくれ。
 大切な関係だから、変える覚悟を。とりあえず「一緒にいようよ」のラストに涙です。
【当て馬・久保ちゃんのその後】
・さすらい(『夢が叶う12月』収録)

3

やっぱり山田ユギ先生は面白い☆彡

さすがユギ先生!
初期作品とのことですが、どのお話もとても面白かったです。

個人的には、表題作が特に好きでした。
チャラくてだらしない男の子が本気の恋に目覚めるお話です。
主人公の坂本くんは、彼氏どころか友達にもしたくないタイプの男の子ですが、不思議となぜか憎めないキャラクターでした。
ユギ先生がキャラクターに愛情をもって描いてらっしゃるからでしょうね。
ストーリー描写の秀逸さももちろんですが・・・

今現在のユギ先生のご活躍は言うまでもありませんが、その片鱗を垣間見ることができる作品集です。

0

短編集

歴史を感じる古い作品集。
「キビしいのである」は、ユギ先生がまだ漢字のネームを使っていた当時の作品集で、画数が悪いので色々考えては変えていたと、巻末の高口組にありました。
眼を開けたまま寝る人なんですねー・・(*_*;!
高口組・・ルルさんって、ユギさんのことだったんですね。

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キビシイのである 1
気管支炎
チューズ・ミー 1
チューズ・ミー 2
タッチミー01
キビシイのである 2
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読後感想。コミックス数冊を読みましたが 最初の発刊からずーっと、シリーズがバラバラと組み込まれているので、
全巻を追って読まないと、続きが読めなくて、楽しめない構成になってます。

登場人物ごとにまとめた再編ものが有ると嬉しい。
例えば、「誰にも愛されない 完全版 (上) 飯島×日下編」のように、主人公ごとの再編ものをもっと出して欲しい。

0

ユギさんの初期作品集

表題作を含む5作品が収録されたコミックス。
カップリングは一番最初に収録されていた表題作の二人を書きましたが、
萌え属性については、5作品の要素を入れました。
「ご近所もの」「幼馴染もの」「同級生もの」などなど。
色々とバラエティに富んだお話が楽しめます。

どれもこれも萌えがいっぱいで、面白かったのですが。
個人的には喘息持ちのかわいい年下の幼馴染が、デカくなって現れる「気管支炎」。
長い長い片思いのお話し「チューズ・ミー」が好きです。

1

山田ユギ初期作品集

初期作品だけあってやっぱりまだまだ未熟。
でもそんなところさえも愛しい。
今と比べるとコメディ色は薄め。
でも、要所要所で笑わしてくれたり、ちょっとしたことでキュンとしてしまったり、
ユギ節は顕在です。
絵柄もそんなに変わってないのがスゴイと思います!
今よりは肉厚が薄め。肉肉しくないです(笑)
汗も少なめ。
でもあの肉厚がたまらないのよねーそしてその肉をながれる汗が好きなのよねー
きっとここから徐々に肉と汗をまとっていくんだろうなー

表題作?では高校生・整がお隣のゲイ(恋人と別れたばかり)に恋をする話。
失恋し、涙を流す彼に「自分の今までの恋はなんだったのか」と衝撃を受ける整。
そしてそんな純粋な彼に徐々に惹かれていくのです。
そして?では、整に恋する同級生も登場。彼も整ヘ対する恋心を必死に隠しているのですが…
整自体はチャラチャラしてて、個人的には好みじゃないんですが、受ちゃんたちはとても純粋で可愛いです。
?のほうの、失恋したてのお兄さんの話が好きです。相手を思えば思うほど切なくなるんですよねー。

他収録作品「気管支炎」、「チューズ・ミー」&「タッチ・ミー」は幼馴染に長年片想いをしている話。
10年来の片思いってイイですよね、しかもノンケ相手だとかなり萌える。
特に年下攻めである「気管支炎」がお気に入り。
なかなかアダルティですよ。
お互い好きなのに傷つけあって傷ついて…切ないけれど、くっつくのなんて一瞬。
ユギさんらしい話だと思いました。

絵柄も話も今と比べると質は落ちますが、やっぱりユギさんだなーと思える作品集でした。

1

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