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ore to karera to kanojo no hanashi gendai kaikitan
四部作的連作の、3作目。非BLのホラー/オカルト系。
この3作目は、1作目の「俺と彼女と先生の話」の続きっぽい。
今回の3人は。(実際は4人)
俺、高橋。1作目のコンビニ店員。
彼等、小町の幼馴染で同級生のイライザと、その兄ニール。クオーター。
彼女、小町。霊感持ち高校生。鈴木先生の姪。
物語の始まりは、鈴木の家で鈴木、高橋、小町、イライザの4人で夏の夜の百物語をする事になって…
ところが、始めるとすぐに2作目の小林冥沙がどこからともなくやってくる。明かりが見えたから、と。
そして冥沙の一話が終わった後、急にあの中村先輩が入ってくるのです!
そして2人で手を取って帰っていく…
冥沙は中高年になっていて、中村先輩は失踪当時の年齢のまま。そこがまたコワい。
4人で夏休みの旅行に出かけ、途中で異世界に入り込んでしまったり、小町のパパの持ち物である旅館の曰く付き旧館で白骨死体見つけたり。
小町とイライザの通う高校の亡霊話とか。
イライザが貰った着物に憑いてるナニカとか。その幽霊のために茶会再び。
そんなオカルト茶会にしれっと馴染むニールは、元々探偵小説オタクでアキバ好き。
そんなニールが、次の「家を継ぐ者」になる…!
ここに来て、この連作の本当のキモは「家」だったのか…⁉︎というゾッとくる感覚。