毒を喰らわば蓮のうてな

運命的共依存

世界観にどっぷりと浸かってしまいました♪

物語の舞台は古き中華や日本を思わせるノワールな世界観。
マフィアの炎鳳会の構成員のジアは全身猛毒体質で、
その相棒である鋼はキョンシーで毒の効かない体質。
まさしく運命とも言える二人の関係性。

互いを愛し、大切にし合う二人の共依存っぷりが激重で最高でした。
ボスを守る右腕として過ごしながらも、互いを害する者には容赦なく。
鋼を守ると言いながら鋼を束縛し依存するジアの執着愛は萌えの極みでした。

二人の愛を描きながらも、新興宗教団体を絡めたストーリーも描かれ、
どんどんきな臭くなってゆく展開に読む程にのめり込んでゆきました。

ガチムチで寡黙なのにジア相手だと可愛くなってしまう鋼のギャップや
身長も筋肉量も鋼よりも下回るジアの逆体格差など他にも萌え要素満載でした♪