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αを超える絶対王者(エンペラー)、君臨。
ori no naka de bokura ha tsugau
表紙のダークな雰囲気と、αより上位の”エンペラー”とは何ぞや!? とあらすじの中の
「エンペラー」の文字に惹かれ、拝読したこちら。
初読み作家様です☺︎
「エンペラー」とは…
「αを統制する強いα」「ヒートを起こさない理性のあるα」そして
性別問わず受精させることができ(すご!)、誰とでも番うことのできる絶対的存在ー
そんな”エンペラー”・黒河アキ(攻め)に転校初日に目をつけられてしまった、
βのふりをして入学したΩ・ミコト(受け)。
Ωであることがバレ、脅されて陵辱されるところから始まる、
シリアス&ダークなオメガバース学園ものです。
ダークなお話、かなり好き!な自分なのですが、、
こちら、受けの意思に反して陵辱強姦…という場面が何度かあり、
それがちょっと個人的に辛かった、、
苦手な方、ご注意ください;
途中、そんなエンペラーの葛藤、エンペラーであるからこその悩みの描写も
あるのですが。
そういった精神的負債があっても、「合意なしに好き勝手陵辱していい」
ということにはならないと思うので、そこはアキにきっちり反省&謝罪して欲しかったなあ。。
ミコトがあまりにもさら〜っと流され絆されていくように見えて、
どこで気持ちが恋愛感情に傾いたの!? と納得がいかなかったです。。
”前の学校で無理やり犯された”というトラウマ経験を持つミコトだからこそ
アキの行為は受け入れ難かっただろうし、
そんなアキを本気で好きになったミコトがどんなふうに心を入れ替え、
真摯に愛を乞うかー
そんなところを深掘りして見てみたかった気がします。
と、攻めのアキにも受けのミコトにも思うところあり、で
関係性や気持ちの変化にうまく乗り切れなかったかな、、と。。
また、エンペラー用の抑制剤?をアキがミコトに手渡すー
という描写が何度か出てくるのですが
エンペラー用とΩ用の抑制剤って同じなのかな?などなど、
読みながらちょっと気になる点もありました。
ただ、αをも凌駕する”エンペラー”という特殊オメガバース設定は
とても興味深かったし、
「”エンペラー”である前に、お前は”黒河アキ”だろ!」と
性別なんて関係なく、一人の人間として相手を見る大切さを伝えるミコトの言葉は
力強く、印象的でした。
評価…中立〜萌の間かな、、と迷いましたが
(やっぱり二人の気持ちが近づく過程をもう少し丁寧に追いたかったため;)
特殊設定の面白さや、最終的には心通い合い、愛のあるエッチができていて
ホッとした!ということで、「萌」とさせていただきました。
★修正:tn・ア◯ル白抜き(電子シーモア)