Fall in Heat バースBLアンソロジー 2

Fall in Heat

Fall in Heat バースBLアンソロジー 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×26
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
52
評価数
12
平均
4.3 / 5
神率
41.7%
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
チルシェコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784575382020

あらすじ

第二の性”〇〇バース”の世界観を詰め込んだ、バースBLアンソロジーの第2弾。

レビュー投稿数2

ケーキ、オメガバ、D/S、ドースのバース詰め合わせ、その2

ケーキバース4作品、オメガバース2作品、Dom/Subユニバース3作品、ドースバース2作品、計11作品、プラスコラム1編収録のアンソロジー。

以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

ケーキバース4作品
百瀬あん「きっとどんな美酒にも劣るまい」
前作「Fall in Heat バースBLアンソロジー」同様「舌先から恋」の2人。
味がわからないのにひどく酔っ払った先輩を介抱する稔世は、Hも一生懸命です。

めがね「先生ってずっと甘いよね」
こちらも前作の続き。フォークの教え子2人xケーキの教師の3Pもの。
フォークの2人は本来バチバチっぽいし、先生はフニャフニャしすぎ。

海老之尾「甘い君のいじわる」
こちらも前作の続き。
我慢できずに寝ている優を舐めてしまった春樹だが、実は優は過去にフォークに一服盛られて危機に遭ったことがあり…
モノ扱いしない、と想いを新たにする春樹です。

ニラカネユキ「病める時も健やかなる時も」
「捕食」の側面を強く出した一編。
フォークの蓮司は好きな勇大を噛みちぎりたい欲求を自覚し、怖くなって離れようとするが…
勇大は受け止めるって言うけど、遠い先はどうなるんでしょうね。

オメガバース2作品
あきちはや「いつのまにかのパートナー」
幼馴染の柊弥(β)が好きなΩの七緒。しかし、病院で「すでに番がいる」と診断され…
実は柊弥はαで、というまああるあるなお話。

悠ちとせ「本当の番」
ヒートに振り回される祥太の苦しみを見かねて、衝動的にうなじを噛んだ親友の肇。
だが本当はお互い両片想いで…というこちらもあるある。告白しあって名実共に番となりハピエン。

Dom/Subユニバース3作品
ほじゃな「クズの血清」
ドラッグの元締めは普通のDomに満足できないSubの張。取材に乗り込んできた記者は、実は強大すぎるDom力がトラウマになっていて…
私はこの作品が一番好きでした。絵柄もいい。

毛魂一直線「飼いサブに手を噛まれる」
スランプで書けないのに、Dom編集者の「書け」のコマンドで勝手に筆が進み締切に間に合ってしまうSub小説家。だが実は小説家も編集者もSwitchだったとわかり…
さすが毛魂一直線先生。ギャグが冴えていると思う。

ハノタノハ「二面性」
コマンドが効きにくい体質で体調不良になったSubの苗代はセラピーを紹介されて…
カウンセリング中Switchとわかり、Domとしてのプレイでスッキリ。新たなトビラが開きました。
この作品も良かった。セラピストさんが長髪美形。

ドースバース2作品
音海ちさ「境界の扉」
前作の続き。自分が中毒者にした真戸との閉じた幸せに満足する共依存メリバ。

ときしば「シュガー・ドラッグ・アディクション」
クランケにはドラッグが必要。仕方なく、と思いたいがどんどん依存していく…
ドースバースものはどうしても共依存系が多いように思います。こちらは一応ハピエン。

コラム あゆ河
オメガバースで好きなシチュ/設定について。


バースものは興味深い。私はDom/Subが好きですね。一冊で色々読めるのでお勉強にもなるアンソロジーだと思います。

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まさかの第2弾、ありがとうございます!!

百瀬あん先生のお表紙の赤いほうは、、、
ケーキバース4作から始まり、オメガバース2作、ドムサブ3作、最後にドースバース2作に、あゆ河先生のショートコラムが収録されていました。


前作のときは、同時購入か有償特典かなにかで(あいまいな記憶)小冊子の特典がコミコミさんであったような気もしましたが(やはり朧げすみません)、今回は小冊子などの特典見当たらず、メイトで購入しました。

そんなアンソロジー。
第2弾ということもあり、どの作品も益々研ぎ澄まされていてとても面白かったです。

で、とくに好き…!
ってなったのは、ケーキバースを描いた
めがね先生。
やっぱりこちらでもブレないメガネ受け。
けれど、さんぴーなので攻めにもメガネが出てきます。
こじらせ三人の関係性がサムズアップでした!!


それからオメガバースを描いた、
あきちはや先生。
実は検査したらすでに番がいて、βだと思っていた幼なじみがαで、小さい頃に噛まれたあとが運命の番だからと番成立してたというお話です。

あと、ドムサブを描いた
毛魂一直線先生。
お互いSwitchなんですが、小説家と編集者という設定が面白いくらいに活かされていて、プレイに笑いあり、キュンあり、重くもあり、でとても感情が忙しくなるお話でした♡


そして、ドースバースを描いた
音海ちさ先生。
こちらはドラッグと、ドラッグによって中毒症状を起こしたノーマルのお話です。
この設定は、まさに依存関係がぴったりで恍惚な攻めの異常なほどの執着愛が最高すぎて、ニヤニヤが止まりませんでした!
いつか1冊にまとめてほしいです(拝む)

第3弾も楽しみにしています♪

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