恋愛できない磯村さん

renai dekinai isomurasan

恋愛できない磯村さん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
21
評価数
6
平均
3.5 / 5
神率
16.7%
著者
山葵マグロ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344855403

あらすじ

周りから「近寄りがたい」と評される磯村さんには、誓っていることがある。それは――“恋愛しない”こと! 実は(((超恋愛体質)))な磯村さん。それが原因で同居中の姪・ひなを傷付けてしまった過去があり、現在は「ひなが大人になるまで恋愛しない」と固く誓い、堅物を演じることで周りを遠ざけているのだった。そんなある日、ひなが「探偵の修行がしたい」と言い始めたことにより事態は一変。現れた探偵の師匠・卯月は、磯村さんのめっちゃ好み♡&距離感バグリ系でどうしよう!? 卯月に翻弄されっぱなしの磯村さん、このドキドキに勝てるのか――……??

表題作恋愛できない磯村さん

探偵、27歳
信託銀行ライフアドバイザー→公務員、29歳、姪っ子と2人暮らし中

同時収録作品恋愛できない磯村さん

ファッションデザイナー、元カレ
元カレ

レビュー投稿数3

恋愛しない。と、心に決めて

超恋愛体質なのに「恋愛しないって決めてる」だなんて…
主人公に何があったのか気になって、
あらすじと帯にある言葉の真相を確かめるべく読み進めました。

磯村が頑なに恋愛を遠ざけようとしている理由はよくあるもののように見えて結構重たくて、
彼自身のメンタル面はもちろん、彼を探していた家族目線で考えても苦しい過去でした。
それを乗り越えるために自分で決めたルールを守って堅物を貫き通そうとしているのだけど…

卯月の存在によってその心はかき乱されてしまって、一生懸命抗っているうちにとんでもなく難しいヤツみたいな感じになり、どんどん空回りする彼の不器用さは心配になるレベル。
そうなっても仕方ないのはわかるけれどあまりにも同じところをループしているので、
抜け出すまでの展開はちょっぴり間延びしているような感じになっていた気がします。
無理に恋愛へと結びつける展開にしなくてもいいのでは?と思うほど、磯村の恋愛拒否な姿勢を見続けるのはツラいものがありました。

高城の激しい執着にヒヤヒヤはしたけれど、彼自身の感情はあまり見えてこないことに消化しきれないモヤモヤは残ってしまって。
せめてどうして囲い込んでいたのかだけは明かしてほしかった。

でもたくさんのことを乗り越えた先、幸せそうなふたりを見ることができたのは良かったな、と。
ドタバタしながらも仲良く過ごしていくのが想像できるラスト、微笑ましかったです。

0

攻め(仮)と当て馬がかっこいい!でもラストが残念…

初読み作家様。
表紙に目を引かれて、試し読みで攻めの長身で色気のある無精髭キャラにズキュンときて、また受けのギャップも可愛いかったので読んでみました。電子で266ページとボリュームあります。(以下少々ネタバレあります)

過去のある出来事から恋愛しないと決めている磯村だが、同居している姪の師匠で探偵の卯月がめっちゃ好みのタイプで、なんとか気持ちを消そうとするが…というお話。

まず感じたのが、絵柄や作品の雰囲気に、なんとなく平成感というか、ちょっと懐かしい感じを受けました。ほっこりした雰囲気というか。調べたらもう20年ほど活動されている作家様なのですね、なるほど〜。

試し読みの卯月の無精髭がよかったのですが、すぐに剃られましたw 普段は飄々としてるのに、時々色気のある表情をするところが好きです。
磯村はツンデレ眼鏡キャラですね。卯月を好きにならないためにかなり冷たい態度をとる。ちょっと身勝手に感じて、あんまり好きになれないキャラかも、う〜ん。

「子供のいるBL」というテーマだそうで、磯村の姪のひながかなり登場します。成人まであと7年なので、小6くらいかな。小学生が探偵の弟子って漫画だな〜w

途中で当て馬の元カレ高城登場!
こちらも卯月とはまた違った感じの、色気のある白髪イケメンでかっこいい!過去の磯村が溺れるのも納得w

卯月が語った過去については、ちょっと意外な展開で面白かったです。そういうことだったのか〜。

高城の引き際はちょっと呆気なかった感じ。もうちょっとドロドロするのかと思ったらスマートな退場だったな。磯村のこと愛してたんだな、ちょっと切ない…。犯罪者だけど魅力的なキャラなので、幸せになるところが読みたくなりました。

読み応えあって概ね面白く拝読しましたが、最後はポカーンとなりました。アラサーの二人が姪が成人するまでプラトニックって…そんなことある?!
発売直後でエロ度がわからず読みましたが、卯月の色っぽさに惹かれて読み始めたので、最後はイチャイチャした濡れ場が見たかった…。残念でした。゚(゚´ω`゚)゚。

濡れ場なし(キスが少しのみ)

1

恋に溺れて愛に包まれる

インタビュー記事で興味を持ちました!
インタビュー記事の中のイラストだけでもたくさんのキャラの描き分けがあって読んでみたくなりました♡
すごく長くご活躍されてる先生なのですね!!
私は今回が初読みです!!

お話しとしては作品タイトルにもなっている受けの磯村さんが主役です
磯村さんは過去の経験から「恋をしないように」しています
過去の経験、、、詳細までは書きませんが所謂「恋に溺れた」事が磯村さんを戒めてます。。。

だけども本質はそうは変えられない、、、(´ε`;)
好みのメンズを見たらトキメイちゃう(>ω<)‼
だからバレないように警戒しちゃうとツンケンしちゃう…!
そんな拗らせさんなのが磯村さんw

そして磯村さんをトキメカセテしまうのが探偵の卯月くん
こちらの卯月くんは磯村さんが絶賛大事にしている同居中の姪っ子ちゃんの探偵の師匠さんです

恋愛体質の磯村さんを軸にしてはいるので、恋愛漫画でも勿論あるのですが、、、
卯月くんの探偵さん(しかも姪っ子ちゃんは探偵見習中♪)という設定が効いているのでちょっとした探偵ならではのお話しなんかも読めたりするので、お花畑なだけの恋愛だけのお話しではないのも面白い読み物となっています

何てたって<全12話>で270ページ弱という構成となってますからね
珍しいですよね!この話数!!!
話数は多いですがページ数もあるので1話毎が少ないって事でもなく、寧ろ展開のリズムが結構あるつくりになってるのがユニークでした

磯村さんの過去が今の磯村さんを創り上げてるのがしっかり分かるお話しでした
苦い経験なのかも知れない、、、
だけどそれでも、それだけ忘れられない恋をした時間って貴重だと思うのです
そして失ったから得たものも気付けたものもあるハズ
そんな希望と愛を感じるお話しだったと思います
メインの2人並みに元カレとのお話しも、良くも悪くもだいぶ印象深かったです

評価はですね、、、
読み応えはありました!
ドラマもだいぶ潜んでました
そこは最大限に評価をしつつも、、、
もぉ少しだけ大人の時間も欲しかったな、、、
と。。。

この作品だからエロなくても!
という作品もあるので、全部の作品にエロを寄こせーーーщ(゚д゚щ)カモーンという訳ではないのですが、、、
今回はエロがあっても良かったような気もしないでもないような、、、という感覚になりました
お子様が同居中で登場するお話しだからこその倫理観ある作品だと思います
なので逆にココに安心感を覚える読者さまもきっといらっしゃるとは思える作品でした

尚、読むキッカケになった気になった作画は、、、カッコ良く見えたりアレ?って思ったり、、、
初めて作家さまだから不慣れだったからかな?何とな~くガッツリ入り込める感じの作画って感じではなかったです(´ 。•ω•。)

この辺を総合的に評価+初めて作家さまという点も鑑みて評価しました(。-人-。)

一先ず、読書中のBGMはマッキーの超逆説キラーフレーズの♪もう恋なんてしないなんて~言わないよ絶対~♪←どっちやねん!?って言うツッコミまでをセットでリフレイン決定ですねw

修正|メインCPとしてはキスのみ、後は事後描写があったりしますが本格的な絡み描写はナシです

1

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