THE DIE IS CAST 上

the die is cast

THE DIE IS CAST 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
7
得点
70
評価数
18
平均
4 / 5
神率
44.4%
著者
miso 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784865898132

あらすじ

【ビジネスBLで配信者やってます】

カメラの前に限定した恋人契約。

BLウリが話題を呼ぶ人気配信者コンビ、サイとコマ。
彼らには、誰にも明かされていない秘密のルールがあった。
「カメラの前でだけなら恋人になってやるよ」ーー、
それはサイがコマに課した足枷。
本気の恋心を利用されながらも、コマはサイとの関係に溺れていく。

表題作THE DIE IS CAST 上

ビジネスBLの配信者、サイの芸能学校のときの後輩、22歳
ビジネスBLの配信者、24歳

レビュー投稿数7

配信者の闇の部分

エッチでパリピな本だと思って購入したんですが全然違いました・・・!YouTube(と芸能界)の闇の部分がガッツリ_(:3 」∠)_

それでもメインカプの二人がしっかり相思相愛であれば良かったんですが、上巻終了時点では受ちゃんは(好意がないわけではないけど)攻くんをビジネスツールみたいに扱っており・・・個人的には萌えられませんでした。愛がない_(:3 」∠)_

受ちゃんの配信者の先輩、コラボした同業者、攻くんに支援を申し出るお金持ちのオジなどなど、周りを取り囲むキャラも薄暗い人たちばかりで読んでいて気持ちが萎えます。下巻は保留にします。

完全に好みの問題なので、重めのお話が好きな方にはおすすめです。

0

心情変化はスローペース、環境変化は急転

YouTubeでフォロワー数を稼ぐために、BL営業をはじめたサイ。
相手は後輩で、以前自分に告白をしたことがあるコマ。
コマはサイを好きだけど、サイはコマに恋をしているわけではなくあくまでも営業。
結果このコンセプトは当たり、サイコマチャンネルの登録数がメキメキ伸びていく、というところから始まるお話。
サイの感情が見えづらく、一見ただ頭がいいだけのヤリチンクズ男に見えるのですが、もともとコマのことは素材として気に入っているのがポイントです。
芸能の仕事を諦めて田舎に帰ろうとしているコマに声をかけたし、ユーチューバーになる前TikTokをしていた時代にも、コマの動画をたびたびアップしたりしています。
二人のチャンネルとコマのプロデュース志向もあるサイの意向でコマはドラマのオーディションを受けて受かり、ドラマ出演でコマに人気が火が付いたところでとりまく環境が変わっていって上巻が終了。
芸能やスポーツをテーマにした物語でよくある、これまでの二人三脚もしくはグループ活動を続行していけない環境の変化が展開していきそうです。
コマの方はサイの気持ちがあやふやでも、このまま二人のチャンネルを続行していくだけでよかったかもしれないけれど、サイはコマを手のひらの上で転がしてプロデュースすることで、自分のアイデンティティを支えている向きもあったように思うので、今後それがどう変わっていくのか。いまはまだ水面下にあるサイ→コマの感情がどう恋愛に変わっていくのか。下巻を読むのが楽しみです。
上下巻だけにゆっくりとしたペースで心情面が描かれていて、対照的に環境変化はアップテンポで描かれており、読み応えを感じます。

1

上巻はサイについて♪

上下巻既読で、このレビューではネタバレになりそうな事は上巻内容のみになるよう気を付けて書きます

先ず作品として良い所はキャラがすごく人間味があって、読み込むことで味が沁みてくる所!
軽めなノリで始まりますが思っていた以上に「キモチ」を大事にしたお話し運びになっていた所!

そんな上下巻作品の、上巻は表紙になっている受けのサイについてを残します
この作品はサイの物語と言ってもいいのかな?と思います
すごく色んな表情を見せてくれてこの作品に惹き付けてくれるパワーを感じます

裕福ではないけれど夢がちゃんとあって、努力をしていた学生時代
それでも努力すればどうにかなる程芸能の世界は甘くなくて、そんな現実の世知辛さに気付いてしまったサイ
だからと言って腐らないのがサイのいい所
強かに生きる…生き急いでいると言ってもいいのかな?刹那を生きるような儚さと、同時に勢いも感じる
カリスマ性に憧れ、付いて行きたい!と心酔しながらも、自分しか知らない顔を知りたくて、知ってしまったら守りたくなってしまうような・・・
このアンバランスさが目を離せなくなってしまう魅力なんだと思います

攻めのコマ目線で読むとより多くのサイの魅力が見えて来ます
サイがコマをどう想ってるのか?もとい、2人の事をどう思っているのか?
という気になる視点を残しつつ、サイからコマへバトンタッチしていく流れも面白かったです

すごくキャラに興味を持たせるのが上手い作品だと思います
レビュー冒頭に書きましたが「ノリ」ではなく読み込む系の作品だと思います
何となくここは試し読みした時に購入して見たいと思ったインスピレーションとは違うかな~とは思ったので、その齟齬を反映しての萌2評価です

逆に良い意味で予想と違う読み心地を得られる可能性もあるので作品として神評価でも良い気持ちもありますが、今回は個人的な基準で評価しています

1

下巻まで読み終わった後のレビュー

下巻の内容にうっかり触れるかもしれないので、気をつけますが何卒ご容赦ください。気をつけすぎてあまり中身がないので、下巻しっかり書きます。

サイ(表紙)がものすごく恥ずかしい男なんです。それがいい。意図してそう描いてるのかは分からないけれど、ダサさが一周してカッコいいけどやっぱりダサい、みたいな。これで何らかの才能が無かったらダサいだけで終わるところ、何らかの才能があって良かったね、今までは少なくともうまくやってられて良かったね、という。ダサくて可愛い男よ…嘘ついてるフリして、割といつも正直…なのを隠すために裏がありそう感を出して予防線を張る…あぁ可愛い男。

コマはサイのカッコいいところが好きだけど、ダサくてもそこすらカッコいいと思ってくれそうだし、可愛いと思ってくれそうなところがいいCP。

1

新年1発目は待ちに待ったコチラでBL始め\\ワクワク٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶ワクワク//

新年1発目は絶対にこの作品から始める٩(๑´3`๑)۶って決めてました♡
しっかりおせち食べて駅伝見て、初詣してお正月っぽい事はもうお腹いっぱいなのでwお屠蘇片手に今年もBL始め!!させていただきました~~~~*。٩(ˊᗜˋ*)و*。メデタイ‼

倫理観とか一般常識ではなくて「自分基準」で良い悪い/楽しいつまんない/カッコいいダサいを嗅ぎ取って、そして行動できる!そんなパワーあるキャラが紡ぐストーリーとえち描写がめちゃくちゃ魅力なmiso先生!すごい好きっすლ(´ڡ`ლ)

今回は上下巻!!
これはじっくり読みたい!と新年のお供えとして発売して即購入しながらも寝かせて寝かせて…めちゃ我慢してやっと読みました٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

先ずは上巻読みました!
配信者系でBLチャンネルを営業でしてる2人
元々読モ上がりって事でお顔は良しでノリも良し♪
上巻表紙が受けのサイくん(天原 采:アマハラ サイ)で下巻表紙が攻めのコマくん(狛井 楽|コマイ ガク)
完全受け優位な感じの関係性で物語が始まっていきます

お2人の名前が作品タイトルにかかってる感じがオシャレですね
「THE DIE IS CAST」は「賽は投げられた」っていうローマ皇帝シーザーの有名な痺れるワードですもんね
ーーゲームを始めたら後戻りは出来ない!!ーー
サイ(コロ)を振り出したらコマを進む事は止められない!!
カメラの前でだけ恋人関係を演じる、、、
そんな制約アリな2人にピッタリ\\(→ε←*)//

後輩×先輩、一途素直ワンコ×切れ者恋愛感情虚無受け
真っ直ぐすぎるコマの愛情に恋愛感情が死亡?迷子?してるサイのココロのコマは先に進む事が出来るのか⁈⁈⁈っていうのがすごく気になります

配信者として所謂「匂わせBL配信」をする2人
一見サイは完全にコマの純粋な感情を「利用してる」印象が強いので、この辺でキャラや作品への想いが分かれそうかな?とも思うのですが、1人スタジオに残ってダンスの練習をしていた学生の頃のサイくんの姿を見たら察してしまうんですよね、、、
サイくん側の事情も、、、( ;∀;)

演じる事や大勢いの中でも光る才能って、本人のやる気とか努力だけでは限界があるのも事実なんだろうなぁ~。。。
無欲の強みっていうのもあるだろうし、逆にいくら本人が出側が好きでも自分よりも他者を輝かせることに長けてる人も居る、、、

”好きこそものの上手なれ”が通じる世界だけじゃないという芸能関係ならではの世界で人知れずあがくサイ

そんなサイの為に…サイの為””だけ””に尽くしたいコマ

上巻の終わりはハラハラで終わりますΣ(゚Д゚)!!!
巻き込まれたコマはどうなるのか⁈
カメラを通さないサイのコマへの想いはどこにあるのか…⁈
気になる答えは見届けられるのか、、、???!!!
下巻に進みたいと思います!!!

新年1発目、この作品で始めて正解です♪
魅力的で興味が持てるキャラ、程良きエロに行方の分からぬ恋心、そして設定の世界観ならではのストーリー、、、とてもオモシロイです(๑´ڡ`๑)ワクワク

修正|白抜きと無…(シーモア)
※女性と寝た事が分かるような流れがありますので、、、苦手な方はお気を付けて。。。直接的なベッドシーン自体は無いです

1

真逆ゆえの魅力

上下巻で横に並べると一枚絵になる表紙がとっても素敵。
"攻×受"を指す帯の言葉も上下巻でニュアンスが微妙に違っていて、その凝った演出に読む前から心奪われてしまった作品でした。

ビジネスBLをやっている動画配信者たちのお話ということで、そのテーマだけを見ればライトめなお話っぽくも感じるけれど。
ノリで絡んでいるような素振りのサイの思考が実はすごく深いので、そこを知っていくたびにイメージが変わるのが面白かったです。
配信者としての姿と素の部分の境目が知りたいのになかなか本心が見えてこなくて、でも逆に見えないからこそ惹かれてしまうような。
サイはすごく不思議な魅力のある人だなぁという印象でした。

コマの気持ちはとてもわかりやすくて、複雑すぎるサイの頭の中身とはまるで真逆だなぁと感じます。
揺るぎない眼差しはとても眩しく映りますが、その真っ直ぐな想いが必ずしも正しく届くとは限らない現実がなんだか切なくもありました。

離れて仕事をするようになり、ふたりのカタチも少しずつ変化していくわけですが…
今後どうなるのかはまだまだわかりません。
ドキドキと共に下巻を読みたいと思います。

0

賽は投げられた

いやもうmiso先生大天才ですね???
これはもうBLの枠に収まらず、恋と愛の定義をオシャレに飛び越えててびっくらしました…センス良…その一言に尽きる。
miso先生の代名詞になる作品と過言させていただきたい。

絵は荒削りの中に不思議と煌めきがあって、その刹那的な美しさがYouTuberという題材にこれでもかと合ってます。
奔放に自由に自分の欲に忠実に生きてるように見せて脆い受けがこれまたドンピシャに好みでした。
これは攻めが沼るのも大納得の魔性の受け。
ストーリーの先の読めなさとジェットコースターのような起伏、全て受けの掌の上なんでは?と思わせられる演出。
サブも家族もキャラむっちゃ良かった。
読み終わったあとも暫し余韻に浸りつつ…

とりあえず全人類読んでください。

2

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