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tobi to karasu saikyou dekoboko buddy
ギャグ感ありの真剣な場面は極力避けて行くスタイルで刑事2人のバディもの。セックスありきの恋人未満?の二人から始まり、物語はいつもの日常風景も挟み進んでいき、進展は攻めの大阪への移動の話が出たあたりから。ほぼ付き合ってるような関係でもあるけれど、お互いに決定的な意思疎通をしておらず。とにかく間間にくすっと笑えるところもあり絵柄も好きで見ていて楽しかったです。ただ読み始めたあたりは個人的にもあるかもしれませんが、これ受け攻め反対の方がしっくりくるなと思ってしまったり。
渋めに始まるのかと思ったら直ぐ夜のバディも明かしてくれて笑った。この帯のケンカップルは良い意味でバカップルなみにあちらこちらでエロい事をします(笑)仕事場なのに大丈夫ですか?って思うくらいに。
素直じゃない俺様攻めも実は甲斐甲斐しく受けくんにご飯作ったり優しい人なのは分かる。
ツンデレな後輩受けくんも悲壮感がないのでクセ強めのコメディが成り立つのかなぁ
と…。
元々の絵は少年漫画っぽい感じで嫌いではないんですが、表紙との絵の違いが凄すぎて表紙負けしちゃうかも(苦笑)
刑事もののBLって少ないから新鮮で本当に面白かった。黒髪後輩受けなの最高すぎるしサブキャラも顔面が大変タイプだった。2024年のラストにこんな良い作品と出会えると思ってなかった本当にありがとう 迷ってる方がいたら絶対読んだ方がいいです。
バディを組む刑事同士の咲夜と遼臥。
先輩後輩でありながら一緒に住み、恋人でもないのにセックスをする…
そんなふたりの不思議な関係を描いたお話でした。
『俺達 恋人じゃないけど ケンカップル刑事』
という、思わず口に出して読みたくなってしまう帯の言葉に惹かれました。
意味はよくわからないけど語呂はいい。みたいなのが面白くて好き。
ストーリーも大体この言葉に沿った感じで進んでいきました。
ギャグなの…?と思うようなシーンもあれば、
素直になれずにすれ違う切なげなシーンもあり、
単調ではない展開は良かったけれど。
その切り替わりが唐突で、うまく繋がっていないところに何度もモヤモヤしてしまって。
それぞれのキャラの濃さもぶつかって、読みづらさが増していたのがすごく残念に思いました。
ツッコミどころが多いのもギャグだと割り切ればそれほど気にならないのかもしれませんが、
ちょいちょい真剣な感情が挟み込まれるので割り切らせてくれないんですよね。
結果、なんかすごい気になるところがいっぱいあったな…という気持ちのまま読み終わってしまった作品でした。