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karyu to getsuryu no ouji
こんなに早く続編を書いていただけるとは思っておらず、前巻のレビューで2冊にして欲しかったと書いていて申し訳なかったです。今作は凄くテンポが良くて、説明も最低限でしたので物語の中にスッと入れました。
今巻も凄いボリュームなので読むのに3日掛かりましたが、それでも本を開けば物語の世界に没頭して夢中になって読んでる自分がいました。物語も面白いのですが、文章自体が凄く面白いんです。これは一種の才能だと思います。
蒼月(そうげつ)と兄である皇太子との本当の関係は?弟龍の風浪龍(ふうろうりゅう)の謎や、雷鳳州(らいほうしゅう)の怪異の裏には本当は誰か居たのか?とか想像を巡らせながら読み進め、天音(てんいん)を取り巻く人々のやり取りが面白くてクスッとして、蒼月が天音に振り回される様子に爆笑しました。
今作では蒼月を取り巻く情勢の不安定さに読んでて不安になる事が多かったのですが、蒼月の天音への思いの強さと、天音が蒼月を思っての決意の変化に胸熱でした。蒼月のお役目と天音の立場からなかなかラブラブにはなってませんが、私的にはこれくらいが丁度いいし1番萌えるんです。
そして今作では父帝の想いが書いてあるエピがあって、彼が息子たちを本当はどうしたいのかなどほんの少しだけ分かって来たような気がしました。途中で終わってたので彼の本心は分からないままですが、これからもっと彼の心情を書いて欲しいと思いました。
私の中でのお気に入りのキャラは今回も楓柳(ふうりゅう)でしたが、元霸(げんぱ)と朱炎(しゅえん)もお気に入りになりました。脇役が個性的なのもこの作品の魅力なんです。
文庫の厚さに尻込みするかもしれませんが、時間が経つのはあっという間なので連休の多いときが読みどきだと思ってます。儚げなのに脳筋な天音の魅力にハマること間違いないです。www
次巻も早めにお願い致します!
今年にはいって、はじめて読んだのが、この作品です。
龍術師を目指して、苦手な勉強に励む天音を応援したいけれど、逢瀬が減って内心苛立っている蒼月の心情が、わかりやすくえがかれているとおもいました。
この物語独自の世界観がひろがっていて、とてもおもしろいとおもいます。
中華っぽい物語が好きなこともあって、たのしくよむことができました。
まだまだ続きそうなシリーズなので、これから、どのように展開してくのか、3巻がとてもたのしみです。
はあーー…!最高だったーー…!✨
たった今読み終えたばかりですが、骨太で重厚、壮大な物語に
完全に心奪われました。興奮冷めやらない。。
もうこの笠井あゆみ先生の美麗な表紙からして最高オブ最高です。
電子で購入しようかな、と一瞬思ったのですが
アクリルコースターとイラストカードが欲しくて、手に取って眺めたくて
コミコミさんで購入しました。
あとがき抜きで387P、もりっとボリュームありますが
読み応えと読後の満足感が半端なく、余韻に浸っています・:*+.
杉原先生がXに「人物相関図」や「龍の分類について」など
詳しくアップしてくださっているので、そちらでざっと復習してから2巻に挑みました。
まだシリーズを読んだことない、という方はやはり1巻から読むのが
おすすめです◎
登場人物がそこそこ多いのと、主人公である天音(てんいん・受け)の
出自や抱えるもの、蒼月(そうげつ・攻め)との馴れ初めなども詳しく分かるので☺︎
で、こちらの続巻。
脳筋単細胞・天音の龍術師試験への無謀な挑戦(笑)、とある地方での異形出現事件、
なかなかに拗れた蒼月の父子関係、絆についての物語…と、
本当に見どころたくさん!!
その全てが綺麗に絡み合って一つの壮大な物語になっていて、
夜に読み始めて徹夜(3時に意識を失う)、先ほど読み終えて出てくるのは
満たされた気持ちのため息ばかり…という状態です。
一番最初にグッと心を掴まれたのは、単細胞脳筋皇子(今は蒼月の愛人枠従者)が
筆記試験を受ける・受けないで周囲と揉め、ぶーっと口を尖らせているシーンです。笑
このシーン、笠井先生のイラストが神すぎて…!!!!
天音が可愛すぎるよーーーーーーっっ!!
自分が脳筋やろうなことを重々承知している天音だけれど、
「愛人枠」として特別扱いされることは望まない。
きちんと勉強して、正々堂々と戦いたい!!と考える天音の、なんていうんだろう?
清廉潔癖さ、一本筋の通っているところが大好きです(๑˃̵ᴗ˂̵)♡
筆記試験に通るなんて絶対無理無理無理ー!!おとなしく特別扱いを受け取ってろ!と
頭を抱える周囲の人々の気持ちもよく分かるんですが。笑
そんな一本気な天音が、異形討伐の中で「やはり自分には色々足りないものがある」と
身を持って感じ、意識を変えていく過程、成長が眩しかった✨
そしてそして、攻めの蒼月の物語としてもまたこう、切なさと面白さに打ち震えました。
国龍を抱きながらも、13歳の時に実の兄・父の命令で死を覚悟した初陣に赴き、
政治的に極めて危うい立場であり続けている不遇の皇子。
そんな彼がまたもや兄の命令で戦いに出かけなければならなくなるも、
雷鳳の後に現れた大ボスとの戦いで、信じられないような展開がーー
決して本心を見せぬ帝の口からはその思いは語られませんが、
その行動から子を思う父の心、蒼月が求めていた父の愛が確かに見えて
読みながらうるうる、涙が出そうになりました。。
父が関わったことを公に語ることはできず、
天音だけに見せて聞かせた蒼月の本音、震える心。
心をグッと鷲掴みにされる出来事でした。
二人の愛の営みは少なめ、終盤に一度だけ。
…なんですが、なんですが!!
もーーーー蒼月の溺愛っぷりがまざまと伝わってくる描写に悶絶!!!
優しいのに激しくて、甘くて、濃厚ーーーーーーっ…!!!!
全私の理想の攻めが、ここに。拝みたい。。
そして、今回の異形出現事件、真犯人の姿は見えず、完全解決ではないな?と
思っていたら。
先生のあとがきに、「この先のお話も書けたらよいなと思っている」との
お言葉が!!
ぜひ!ぜひに!
3巻もお願いいたします。来年の生きる目標になります…!・:*+.
あっ。
サブキャラも増えてより賑やかになったこちらの続巻、
私も先生同様”げんば”((漢字変換が難しそうだったので、平仮名で失礼します;)爺がめちゃくちゃ好きでした。
防御がこんなにカッコいいなんて…!!と、ワクワクしてしまう活躍っぷりに痺れました。
主人公の成長、親子の絆と愛、政治的立場の難しさ、
激しくもどこか美しい戦闘、メインカプ二人の睦み合いー
どこをとっても胸熱な中華風ファンタジー続編、おおいに堪能させていただきました!この年末年始に、また1巻も読み返したいです(*´˘`*)
キャラが好きだった御本の続き。今回も出てくるキャラ各々が楽しくて、何より続きが読みたいので萌2にしました。楽しい。出版社さま、杉原先生、何卒よろしくお願いいたします。本編380頁ほど+あとがき。
1巻でくっついた二人。蒼月の命令で龍術師の資格を取るべく試験勉強をしている中、蒼月が雷鳳州の神殿に行くことになったのですが、その雷鳳州に入ろうとするときに落雷があり・・・と続きます。
攻め受け以外の新しい登場人物は
攻め父(皇帝、わからんー)、朱炎(一級龍術師)、元覇(龍術寮の長老)ぐらいだったかな?
1巻で登場済の下記の方々は変わらずご活躍。
夜華(龍術師、美人)、秋風(女衒、元武官)、昊天(攻め命な付き人)、静宇と彩火(受けの付き人)、楓柳(受けの上司役)、無影(情報屋)ぐらい?
みんな漢字二文字なんだよう(´;ω;`) だけどキャラがそれぞれあって楽しいので、読める♡
++楽しいところ
受けが16歳だからか、無鉄砲、脳筋。美人だし、天羽龍という龍の皇子なんだけど、脳筋。蒼月にすごく愛されているのに脳筋。ちょっと困ったなということになっても蒼月頼らず楓柳頼ったりしたもんだから、蒼月拗ねちゃうこともあります。考えなしに煽る発言するもんだから、蒼月振り回されちゃって笑える。今回出てくる雷鳳のことを聞くと「羽キレイそうだから、狩りたい」という思考。モ●ハンか!(大爆笑)
攻めは星海龍を守護とする第二皇子。父帝に見限られたと思っていて、生き延びるということにあまり意欲がなかったんだけど、受けと出会って変わりつつある方。受けが好きすぎて振り回され気味なのがやや可哀想。もちろんスパダリ、そしてジェントル。傲慢なんて言葉は全くそぐわない方なのに、龍力たっぷりなので、うっかりすると皇太子より民に崇められている・・・?という方。
攻め受けの組み合わせも楽しいし、楓柳や朱炎、彩火とのやりとりも楽しい。今回の一番はなんてったって元覇。爺さんで懐大きそう+龍力たっぷり。狸なところを生かして政治的駆け引きには強そうな方で、今回サブキャラの中で一番好き❤でした!
と、サブキャラ達が楽しいし、そもそも兄皇太子、現帝との今後はどないなるん?といったあたりに全く決着ついておらず、第二皇子の株急上昇★となってお話終わったので、「おーーーーい、続きはーーー」という気持ちでいっぱいです。読み応えあるし楽しいので、今回みたいな厚みでまたお話を読ませていただけると、大変嬉しいです。先生、何卒よろしくお願いいたします!
わぁーお。
2巻もえげつないストーリー展開のオンパレード!!((((;゚Д゚)))))))
1巻よりも更にスケールは大きく、ハラハラとドキドキに溺れさせる圧巻の読み応えでした。
天音の龍術師試験、雷鳳との対峙、父と兄との微妙な関係からの駆け引き、天音と蒼月のラブ。大きく分けて4つの見どころポイントがあります。
ページ数も相当数あって、そう簡単には読み終わりません。その分厚さの中には壮大な中華ファンタジーの世界観がパンパンに詰まっており、読み逃し厳禁な情報がたくさん飛び交うため、半分徹夜で読み耽りましたε-(´∀`; )
雷鳳や野龍が出没する廃神殿の調査や、禁忌とされている雷鳳の討伐といったシリアス要素バチバチな展開は、戦況がマイナスにもプラスにも振れまくるので、どうなることやらの思いでいっぱい。立場の異なるキャラクター1人1人が自分の持ち場で立ち回るその一挙手一投足からも目が離せませんでした。
新キャラの龍も出てきますし、新キャラの仲間も増えました。そのおかげで話が幾重にも広がり、様相はより複雑化していきます。国の中でも優秀な者たちが死闘を繰り広げて本丸に切り込んでいくそのとき。天音はどう行動するのか?蒼月はどう敵と立ち向かうのか?……そして2人は?この国の行く末は?と…ひとことで語り尽くせない景色がそこに広がっていました。
カオスな現場だけど、蒼月の凛とした風情がカッコよくて、ああ…好き( ´∀`)
天音の見た目と違う脳筋なところも今巻も冴えに冴え渡ってて楽しかったです。
BLということを半分忘れてしまいそうになる緊張感あるストーリーの重さに引き摺り込まれたのち、最後の最後にやってくる待ってました!のあまあまの2人だけの時間には、ニヤニヤが止まんなくて困りました^ ^
というのもですね、BLの部分は、半分あまあま半分しょっぱめなテイスト。今巻、天音の大事な試験勉強が入っていたせいで、蒼月のエッチしたい欲望が報われなくてですね、天音にシたいとお願いをしてるけど、天音からはノーを突きつけられてばっかりだったからです。
蒼月は皆から慕われる人気者の皇子。スパダリだし、誰もが憧れる皇子がですよ、天音の反応1つでショボンとしたり、ウキウキしたり、可愛いらしいところが見えたのは嬉しいですが、ちょっとだけ可哀想でした。それを分かってて振り回される蒼月はやっぱり大人なんだけど、あんまり拒否しないであげてよーと天音に言いたかったですね。私だって2人のイチャイチャが見たいんだ(笑)
そういうこともあって、焦らされてなかなかエッチできない蒼月にやっときた最後の最後のそのときは私まで嬉しくなりました。
まーでも、天音は一見塩対応っぽく見えるけど、媚びない態度が彼らしくてそれも良いんですよね。ちゃんと想いは口にも出してますし。だから、何だかんだでこれが2人の1番適切な距離感なのかもと思ってます^ ^
会話の掛け合いが楽しく、自然体に付き合える2人が素敵。月龍国のお家事情に巻き込まれながらもしっかりと愛を育む彼らを、この先もずっと見届けていきたいです♪( ´▽`)