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karyu to getsuryu no ouji
わぁーお。
2巻もえげつないストーリー展開のオンパレード!!((((;゚Д゚)))))))
1巻よりも更にスケールは大きく、ハラハラとドキドキに溺れさせる圧巻の読み応えでした。
天音の龍術師試験、雷鳳との対峙、父と兄との微妙な関係からの駆け引き、天音と蒼月のラブ。大きく分けて4つの見どころポイントがあります。
ページ数も相当数あって、そう簡単には読み終わりません。その分厚さの中には壮大な中華ファンタジーの世界観がパンパンに詰まっており、読み逃し厳禁な情報がたくさん飛び交うため、半分徹夜で読み耽りましたε-(´∀`; )
雷鳳や野龍が出没する廃神殿の調査や、禁忌とされている雷鳳の討伐といったシリアス要素バチバチな展開は、戦況がマイナスにもプラスにも振れまくるので、どうなることやらの思いでいっぱい。立場の異なるキャラクター1人1人が自分の持ち場で立ち回るその一挙手一投足からも目が離せませんでした。
新キャラの龍も出てきますし、新キャラの仲間も増えました。そのおかげで話が幾重にも広がり、様相はより複雑化していきます。国の中でも優秀な者たちが死闘を繰り広げて本丸に切り込んでいくそのとき。天音はどう行動するのか?蒼月はどう敵と立ち向かうのか?……そして2人は?この国の行く末は?と…ひとことで語り尽くせない景色がそこに広がっていました。
カオスな現場だけど、蒼月の凛とした風情がカッコよくて、ああ…好き( ´∀`)
天音の見た目と違う脳筋なところも今巻も冴えに冴え渡ってて楽しかったです。
BLということを半分忘れてしまいそうになる緊張感あるストーリーの重さに引き摺り込まれたのち、最後の最後にやってくる待ってました!のあまあまの2人だけの時間には、ニヤニヤが止まんなくて困りました^ ^
というのもですね、BLの部分は、半分あまあま半分しょっぱめなテイスト。今巻、天音の大事な試験勉強が入っていたせいで、蒼月のエッチしたい欲望が報われなくてですね、天音にシたいとお願いをしてるけど、天音からはノーを突きつけられてばっかりだったからです。
蒼月は皆から慕われる人気者の皇子。スパダリだし、誰もが憧れる皇子がですよ、天音の反応1つでショボンとしたり、ウキウキしたり、可愛いらしいところが見えたのは嬉しいですが、ちょっとだけ可哀想でした。それを分かってて振り回される蒼月はやっぱり大人なんだけど、あんまり拒否しないであげてよーと天音に言いたかったですね。私だって2人のイチャイチャが見たいんだ(笑)
そういうこともあって、焦らされてなかなかエッチできない蒼月にやっときた最後の最後のそのときは私まで嬉しくなりました。
まーでも、天音は一見塩対応っぽく見えるけど、媚びない態度が彼らしくてそれも良いんですよね。ちゃんと想いは口にも出してますし。だから、何だかんだでこれが2人の1番適切な距離感なのかもと思ってます^ ^
会話の掛け合いが楽しく、自然体に付き合える2人が素敵。月龍国のお家事情に巻き込まれながらもしっかりと愛を育む彼らを、この先もずっと見届けていきたいです♪( ´▽`)