umeair
koukyuu no hana to seiryakukekkon no tsuzuki
名倉先生の秋のJ庭新刊!
小説は読むのに時間がかかるため、どうしても後回しにしてしまい、、
やっとやっとちゃんと読むことができました。
「輝ける金の王子と後宮の銀の花」と、「強引騎士の幸福な政略結婚」、2作の番外編が収録されています。
自分のお目当ては「強引騎士の〜」の方だったのですが、本編同様、
こちらの番外編でも攻め・レオナルドの溺愛っぷり、デレデレ鼻の下を伸ばしている
様子が伝わってきて、おおいに笑わせていただきましたꉂ(๑˃▽˂๑)
結婚後、初めての別離を前にしたレオナルド。
腕のいい画家にジョゼフ(受)の肖像画を描かせ、その出来に満足するのですが、
老齢の画家が愛するジョゼフに懸想しているのではないか?と不安が募りー
と続くお話です。
名倉先生ご本人が「名倉作品の中でも随一の脳筋クソ馬鹿野郎の攻め」と
おっしゃっている、稀有な攻め(笑)。
馬鹿げたレオナルドの嫉妬に呆れ、持っていくはずだった肖像画を「私が持っておきます」と取り上げられてしまったレオナルド。
ジョゼフが肖像画を自分の胸に隠したため、取り返そうと手を突っ込んだところ、
父親が入ってきてあらぬ誤解をされー
と、まさに「てんやわんや」の大騒ぎでほんっと笑っちゃいました。
レオナルドにはこれからも”ジョゼフバカ”でい続けて欲しいー!
そして前半のもう一作、「輝ける金の王子と〜」の番外編は、
リクハルド(受)の13歳の妹・エレナのしっかりぶりがなんとも印象的な一作。
前王太子ザクリスの息子・テオドル(6歳)との対面が気まずい…と話したことから
エレナが同席することになるのですが、もう完全にテオドル、エレナに恋しちゃったよね!とニヤニヤしてしまう〜(。-∀-)//
男女だからBLではないんですが、なんとも妄想ふくらむ番外編、
2編とも面白かった〜!✨
少し時間のできた時に、じっくり本編を読み返したいなと思いました◎