「これがギャップ萌え?」しごできリーマン×クールな腐男子のBLプレイ!

BとLの間には

B to L no aida niha

BとLの間には
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
77
評価数
19
平均
4.1 / 5
神率
36.8%
著者
本田ミル 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784046841469

あらすじ

隠れ腐男子な田中旭は、同期で営業部のエース・芹澤玲央にひそかに片想い中。
叶うはずがない恋と割り切っていたが、芹澤も腐男子とわかり秘密を共有することに!
すると芹澤から「BLプレイをしない?」と誘われて――…!?

営業部の王子様×クールな腐男子のBL実践型ラブストーリー!

■収録内容
・「BとLの間には」第1話~第6話…COMICフルール掲載作を加筆修正
・「BとLのバスルーム」…描きおろし
・本体表紙…描きおろし2P

表題作BとLの間には

BL好きなサラリーマン、営業部王子、田中の同期、29歳
腐男子サラリーマン、法務部、29歳

その他の収録作品

  • 「BとLのバスルーム」(描きおろし)
  • あとがき
  • カバー下:CP紹介

レビュー投稿数3

ハイスペだけど不器用な2人にキュン

腐男子な田中旭は、同期で営業部のエース芹澤玲央にひそかに片想い中。
叶うはずがない恋と割り切っていたのですが、芹澤も腐男子とわかり距離が縮まります。
なりゆきで芹澤から「BLプレイをしない?」と誘われて…

ミル先生の絵が大好きなんですよねー!
田中も芹澤もめちゃくちゃ美、なので全編通してはー、かっこいい…となりました。
もともとの会社の同期がそれぞれ腐男子と言うことを知ったことをきっかけに近づいていくオフィス、リーマンラブです。
田中はもともとゲイでそれを隠していて、芹澤はノンケ、でも田中にどんどん惹かれていきます。
田中、可愛いんですよね〜普段はクールでかっこいいのに2人になると可愛いのはずるいです。
ゲイだからと好きな人にそれを言うことはない…というのも切なくてよかった。

友達から恋人へ…というお話なのですが、田中の告白シーンがめちゃくちゃよかったです。
恋人になって、その後が少し描かれて終わりなので2人のラブラブをもっと見たいなーとなりました。
イケメン腐男子のラブ、何とも目にありがたい1冊でした。
タイトルも大好きです。

2

シゴデキリーマン二人が、BLを実践!!

営業部の王子様である芹澤に片想いしている法務部の田中は、腐男子でありゲイだ。

自分の片想いは成就しない。
割り切っていたが、ある日、ビッ○サイトでのイベントで人気大手作家の売り子として芹澤が参加しているところに遭遇。
実は芹澤の姉がその大手作家で、芹澤自体もBLが好きだったことが判明する。

好きな作品の傾向などが同じと知った二人。
田中の家のエアコンが壊れて、芹澤家で同居したり、芹澤からBLプレイをしてみないかと提案されて、、、
というお話。

恋に関しては叶うはずがないと思っているせいか、田中は芹澤の好意を素直に受け止められないでいます。
そのせいで、芹澤も田中の言動を誤解してしまい、致してしまったあとで、一線を引いてしまいました。

そんななかでの芹澤の人事異動の発表。

田中のとった行動に、読者も勇気をもらえました。
すごい。
よくやったよ、田中!!
と、スタンディングオベーションなまりあげは。


空港での告白シーンは、やはりロマンティックでいいですよね。(最後に種明かししてしまってすみません!)
まさにBがLしていた作品でした。





1

受けの戸惑いと期待が見どころ 不器用さがじれったい

芹澤×田中

本田ミル先生の絵がさらに綺麗になった。

ずっと同級生で、今は会社の同期として共に働く2人。
腐男子の田中が、密かに芹澤に片想いをしている。
芹澤の姉が人気BL作家で、
芹澤自身もBL好きだという共通の趣味を通じて急接近していくという
確かにBLの中でしか起こり得ない展開。


柔らかくて、やや深刻で、
ただ不器用な両片想がじれったい。


芹澤からの「BLプレイ」誘いから始まる2人の曖昧な関係。

ちょっと芹澤視点も入れつつ、
読者は芹澤の気持ちに気づくが、田中には彼の意図が掴めない。

ノンケで優しく完璧なイケメンの芹澤に諦めかけていた田中。
芹澤にとってただ「BLプレイ」の行為に踏み込んでいながら、
自分にとって愛おしい行為で、
次第に知っていく芹澤の素顔と共に、
芹澤が放った意味深なセリフに、
抑え込んでいた想いを引き出されていく
戸惑いとわずかな期待が交錯する田中の心情が見どころ。その中、
ゲイ隠しながら寂しさと葛藤も揺れる姿にも胸に響く。

田中の内面を探ろうとする芹澤だが、
なぜ愛情の表現がそうしかできないのか――少しハラハラしてしまう。

関係性が変わっていく過程での2人の理描写が丁寧で、

お互いをしっかりと見て、相手の良いところを認め合う姿がとても素敵。
それぞれのことを理解し合っているのに、
奥にある恋心だけ不確定で揺れ動く、だからこそ
愛にたどり着いた瞬間に感動し、
恋という感情の複雑さを改めて感じさせられた。

ラスト、2人の幸せそうな姿を見て心が温かくなって嬉しいです。

3

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