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moujuu alpha ha mujikaku m no omega wo doushitemo metoritai
奈良千春先生の、この麗しい表紙!・:*+.
「αとΩの新婚夫婦は溺愛巣ごもりがしたい ~三夫婦の蜜月~」シリーズ、
2作目のこちら。
楽しみに楽しみに待っていました!!
今日は疲れたから、触りの部分だけ読もうかな…なんて思っていたのですが、
止まれるはずもなく;
夢中で読み耽ってしまいました。
「αとΩの〜」は立花家長男Ω・芹のお話がメインでしたが、
こちらの2作目は意地っ張り次男・巡(Ω受け)視点のお話です。
前作を読んでいなくても、問題なく読めると思います◎
ただ、こちらの新刊を読むと長男・芹くんのその後が気になっちゃう
→詳細の書かれた前作へGO!という流れになるのではないかと(*´艸`)
以下、簡単なあらすじと感想を。
レストランのキッチン担当として働く巡。
ある日、カップル客の男性に絡まれ困っていたところ、
声をかけて助けてくれたのがグループ経営者の大智で…
見つめ合った途端、二人は同時に痺れるようなものを感じるけれど、
α嫌いの巡はそれに気付かぬふりをして…
と始まる、えち甘オメガバースの物語です。
個人的に巡が一番のお気に入りキャラなので、巡主役のお話が読めて
こんなに嬉しいことはありません(*´˘`*)♡
ただ、、自分の好みとしては、前作の尚史(芹の番)なんだなああ…!
イジってくる傲慢攻め・大智はビジュアルも含め(虎のタトゥーに金髪褐色肌)
そんなに好みじゃないかも…と、途中まで思っていたのですが。
前作でも描かれていた長男・芹の”事件”が起こり、
巡が大智を避けるようになって…
すれ違いの後の、二人の話し合い。
意地っ張りな巡は大智に「(大智なんて)ただの性欲処理係だ!」というような
思ってもいない一言をぶつけてしまい、自己嫌悪と後悔に苦しむのですが…
絶対に怒っている、と思っていた大智は怒ってなどいなくて、
むしろ巡のことを心から心配していて…(涙)
きっと巡が泣いているだろうと思って心配していた、
巡にとって性欲処理であっても、自分がその係になれるならいい、
みたいなことを言っちゃって!
今まで誠意や愛は見せながらも、どこか軽い印象の大智に
いまいち絆されきれていなかった自分、
このシーンで陥落。。大智…好き…!!となりました笑
意地っ張りで素直になれない巡のことを、
「表情と目を見ればわかる」「俺はお前のこと、結構素直だと思うぜ」と
ちゃんと理解していてどーんと受け止めている。良い…!!✨
で、またラストシーンが個人的に最高オブ最高でした。
「惚れ直した?」と自信満々に聞いてきた大智に、”素直じゃない”巡が返した言葉。
…なんか、なんだか、とんでもなく萌えるよーーーっ…(๑˃̵ᴗ˂̵)♡
その時の大智の反応も含めて、胸がきゅーーんとなる、最高のやりとりでした◎
自分がΩだということを渋々受け入れつつも、αには反発を覚えていた巡が
大智を受け入れ、好きだと認める過程はちょっとだけ「あれ?すんなりだなあ…」
と思ったりしたんですが…
隠れM性のある巡のことだから、大智に翻弄されエッチで
とことんぐずぐずにされ、きっと急速に心が傾いていったんだね、と
ひとりでムフフ、納得です( *´艸`)
これぞ西野花先生!!と叫びたくなるような、期待に違わぬ濃厚なえち描写も
最高でした。エッチ描写は4回ぐらい出てきたかな?(もっとかもです;)
長尺だけど全然飽きない。
西野先生の作品では、攻めがねっとりじっくりフ◯ラしてくれるのが、本当最高です。。
前作で長男・芹カプに先駆けて体験していた旅館での”巣ごもりヒート”の描写も
ありました!!嬉しい。
甘くて濃ゆい数日間。ローターを使って限界まで高められて…
非日常環境でのプレイに、読んでいて胸が高鳴りました。。
意地っ張りΩ・巡のふとした時に見せる素直さ、健気さ、トロ顔。
パリピで陽キャで一見軽そうな攻め・大智が覗かせるスパダリみ。
そんな攻め受け双方のギャップにやられ、酔いしれる一冊でした・:*+.
あとがきを読み、三男・真幌くんのお話もそのうち出してくださる予感に
震えてます。今から楽しみにしています…!