kurinn
akuyaku reijou no ani no yuuutsu
続きが読みたいと前巻でレビューしてたので、今作が出ると知った時の喜びは例えられないほどでした。そして今回もお見事としか言えない展開でした。ジハールの求愛を上手いこと躱し続ける冷淡なまでのユリシスが最高なのです。
実は今回もSNSで続巻が出ると知りました。だってコミコミさんの入荷一覧はBL書籍しか見えないように設定してますから!
今作はユリシスが国王代理となって王宮にいるせいか、イザークの活躍が減ったのか残念でした。そして、その減った面会での会話にヒントがあるのに、にぶちんのユリシスが事が起きてからやっと気がつくのにハラハラさせていただきました。
王立アカデミーで事件が起きた時もイザベラが襲われた時も、近くにイザークが居ない事がこんなに不安に感じるなんて「夜光花先生やってくれるわ」と思いながら読みましたよ。はい。後手後手に回るかと思われたんですが、嫌いな人間にはピンと来るというユリシスの感の冴えにワクワクしました。www
今回はなんだかんだとジハールの協力あってのユリシス側の勝利でした。ジハールという存在が相手方に知られていなかったのが決め手でしたね。終盤の皇太后主催のパーティーでの断罪はお見事でした。
この断罪劇の重要なアイテムが乙女ゲームの第三作に登場してたとの台詞があったので、もしかして続きがある?って期待してます。イザベラがちゃんと幸せになったか知りたいし、赤っ恥かいた第一王子と皇后陛下がどう出て来るかも知りたいです。
そしてにぶちんユリウスのせいで苦労しているアンジェリカと、なんだかんだとユリウスに甘いジハールのライバル関係の決着を知りたいです。個人的にはユリウスは同性とどうなるかとか一切考えてないと思うので、BL風味のまま進んで欲しいと思ってます。
エロどころか恋愛要素の皆無な作品もストーリーを純粋に楽しめるので大好きです。
夜光先生のライトノベル(BLカテゴリではない)。悪役令嬢の兄(主人公)の各種対応が面白くて2作目も購入。エチエチなシーンが無くても夜光先生のお話なんですもん、楽しいですよ!是非是非。
妹が悪役令嬢という役どころと聞かされたので、何とかその役どころを回避させたのが一作目。やれやれと思っていたのだけど、妹の婚約者であるアレクシス王子は留学しに行ったと思ったらまたもや不穏な動きを見せて・・と続きます。
悪役令嬢の兄=主人公=ユリシス、国王代理をやるハメになってる(笑)、要は優秀。
イザーク:ユリシスの側近、転生者で元ゲーマー、この世界のあれこれを予言する
イザベラ:悪役令嬢→まっとうな令嬢に変身
ジハール:魔王の息子、ユリシス好き好き♡
アンジェリカ:ユリシスの婚約者、すっごい忍耐強い?ユリシスがすっごく好き?
今回一番好きだったわ、この方
++好きだったところ
ユリシス、きらんきらんイケメンだし、非常に優秀だし、一生懸命国王代理しているし、完璧★スパダリ★かと思いきや。
あほか?
と思うほど、人の気持ちに気付かないwww
今回も危ないところいくし、国王代理している間は結婚できないから、待たせすぎるし などもろもろあって、アンジェリカに手紙を書くのですが。
たったの3行。
「すまん、あぶないところいくんで、帰ってこれないかもしれん
ゆるせ」
的な内容の3行。(読んでから少し時間たっていて間違ってたらごめんなさい、でも3行だったと思うよwww衝撃的だったからwww)
アンジェリカ様、それはそれはそれはお怒りになられまして(大爆笑)
ぐーぱんで殴っていいと思います、はい。
言い寄ってくるジハールにも「そんなもんはやれん」(意訳)と超塩対応。
BLだったら、ここでくっつくんだろうなと思うところでの塩対応。
ほんとに楽しいです。ぜひぜひ。
非BLなのかと思ってましたが、やっぱりBL展開有り…?
というのも、ユリシスが最強に塩対応なので中々判断がつかないシリーズなのです笑
今作も楽しかった!
妹溺愛なシスコンお兄様ユリシス。悪役令嬢で破滅行きは転生者イザークのアドバイスによって免れましたが、今作では悪役令嬢続編の展開が始まってしまい、今回も妹イザベラが色々と大変な目に…。それを救う為にユリシスも王様(期間限定)なのに頑張ったり無茶をしたりと大忙し。普段はめちゃくちゃ冷静なのに妹のことになると沸点が超絶に低くなるんですよね笑
妹の窮地を救うのがメインなのですが、恋愛面もほんのりあります。ちなみに恋愛面ではユリシスが鈍いのでジハールもアンジェリカも苦労する。塩対応が基本なので甘さはありません!笑
ですが、悪役令嬢ものとか夜光花先生のファンタジーものがお好きな方は楽しいシリーズだと思いますので是非!
またまたユリシス大憂鬱!!2巻も最高に面白かったです!
国王代理という職を拝命し、少しは彼の身辺が落ちつくかと思いきや、またまた問題発生。愛する妹イザベラはもう悪役令嬢でもないのに、またもイザベラが狙われてしまうことに……ユリシスお兄ちゃん、今巻も頑張ります( ´∀`)
公爵だろうが国王代理だろうが、妹に危機とあってはどこでもすっ飛んでいくユリシスの妹大好きが光る物語の第二幕。ファンタジー要素が強めではありますが、複雑に入り乱れる人間関係、内に秘めた登場人物たちの思惑、水面下での駆け引きといった心理戦ヨロシクなところも楽しい物語です。
ユリシスがあまりにも妹のことしか考えてないので忘れそうになるけど、一応BLです(笑)
しかしながら、BL <<< シスコンという図式になってるのは事実。ユリシスの頭の中は、イザベラ8、婚約者1、ジハール1くらいの占有率で、嘆かわしいことに、恋愛方面の思考はほぼゼロです。
婚約者のアンジェリカもジハールも、ユリシスのことが好きなのに、彼の恋愛鈍感力はチョモランマの山より高いのでお手上げ状態( ̄▽ ̄) ユリシスが身を焦がすような熱い想いを抱くときはくるのか……うーむ…今現在があまりにも無風すぎて想像がつきません。
でも今巻、ジハールが頑張ってくれてました!!
ユリシスとの接点はそう多くはないですが、その貴重な接点の中で、かなりグイグイと攻めてます。キスしていいか、とか。伴侶になってくれとか……なかなかの熱烈なアピールにシビれました(〃ω〃)
もっと攻めたってくれーーと祈りながら様子を伺いましたが、ユリシスが手強すぎて気長に待つしかなさそうです。
悪女たちの存在と、イザベラの婚約者のバカ王子の問題に頭を悩ませるユリシスとイザークの悪戦苦闘ぶりが、悩ましいけど楽しい2巻でした。
悪を滅する勧善懲悪ストーリーがスカッとしていて気持ちいいのは、さすがの作者さん。見事なザマァ展開が素晴らしいです!
ピンチからの巻き返しの見応えは何度読み返しても面白い。ファンタジーのスケールの大きさもさることながら、人間模様のあれこれも楽しいです。
妹への愛を少しでも自身の恋愛方面に向けて欲しいものですが一体どうなるのやら。ジハールとのBL推しですが、婚約者のアンジェリカも良い子なので、彼女とのことが今後どうなっていくのかも気になるトコです。
次巻はジハールとの仲がちょっとでも進展するといいな。ジハールのストレートな求愛に落ちて欲しいと願っています♪