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俺の敬愛する純愛小説家がヤリチンだなんて――!!!(泣)
kirikawa sensei no kahanshin ga honpou sugiru!
先に言っておきますがエロ度は少なめです!
本の題名に惑わされないで下さい!
その分お話に力を注がれています。
愛を知らない攻め様の行動にかなり振り回されました。感情ジェットコースターが半端なかったです。途中しんどかったー泣
受けの叶くんがいい子すぎて(涙)
攻め様の弱い部分が垣間見えるのと受けの健気さが読めるのでお好きな方には是非ともお勧めしたいです!
ちなみに最後の方で見せる攻め様の笑顔、見所です。ギャップにやられました。
性に奔放な作家の攻め(桐川) x 恋に恋するタイプの純情系編集者の受け(叶)。
作家x編集はよくあると言えばよくある。
奔放x純情もよくあると言えばよくある。
よくあるんだけど、キャラのバックボーンだったり、ふとした際に見せる意外な表情で、作品の差というのは生まれるんだと思います。
幼少期の経験から、愛情に飢えていたであろう攻めの桐川。
貼り付いたようなニセモノの笑顔を指摘したり、自分の堕落した生活を正そうと本気で向き合ったりしてくれる人、今までいなかったんだろうなぁというのが伝わってきました。
人の愛情や本気度を試したり、自分を大切にしようとしないのは、愛情に飢えた子ども時代を送った人に顕著な行動だと思うので、桐川の叶に対する接し方は理解できます。
当て馬的ポジションとして、桐川の同級生・咲田が登場するけど、咲田が叶に対して本気だったのか?それとも単に桐川に仕返ししたかっただけなのか?その辺りが分からなくて、惜しい点でした。
咲田も明確に同性愛者だったのなら、分かりやすかったかも。
愛されてる事を実感してからの桐川のデレ具合は大変良かったですし、貼り付いていない、心からの笑顔になった桐川はとっても可愛くて、これは叶でなくともキュンとしちゃうわ!とか思ったり。笑
溺愛彼氏の片鱗を見せる桐川は、かなり有望なスパダリ候補かと。。。
描き下ろしや、電子特装版小冊子の内容も盛り沢山で、大満足の一冊でした!
小説家の桐川と新人編集者の叶のお話。
「作家と担当編集」というその組み合わせはよくある設定だなとは思いましたが、インパクトのある作品タイトルに心掴まれて購入。
桐川の下半身がどれだけ奔放なのか確かめたい…!という気持ちと共に読み進めました。
でも、変わり者ではあるけれども下半身の緩さはそれほど感じない展開に、「アレっ?」という気持ちに。
叶と身体の関係になったのも合意の上でむしろ叶から言い出したところがあるし、乱交をしていたのも冒頭だけで「奔放すぎる」感じは薄かったです。
そして。桐川の生活を変えようとグイグイ強気に踏み込んでいく叶ですが、強気な言動の端々に“惚れている“感がにじみ出てキャラがブレていたのがちょっぴり気になってしまいました。
そこが彼の良さだったのかもしれませんが。
当て馬・咲田先生の存在も薄くて、何者だったんだろう?みたいな謎人物になっていて。
結局彼は何がしたかったのか、わかりませんでした。
エピソード一つひとつはあまり刺さらなくて正直評価に迷ってしまったのですが、
桐川のビジュアルがめちゃくちゃ好みすぎて…!
心からの笑顔を見せた場面で、ときめきと萌えを一気に貰ってしまった感じでした。
タイトルや帯などからのイメージとは違った作品だったけれども、なんだかんだありながらも幸せなところに着地したふたりを見れて嬉しかったです。
【女の子扱いはしてないけど・・・好きな子扱いはしてる(桐川)】
エロス度★★
おやおや、下半身が奔放・無邪気に人を振り回すカリスマ純愛小説家に恋の沼にハマってしまう担当編集者がかわいいですね。
小説家の桐川と新人編集者・叶が紡ぐ恋物語で、奔放でヤリXンが攻めであるのにエロスが少なめという作風のギャップが素晴らしい。
私生活が壊滅的な桐川のために尽くす叶の健気っぷりや桐川への恋の沼にハマってしまう可愛さがたまらなく、叶の気持ちを試すかのような桐川の言動・行動もツボで、叶に子どものように無邪気に甘える桐川がGOOD。
桐川の背景を思うと叶と出逢えたことで幸せになれたのが胸熱です。
桐川×叶
あらすじを読んで、
勝手にクズ男に翻弄されると思っていたが、
「桐川先生の下半身が奔放すぎる!」というラブコメ的な展開もなく、
「乱交」シーンもなし。エロも少なく、全体的に期待外れだった。
尊敬する純愛小説家・桐川(表紙の男)の担当になった平凡な新人編集者・叶。
だが、実際の桐川はヤリチンでだらしなく、マイペースというイメージ崩壊に大ショック!
エッチしないと書けないスランプ中の桐川を救うため、
叶が翻弄されるのではなく、自ら体を捧げることに。
桐川が書いた恋愛小説の内容を少しでも覗いてみたかったのに・・・
叶が感じた彼のギャップ、私たち読者が一緒に感じなくて残念。
冒頭は確かに面白いが、
いきなり桐川が叶を「好きな子」や「特別な人」として扱い始め、意外と優しくてびっくり!
恋人みたいにあまあまでほのぼのとした毎日!?
そんな桐川に心乱される叶のドキドキが伝わってくるけど、
桐川の叶への感情が曖昧すぎて、初対面なのに?
嫉妬と独占欲も理解できない。
桐川の背景、その愛を知らないまま、見え隠れする愛されたいという姿が切ないけど、
桐川の心理描写が一切ないため共感しにくい。
桐川の無茶苦茶な性格に、笑っていいのか、それとも痛いのか、わからない。
自傷行為には何とも言えない。
とにかく幸せ結末でよかったです。