氷竜王と炎の退魔師 3

hyouryuou to honou no taimashi

氷竜王と炎の退魔師 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

51

レビュー数
5
得点
100
評価数
21
平均
4.8 / 5
神率
81%
著者
犬飼のの 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
暴君竜を飼いならせ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199011443

あらすじ

沼津湾にスピノサウルスに似た怪魚が出現!! その正体は、慈雨(じ/う)の血が原因で突然変異を遂げた慈雨の眷属!? 竜人の秘密を守るため、父親の可畏(か/い)から怪魚スピノの抹殺を命じられた慈雨。苦しみながらも責任を果たすけれど、その夜以来、人間離れした速度で身長が伸び始めた!?竜人だとバレないように慈雨は転校を決意して!? 一年後、雄獣のように逞しく変貌した慈雨が、再び学園に降臨する──!!

表題作氷竜王と炎の退魔師 3

竜嵜慈雨、15→16歳、四年生→五年生(高等部二年生)
是永ルカ、17→18歳、五年生→六年生(高等部三年生)、退魔師

同時収録作品氷竜王と炎の退魔師 3

森脇篤弘,34歳,人間で蛟の恋人
汪束蛟,34歳,スピノサウルス竜人

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

大変身!

犬飼先生の作品は、いつも私の想像を予想もしない方向で超えてくれるのですが、今作もそういう仕掛けがたくさん散りばめられていて読んでいる時間がひたすら幸せでした。
暴君竜のパパとはだいぶ違う方向性の慈雨くんで、あれこれ悩んでいる姿も見せてくれるのがよかったです!おもしろかった‼︎続きも出てくれるとうれしいです!

1

痛み

慈雨編3冊目。赤子のころから見守ってきた可愛い可愛い甥っ子のような子が、するっと大人になって愛おしくてしようがないシリーズ。皆様表紙をご覧になって。あんなに可愛かったキラキラ王子様が、なんということでしょう、がっしり金髪イケメンに★
見守ることが出来て本当に幸せです。とはいえ、お話はこの後どうなるのか全く分からないので萌で。先生、出版社様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。気になるわという方は是非!是非、暴君竜の1冊目から!最高っすよ、このシリーズ。そして当巻のカラー口絵が神なんですの。すばらしい・・・(≠肌色)。

全寮制の聖ラファエル学園で、恋人となったルカと楽しく学園生活を送っていた慈雨でしたが、近くの海でスピノサウルスのような怪魚が出たというニュースが流れ・・・と続きます。

攻め受け以外の新しい登場人物は、水棲竜人たちぐらいかな。蛟、森脇、可畏、潤、倖、ミロ、クリスなどがご出演。

++良かったところ

慈雨がねえ。体も大きくなるんだけど、心も体も痛みを乗り越えて大きくなるんです。そこが良かったというかなんというか。

スピノの件で、どうしても竜人全体のことを考えて苦渋の決断をしなければならないところがあり。そして人では考えられないスピードでの成長のために、一旦ルカのもとを離れざるをえなくなり。そして激痛となって襲う成長痛などすべてを乗り越えて。

帰ってくるんですよねえ、ルカ先輩のもとに。逞しくなって。
いやほんとカッコいい。あのキラキラ、お目目くりくり可愛い王子はどこへ!?
とちょっと寂しい気持ちもあるんですけど、あまりのカッコよさに「まいっか!」と思いました。

お話はまだ先が読めないので、次巻以降も楽しみにお待ちしたいと思います♡先生、素敵なお話、有難うございます!!!

1

ついに…

待ちに待った続編
2人がついに♡
暴君竜シリーズと言えばバトルシーンが読み応えがあり心霊プラス恐竜バトルの組み合わせは他には無く本当に面白いです。
4作目も待ち遠しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)

2

慈雨ー…!! 泣けて泣けて、最高に萌え滾る3巻

あああ…最高の3巻だった…!!
読み終えた直後の今、興奮冷めやらず。

興奮そのままにレビューを書き殴る感じになってしまうため、見苦しいところが
あったらすみません。。

何よりも最高だったのは、今までずっと攻め・慈雨視点で書かれていたお話が
今回、前半部分・慈雨、後半・ルカと両視点で書かれていたこと!!
ルカ様(なんだか自然に”様”を付けたくなります)が後輩くんへの嫉妬に苦しむ様に
たまらなく萌えてしまった…

2巻でも幽霊エピソードにおおいに泣いたのですが、この3巻は序盤のスピノのお話で
ボロ泣きでした。。
思いがけないところで自分の行為の責任を取ることになった慈雨。
自分をただただ慕ってそばに寄ってきてしまう眷属が、人間に脅威を与え
その存在が竜人たちの平穏を脅かすものとなってしまった時、どうするのかー

責任を取った慈雨の心の苦しみ、痛みがこれでもか!と伝わってきて、
読みながらぼろぼろ涙がこぼれました。。

2巻まで萌えの対象だった”慈雨の方がルカを見上げる”という体格差が、
この巻で一気に逆転したのも最高にたぎったーーーー…!!!!!
それもただ”人間じゃないから成長しました”というのではなく、急な変化にも
先述のスピノが絡んだ理由があって…

ずっとずっと「ルカ先輩に追いつきたい、大きくなりたい」と望んできた慈雨だったけれど、
望まぬ形での急激な成長、体の成長と心の成長の乖離に悩む様子が痛々しかった( ; ; )

成長痛のシーンも、痛む足をさすりながらトイレで毎晩泣いていた昔の記憶が
呼び起こされ、手に汗握りながら読みました。
実家に戻っても母にさすってもらうことはせず、黙ってひたすら耐え忍ぼうとする
姿に、
”大人になりたい””心も成長したい”という慈雨の悲壮な決意が見え、胸が熱くなりました。

ルカ視点で描かれる、後半の水棲竜人の霊の事件もシリアスで本当にドキドキ、
最後の最後まで(本当に!!)気の抜けない展開。
やっとやっと、最後のページで安心できました。

やむなく人を殺した直後に平気な顔でお茶を飲む蛟や竜人たちを見て引いたルカだったけれど、
「付いていけない」と思う部分はありつつもそれでも「付いていく」と決意する姿が
最っ高にカッコ良かった…!ルカ、大好きです。。

そしてルカ推しの自分としては、”待ってましたっ!!”の終盤の二人の初体験、
乱れる姿に感謝の念と幸福感しか湧いてきませんでした・・・
笠井あゆみ先生の絵がまた美しすぎて、ため息。

いやーーー、1巻・2巻では想像もできなかった。
筋肉モリモリマン(言い方)になった慈雨が!!駅弁!!!なんて!!!

体は大きくなってすっかり変わってしまっても、ルカにとにかく優しく優しく接する
姿には心奪われました。

はあ…これからルカが大学生になった後、二人の関係はどうなっていくのか。
今から早く4巻、続きが読みたくてたまらないです。

作中に出てくる篤弘と蛟の関係性もまた、めちゃくちゃ気になってしまう。
切なさと深い深い愛が伝わってくるカプ、馴れ初めが知りたいです。

そしてツァーリって?弟が一人だけロシアで暮らしてるのはなぜ?といったところも、
実はずっと引っかかっている。。(スピン元を1巻までしか読んでいないため)

これはスピン元「暴君竜」シリーズも続きを読まなくては!と思い、
急ぎ2巻を購入したところです。

氷竜王シリーズと、暴君竜シリーズ、どちらもこれから最初から読み返しながら、
物語の世界に浸って浸って、浸りたい…!!

最高に泣けて、たぎって、萌えるシリーズ3巻。
その余韻にまだまだ酔いしれながら、スピン元2巻を楽しみたいと思います✨

3

氷竜王と炎の退魔師3

待ちに待った3巻目!
今回で父・可畏に近づいてきたかのような
慈雨が嬉しい‼️
ファミリーも登場するし、ファンとしては
ありがたい、の一言です❗️
赤ちゃんの時はひたすら可愛いかった慈雨君が
いきなり成長著しく、きっと慈雨ファンを悶絶
させているのではないでしょうか…
試練も乗り越えてルカ先輩と一生イチャコラ
しておけぃ‼️と満足して読み終わりましたよ
犬飼先生、次は続編ですか?
倖君のお話もぜひよろしくお願いします
潤と可畏メインも読みたいです!わがままですみません‍♀️

2

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