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sex pistols
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この連休に何となく再読して、寿たらこさんってやっぱすげーなと。
個人的には、昨今の妊娠・出産BLの隆盛でそれらの元祖作品的立ち位置でばかり紹介されるのが、アイコンとしては分かりやすくはあるものの何となく惜しい気がしてならないです。
この作品の唯一無二感、もっともっと強調しないと勿体無い気が。
一言で言うなら「寿たらこさんの頭の中、底知れない。」
ラブコメだと思って気軽に読んでいるうちに気付いたら思考と混沌のたらこワールドにすっかり飲み込まれていた、みたいなそんな底知れなさが潜んでいる怪作じゃないでしょうか。
ということで、
まずは最初の【気軽に読めるラブコメ】部分にあたる1〜4巻のイッキ読みが個人的にはオススメ。
メインカプの区切りが4巻目で一旦つくので物は試しに読んでみるならちょうどいい部分ですし、ここまではファンタジーといっても左京亜也さんのクロネコシリーズみたいなノリのファンタジー度合いなので誰でも読みやすいと思います。
登場人物がどんどん増えていくのがちょっとこんがらがるぐらいかな。
ヒトが「人類」と「斑類」に分類されている世界のお話。
1巻は、メインカプの話(国政×ノリ夫)と、国政のお兄ちゃんの話(米国×しろ)の二本立て。
あとまで読み進めていくと後々気になる点もあることに気付くのですが、この巻自体は本当に完全にラブコメで、よもやこの先の広がりを誰が予測出来ようかといった感じ。
私はぶっちゃけメインカプよりお兄ちゃんが好きでして♡
なんなら「変温キャラ萌え」という新しい萌えの扉をこのお兄ちゃんによって開かれましたよね(〃ω〃)
蛇とワニの子ってことで、人間なんだけど変温動物なんです。体温が下がっちゃう。
体温が下がっちゃったら誰かにあっためてもらわないといけない。
なにその萌える設定…!
でもってこれはBLですから、最初はそこら辺の女の子達にあっためてもらっているんだけど足りなくて、本当に身も心もあたためてくれるのは・・・となるわけです。
なにその萌える設定…!
私の萌えが今まさにピークに達しようかといったところで、2巻へ続きます。
メモ
#1,2 国政×ノリ夫
#3,4,5 米国×しろ
2004年に始まるこの「SEX PISTOLS」、今をときめくオメガバースよりもこんな以前から、繁殖・男性の妊娠(しかも女体化は無し)という世界観を打ち出した作品だと言えると思います。
設定は「斑類(まだらるい)」。
人類(猿人)とは別の哺乳類や爬虫類からヒトに進化した人間。猿人には斑類は判別できない。
…という前提がありまして、主人公のノリ夫くん(高校1年)が、事故った後に猿人の血に隠れていた斑類の血が現れて、今まで見えなかった斑類が見えるようになってしまった、というはじまり。
ノリ夫は「猫又」の先祖返り、というレアなプレミアちゃんだった…!
そんなノリ夫を手に入れようとするのは、超絶オレ様の斑目国政(まだらめくにまさ)・ジャガーな男(高校3年)です。
DTで普通の恋愛に憧れるノリ夫が、想像を絶する斑類のヤるのヤらないのの世界に放り込まれて、という騒動の物語。
1巻ではもう1組のCPが出てきます。
それは国政の兄、斑目米国(よねくに)と、クラスメイトの学級委員長・藤原(高校3年)。
米国は極度の女好きなので、藤原は心で想うだけ。
でもこの2人、なんかあるよ〜、という所で続く。
米国は蛇、爬虫類の男のようですよ。寒さに極度に弱い、人肌を必要とする男。つまりエロ担当?
こちらの2人も要チェック!
まだ商業誌の漫画を殆ど知らない頃からSEX PISTOLSのタイトルだけはなんとなく知っていました。
購入する前にSEX PISTOLSの世界観や斑類とは…という説明を見て、設定が難しそうだな…と不安でしたが、読み始めると止まりませんでした!
はじめは主人公のノリ夫と国政のお話で、面白いし、世界観もすんなり頭に入りましたし、ですが、1巻の途中から始まる委員長(しろ)と男嫌いな米国の話がせつなかったです!!いつ読み返しても泣きます。
1巻以降は続々と色々な人物が出てきます。
ファンタジーが大丈夫な方、男性妊娠が大丈夫な方、ありきたりでは物足りない方に
すごくすごくオススメしたい作品です。
寿たらこ先生のライフワーク的な作品になっている本作ですが、きちんと本筋の話(国政とノリ夫)の合間に繰り広げられる「同性異性関わらず妊娠が可能な斑類」たちの恋愛模様です。
BL作品なのでメインはもちろん男×男ですが、攻の国政の家庭はかなり複雑で、異父・異母兄弟がたくさんいることや、国政たち斑目兄弟の母親同士のお話(GL!)も後の巻に収録されているので、BL作品としてはかなり異色な方かな?と思います。
まだまだ先が長そうな作品ですが、完結しないでほしいなと思える作品です。
この作品には様々なカップルが(ゴールまでの距離は紆余曲折長短あれど)幸せになる物語です。
誰かお気に入りのカップルを見つけられるともっといいかなと思います。
他の方も言及していますが、最近人気の「オメガバース」に近い設定かと思います。
各種族には優劣があり、それが邪魔をしてしまう話もありますので、普通のオメガバースじゃ飽きてしまったなあという方にもおすすめします。
1巻はもう10年以上前の作品になるのですね(遠い目)。
寿たらこさんは「SEX PISTOLS」以前から好きな漫画家さんです(それこそデビュー作から全部読んだ)。他の漫画家さんではありえないほど作風に合わせて画風が自在に变化するのが特徴の一つで、数年違う年に描かれた作品を読み比べると「本当に同じ人が描いたもの?」と思うぐらい。物語は一話読み切り or 長くても一冊だけの作品が多く、コメディがメインでエロは濃い目かつ表現が直截的なので、代表作がパッと思い浮かばない漫画家さんでもありました。けれど不思議なことに(?)、どの作品も構成・絵ともしっかりしていて、不安定さを感じたことが一度もありませんでした。
前置きが長くなりましたが、そんな彼女の待望の代表作がこの「SEX PISTOLS」です。ここ数年でメジャーなジャンルになった「男性も妊娠できる」「獣の血を引く人間」という設定の発祥はこの作品じゃないかなーと密かに思っています(違ったらすいません)。
「斑類」という特殊な人類が存在する世界で繰り広げられる、多種多様なカップル達の物語です。特に1~2巻は、まだ「斑類」の深淵部分が出てこないのでBL的に非常に分かりやすい萌えがギュウギュウに詰まっていて、力一杯オススメしたい作品になっています。巻数が進むにつれ小難しい物語になっていくのですが、2巻まで読むとすっかり「斑類」の世界に魅了されて続きが気になってしまうこと請合です。
…うーん。9巻はいつ出るのかな(遠い目)。
妊娠できるBL?!セックスピストルズというタイトルは聞いたことありましたが、あらすじを読んで衝撃が走りました。男同士という禁断の中で受けが言う、自分は子ども作れないから…というのは読むたびに涙を誘う悲恋のお決まりのセリフのような感じに思っていましたが、できるんですね、妊娠!!
今までいろいろなところで妊娠するBLを読み漁っていましたが、妊娠の仕方が一番自然で納得できました。動物の子孫(たしかそうだったはず)で繁殖能力があるとかいう設定で動物になるところもあるのですが、動物系は普段得意じゃない私もなんか大丈夫でした!萌えが勝ったのかな!
とにかく神!続きが気になります!
人によってはイラストやあらすじで引いてしまう方がいるかと思いますが
食わず嫌いならぬ読まず嫌い程勿体無いものはありません
強制はしませんが、読まなければ分からないものも多々あります。
この作品・作者のすばらしい点は
あらすじを見た限り設定がなかなか特殊ではありますが
ストーリーに世界観・設定が上手く組み込まれているので
読み進んで行くうちに自然と把握できるようになっている点
また、これほど複雑な設定であるにも関わらず
繊細なキャラクターの心理やストーリー展開をつくり込んである点です。
斑目国政×円谷ノリ夫のカップルを中心に周囲の斑類の恋模様が展開されていきます
複数CPがありますが、個人的にどのCPのストーリーも読みやすく
どのキャラクターも魅力的に描けるのはこの作者の凄い所であると思います。
読まず嫌いはしない方がいいと教えられた作品です。
いきなり、痴漢シーンから始まります!
サルに痴漢されてるノリ夫。
アニメでしか、知らなかった熊樫先輩がノリ夫に惚れているのは知っていたけど……先祖返りのノリ夫にこんなにも、ハァ ハァだったなんて知らなかった!
アニメデビューの私には、あのおっとりした熊樫先輩しか知らなかったのです(^-^;
ちょっと、怖いぜ(笑)
国政もめっちゃ強引!俺様!
でも、良い!
国政に抱きついちゃうノリ夫とかめっちゃ可愛い!
一生、国政に守られて行けば良いと思う(*^^*)
事故で「先祖返り」した円谷ノリ夫。
ある日突然、人間が動物に見えるようになった事から全てが始まります。
奇抜な設定ですが1巻ではそれ程必須ではなく、読者はノリ夫と共に斑類の世界を知る所まで。
国政との馴れ初めにはいろんな意味で驚きの連続です。
理解できないまま無意識に選んでしまった自己完結の国政と、取り敢えずのお付き合い確定にこれからの期待を煽られます。
そして、米国偏へ。
そこここでゆっくりと進展している国政とノリ夫の姿を確認しながら、友達ごっこをしている藤原の恋心が健気です。
委員長らしい地味っぷりなのに抱かれている表情のエロさが堪りません。
藤原の体温に熱を感じる米国の動揺が、段々制御できなくなってついに、感情のピークを迎えて次巻へ持ち越しとなります。
男が男を好きになる葛藤もなく、斑類では当たり前の一言で終わってしまうこともしばしばですが、その厚みのある設定とストーリーの面白さ。
人の本質的なものがさらりと織り交ぜられ、斑類と言う種の存在を違和感なく受け入れてしまいました。
一言でいうと
「こんな世界だったら毎日がパラダイス!!」
特殊な設定で出てくる人物も特徴的ですぐに全巻購入しました。
とにかくノリリン可愛すぎwこれは見ないと損です!!
絶対に読んでほしい一冊