かたわれづきの夜に鳴いて 上

katawarezuki no yoru ni naite

かたわれづきの夜に鳴いて 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
茶虎はねこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
宙出版
レーベル
Daphy
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784776755227

あらすじ

愛されたい、繋がりたい。

満足したら終わりの関係

包容力抜群な年上×恋愛下手な拗らせメガネ
じれキュン年の差BL!

好意を寄せていた人に恋人ができ、失恋した雀野は、
ヤケ酒中、よく行く喫茶店のマスター・鶯原と鉢合わせる。
心配する鶯原をよそに酔った勢いで出た
『自分とセックスをして』発言でセフレになることに!?
割り切った身体の関係だけでいい、
他人と愛し合うことなんてきっとできない。
という強がった感情と割り切った身体の関係だけでいい。
なのに、求められたい、愛されたい。
と矛盾する自身の心に振り回され―――…

表題作かたわれづきの夜に鳴いて 上

鶯原暁彦、喫茶店のマスター、33歳
雀野千惺、サラリーマン、25歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数2

よばひぼしの尾をひいて、のスピンオフ!

ということを知らず、読み始めたまりあげは。

冒頭で、「??」という顔になってしまい、もしや下巻から読み始めた?? と思ったら、タイトルのことでした。
(最近、こういうパターン多いので読む前リサーチ大事ですね!やっちまったまりあげは、切腹!!)


けれど、「??」ってなったのは最初だけでした。
主人公の雀野が、前作に出てくる会社の先輩を好きになり(追記:おそらくそれ以外にも恋愛関係色々ありそうな予感)、失恋したところから始まるというスタートかなと探りながら、あっという間に物語へ惹き込まれていきました。


よく行く喫茶店のマスター鶯原に心配された雀野が、酔った勢いで鶯原を誘って、えちからのセフ○になってしまい、、、
というお話。


上巻では、ひたすらに雀野から鶯原を誘っていましたが(つまりえちぃ展開多し♡)、終盤で鶯原と過去に関係のあった相手から揺さぶりをかけられ、雀野はアレコレと考えてしまいます。
結果、上巻最後の最後に鶯原から初めて誘われましたが、それを断ってしまう切な展開に。


それまで雀野は、失恋したからとは言ってもやたら鶯原を誘うし、まあ、仕方がないよなあと思っていたら!


好きな相手に、元恋人の影がチラつくなどの切な展開大好き民なので、俄然萌えてしまいました。(ドMまりあげは)

切なラバーの方は、早く下巻読みたくなるので上下一緒に手元へ置いておくことをオススメします。


ちなみに、雀野の髪型(頭頂部?)のはねてる感じ(カワイイ)は、雀から来ているのでしょうか。
その辺のキャラ作りも気になった所存です。



1

受けの欲求不満と健気のギャップが可愛い セフレ関係がエロい

鶯原×雀野

『よばひぼしの尾をひいて』のスピンオフ。
(この単行本が出るを知った時までスピンオフがあるのを全然知らなくて・・・。)

狼谷に密かに想いを寄せている後輩・雀野と、
狐坂が世話になっている喫茶店の店長・鶯原の恋模様。
セフレから始まる関係で、少しずつ育まれる恋心。
内容は普通。エッチシーンが豊富!エロくていい!

狼谷に失恋したばかりで、
まだ拗らせている雀野。
そんか彼から誘ったのは鶯原。
そんか彼を優しく包み込むのも鶯原。

鶯原、ノンケだと思わない!
そのテクとやる気に撃沈!

雀野、
狼谷だけでなく、昔の恋でも深い傷を抱えている。
叶わなかった恋の苦しさが、
鶯原との関係で発散していく姿がいじらしくて、
体の快楽にハマり込んで、
ちょっぴり淫乱っぷり&欲求不満の様子で
鶯原を求めているのに、
恋で再び傷つくのが怖くて、
鶯原への気持ちを誤魔化し、
つかみどころのない感情に悩まされる一方で、
鶯原の過去の恋に嫉妬したり・・・
スケベさと健気さというギャップがたまらなくて、
その中の繊細で複雑な感情にも刺さる!

不器用な雀野。
まだはっきり読めない鶯原の心。
上巻、急接近する2人のもどかしさが絶妙です!

2

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