草食恋愛サバイバー

soushokurenai survivor

草食恋愛サバイバー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

294

レビュー数
3
得点
23
評価数
5
平均
4.6 / 5
神率
60%
著者
幸崎ぱれす 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「気持ちを伝えることもないまま、江越さんが他の人のところに行っちゃうのは、絶対に嫌です……っ」「他の誰かのところになんて行くわけないよ。俺の好きな人は國吉君なんだから」内気な性格なのに営業職になってしまった新入社員の國吉文仁は、営業先のクレーマーの家に軟禁状態になっていたところを、カスタマーサービス部主任の江越に救出された。その時、文仁はひそかに憧れていた江越の優しい人柄を知り、完全に恋に落ちてしまう。一方、十年間連れ添った兎を半年前に喪ってからペットロスに陥っていた江越は、クレーマーに対して震える文仁の中に愛兎の面影を見出していた。以来いろいろと構うようになるが、文仁のさまざまな面を知り、人としても好ましく思うようになっていく。ある日、文仁は江越と一緒に会社から駅に向かう途中、不意に江越が「ユキちゃん」と切なそうに呼ぶのを耳にする。江越が元カノに未練があるらしいことにショックを受けた文仁だったが、親友の協力(焚き付けたとも言う)もあって、休日に公園で二人でピクニックをすることになり……? 草食系リーマン同士、ふわふわキュートな恋のメロディ!

表題作草食恋愛サバイバー

江越隆幸、カスタマーサービス部主任
國吉文仁、営業部の新入社員

その他の収録作品

  • 草食溺愛サバイバー
  • 奥付

レビュー投稿数3

短めストーリーだけど大満足な読後感

この尺の長さでこの読み応えはすごい。

勘違いだらけの恋愛ストーリー展開なんですが、これが絶妙にカチリとハマります。
アンジャッシュの勘違い・捉え違いのお笑いネタみたいな、そんな感じ^ ^
兎のユキちゃんをこよなく愛する江越の文仁に対する脳内ボイスが、めちゃおもろでした!

盛大な両片想いの恋にムッフフフ……(〃ω〃)
この2人、こんなにも惹かれ合っているのに、どうしてこんなにすれ違いが生まれるのか神様のイタズラってこわ。いやいや、でもこれがあるからストーリーが盛り上がると言っても過言ではありませんっっ!!
勘違いルートに惑わされていく過程は、長い小説を読んでるような満足感すら感じます。ジレモダ感のあるストーリーだけど、この長さのストーリーだから飽きずに読めるし、テンポよくストーリーに没入できました。
キャラ、ストーリー、長さ。全部がベストなバランスで成り立っている作品だといえるでしょう。

そんでもって。この短さでもちゃんとベッドシーンもあって、あな嬉しや♪( ´▽`)
最初の出会いのときからエンディングまで楽しくて面白いしで作者さんのすごさを堪能しました。
サラッと読める手軽さもあるので、小説苦手って方にもハマるんじゃないかなと思います^ ^

もしもこの2人のお付き合い編とか同棲編があったら買っちゃいます(笑)
いつかの実現を期待しておきます!

1

二人ともいいんですよね〜

こういうのがいいんだよ!なお話でした。

短いのですがギュッと無駄のないお話で、とにかく二人が一緒に過ごすところをニヤニヤ微笑ましく読んでいられます。

文仁が可愛くて可愛くて仕方ないCSの江越、江越が好きで好きでな社会人1年生の営業の文仁。
なのにお互い気持ちを打ち明けられずに現状維持でいたら…?

恋愛も告白へ至る部分も社会人や人としても、とっても良いお話でした。

なのに!いざコトが始まったら江越がなんと!え〜?なんで?いや、まあ美味しいかな?

休日イチャイチャも将来設計も、年上彼氏最高だな!

0

牧草系リーマン同士の、甘〜いラブストーリー

幸崎ぱれす先生の作品がとても好きで、色々既刊を読み漁っています。

そんな幸崎先生の電子新作!ということで、早速読んでみました。
約100Pと小説としては短めで、さくっと読めて楽しめるのも嬉しい◎

も〜なんともほのぼの、そして面白くて笑っちゃった!
タイトルどおり、草食系リーマン同士(先輩×後輩)のサバイバル(?)ラブ。

”草食系を通り越して草(←この言い草、夜中に声出して笑っちゃいました)”と親友に言われるほど奥手な営業部新人・文仁(受け)。

営業先で悪質なクレーマーに絡まれ軟禁状態になっていたところを、憧れのカスタマーサービス部主任・江越(攻め)に救出されます。
その際江越には、ぷるぷる震える文仁が半年前に死んでしまった愛ウサギに重なって見えており、そこから二人の社内外での交流が始まってー

と続くお話です。

飲み屋で野菜スティックをポリポリ…なんてされたら、そりゃウサギを連想しちゃっても仕方ないよね!と思うぐらい、文仁のうさぎみ(?)レベルが高くて可愛くてきゅん。

この文仁、頼りない新人くんか?と思いきや、その本質がなんとも芯があって好感が持てた!

江越に救出された後は自分なりに努力する姿勢を見せて仕事面でも一皮むけて、ひ弱なだけではない面を見せてくれます。

そんな文仁の姿を見て、庇護欲だけではなく、だんだんと恋愛感情を持つようになる江越。

けれど彼の発した「ユキちゃん(←死んでしまったうさぎの名)」の一言が、あらぬ誤解を生んでしまい二人はすれ違うこととなって…

と、すれ違いパートもあることはあるのですが、全体に流れる雰囲気はあまあま・ふわふわ・ほっこり。この安心感が、いい…!
クスッと笑える部分がいくつもあって、とっても楽しく読めました。

俺様傲慢肉食系攻め様もいいけれど、スタイリッシュな羊系攻め様も良きです✨
そんな草食男子がエッチの時には絶倫男子になってるギャップにも萌え。

終盤、これからの同棲生活が匂わされる展開に、この先の二人の姿もぜひぜひ見たいなあ〜と思い、ニヤニヤしてしまいました(。-∀-)

読んだらうさぎをなでなでしたくなること、間違いなし。(うちにはいないので、代わりに犬の頭をなでなで…)

なんとも平和で牧歌的、甘くて楽しいリーマンラブのお話でした♡

0

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う