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midnight lier
表紙の雰囲気が素敵で、刑事のバディもの!
面白そうだなぁと手に取ってみました!!
が、読みにくい…コマ割りなのか台詞回しなのか
台詞が多いわりに、説明が足りない。
ブツブツ切れている感じで、
繋がりが分かりづらいというかポイントが掴みづらいというか、
上手く説明できないけど、スッと物語に入り込めない。
実は…なハラハラする戦略も
上司の刑事の過去や思惑がイマイチ理解できずに
モヤモヤして、盛り上がりにかける。
面白い要素はたくさんあるけど、理解力が足りずに申し訳ない。
メインの二人より、何でも屋(?)の兄と依頼者のお話の方が
好みで面白かったです!!
メインのお話にも出てきてたんですが、付き合ってる?で良いんだよね?
という雰囲気だったので、馴れ初めが読めてスッキリ
適当だけど頼りがいがある人と一癖ある人の組み合わせ!!
大人の駆け引きが楽しくて、
男が初めての攻めが、受けに指南されながら雄みたっぷりに…もとても良かった!
きちんと2冊に分けて、どちらもしっかり読みたかったです。
刑事×刑事で、新パートナー、過去の事件、陰のある訳あり、とくればやはり期待値は高まり、わくわく読んでみた次第です。
面白い内容だとは思うのですが、どうしてこうなったんだろうと不思議に思うくらい、ものすごく分かりにくいです。
話が現在と、過去エピソードを行ったり来たりするのも、こういう内容ならばよくあると思いますし、キャラクター造形もハードで、ある意味よくある天真爛漫系と陰のあるクール系で特異な設定でもないし、それなのになんでだろうと。
全4話というのがいけなかったのかなと思いました。
いろいろな仕掛けをちりばめるには、4話は短すぎて、ストーリーのまとめも、二人の仲も、すべてが唐突で、エンドマークを見た時には放り出されたようで愕然としました。
後ろに相良の兄の短編が入っていますが、これを入れるなら本編を1~2話膨らませた方がよかった。
実はもう一冊過去エピソードだけの本が別にあったりするのか?と著者の過去作一覧を見るなどしましたが、該当しそうなのがなくて。
絵も丁寧で見やすくて、1話お試しを読んだときにはまさか自分がこんな感想を持つとはまったく思っていませんでした。
仕掛けもキャラクターも勿体ないです。