「言ったでしょ? 逃げられないって」

スイートルーム/0226

suite of room /0226

スイートルーム/0226
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×24
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
73
評価数
20
平均
3.8 / 5
神率
35%
著者
かのさゆり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033929

あらすじ

もう逃がしてあげないよ

松本玄野、30歳。地元に戻り絶賛求職中の身だが、なかなか思うようにいかない。
ゲイバーでヤケ酒を煽っていたところ、客に襲われる松本。
間一髪のところで助けたのは、高校の同級生・神楽坂だった。
バーでのことを内緒にする代わりにと、神楽坂の部屋に連れ込まれ──…
意識を手放した松本が目覚めると両手が拘束されていて!?

「言ったでしょ?逃げられないって」

動画をネタに言うことを聞けと脅されて…

表題作スイートルーム/0226

30歳,神楽坂グループ御曹司ホテル王
30歳,休職中

同時収録作品春の嵐は種を蒔く

レビュー投稿数5

良き良き

初恋の相手が結婚するという、言ってしまえば「あるある」展開から始まり、オルタナティブ・ラブ作品では最初に失恋した相手を引きずってしまいがちな読者の私としてはなかなか厳しいかもしれないと思っていたんですが、結果的にとても良きお話でした。

初コミックスとのことですが、ストーリーの展開のさせ方がとてもお上手だなと感じました。

同時収録の短編も、よくある設定ではありますが、穏やかで心温まるお話でした。

絵柄もとても好きなので、次回作も楽しみにお待ちしております✨

1

好きな人を逃さず囲い込みたいエリートの執着が素晴らしい

【俺はお前のそういう不器用なところが、可愛くて仕方ないよ(玄野)】

エロス度★★★

おやおや、平凡受けにド執着するエリート攻めの激重な愛が素晴らしい!

高校の同級生の神楽坂にトラブルから助けられた玄野でしたが、今度は彼から動画をネタに脅されてしまうおやおやおや?な展開。

神楽坂の強引で横暴なやり方に強気な玄野が反感を覚えて抗おうと噛みつく様子が可愛らしいのと、神楽坂の考えが分からずに苛立ちが募ったり、ずっと信じてた過去の記憶に関した違和感などがたまらなかった。
また、行動が空回ってしまう玄野や好きな人の為に動き続ける不器用な神楽坂の愛がかわいくて尊かったです。

1

受け攻めの組み合わせが好き

タイトル通り受け攻めの組み合わせが非常に好きでした。
最近こういう受けが界隈見かけなくなったなと思っていたのでとても楽しめましたし冒頭からの感じで不穏な感じなのかなと思いつつ、動画で脅すとかあったので。でも、蓋を開ければまったくそういうことはなくむしろ平和的で、攻めが受けに子供の頃からずっと恋焦がれていたことが分かりました。また昔助けてくれたのが初恋の人物だと錯覚していた受けでしたが実はそうではなく。最後別の作品が入っていたのですが、残念ながらそちらは受けがタイプからかけ離れており辞めてませんm(__)m

1

作品の若さを感じました(*´ェ`*)

ビビッドなカラーリングが目を引く表紙
初めての作家さまでしたが試し読みしてみたら先が気になる感じもあったのでこれも出会い♡と思い先を読んでみる事にしました

最初に試し読みした時に期待したゾクッと感は正直得られず。。。
2人の始まりはまぁよくある感じの勢い系ですが、彼らの背景はちょっと凝っていてドラマ感を感じます

試し読みで私の様に喰い付いた場合は少し「え?」と戸惑う所も無きにしも非ず。。。
決してこの背景の選択が面白くないとは思いませんし、個性が合って凝っているとは思いますが、冒頭の入りからここに行きつくのは若干ミスリードではないかな…?と私は感じてしまいました

メインの2人のキャラも年齢相応な感じがしないのもどうにもお話しに入り込めなかった所かも、、、

攻めは肩書もあるし立ち位置的にはスパダリなんでしょうけど受けとの関係性もあってか幼さを感じます
受けはそんな攻めを受け止める感じの太陽受けの方向性を感じますが、やはり30代の成人男性としては行動などに思慮深さが足りず浅さ・若さが否めない。。。

キャラ萌え、ストーリー性、意外性、独自性、、、多分すごく考えられてまとめる推敲を繰り返されたとは思うのですが、結果的にこの作品の推しポイントがぼやけてしまっているように感じました

更にこの1冊には表題作以外にももう1作品同時収録があるのですがそちらの短編も突然の始まりで畳みかけるような展開、、、
ちょっと読者を置いてきぼり感のあるお話しでした (,,•﹏•,,)

表題作との関連性のない作品で、表題作の終わりの余韻もぶった切るような始まりだったので、表題作とこの作品の間にあとがき的なものを入れ込むなどして一旦空気をリセットして、読者への読む準備をさせてくれたら良かったのにな~…なんて生意気にも思いました…

ここは今回が初コミックスとの事なので(おめでとうございますヾ(〃∀〃)ノ)しっかりプロの編集さんがフォローしてあげて欲しかったな、、、と素人読者としては思ってしまいました…

ほんと、、、折角のデビューコミックスなのに辛辣ですみません…(>︿<。)‼
次回作以降も期待したいと思いますので、どうぞまた素敵な作品を届けて下さると嬉しいです!!!
評価は悩みましたがご祝儀評価と期待を込めての加点評価をさせて頂きました

1

執着、なのかな…

父親が亡くなったあと祖母のことが心配で地元へと戻ってきた玄野。
そこで再会した高校時代の同級生・神楽坂とのお話でした。

冒頭部分で鎖に繋がれている玄野の姿を見て、ここから激しめな展開になっていくのだろうなーと思いきや。
そういうヒリヒリしたところは薄かったような印象です。

まず、玄野が自分のことを忘れているのは高校時代からわかっていたはずなのに、なぜこのタイミングでアプローチし始めたのかが謎。
かなり執着心強めなのに、もし玄野が地元に戻らなければ諦めていたのだろうか。
色んな偶然が重なって神楽坂の気持ちも再燃したとかならわかるんですが…
それっぽい描写がないため、推測することもできないモヤモヤが募ります。

記憶違いだった幼なじみを好きになったきっかけの出来事も、それを知った後の気持ちの変化が重要だと思うのですが…
さらーっと両想いになってしまうので、こちらの気持ちが追い付きませんでした。

たくさんのエピソードの中にしっかりエロも挟み込まれてはいますが、どれも中途半端というかチグハグに感じてしまって。
アレコレ詰め込まずそれぞれの気持ちがじっくりわかるような展開ならば、もっと萌えられたのかなと思いました。

3

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