トライトーンワルツ

奥付のページイラストがエモい。

音大でピアノを学ぶ傲慢天才エリート×そのエリートのせいで一浪した努力家のデュオBL。


伴奏の授業で、自己を表現しすぎた攻めは先生からこっぴどく注意される。
受けは、エリートにも弱点があるんだと思いつつ、その攻めのあとに伴奏を引き受け、結果褒められる。

するとその授業後、攻めからデュオの相手に指名されて、、、
というお話。

エリートが挫折を経て、受けと。
音楽と。
真摯に向き合い、成長していく姿が良かったです。


実際に作者様はピアノを生業としている方だそうで、こだわった表現などもあるそうで、そこが見所かと思います。

また、受けとデュオをするようになり、傲慢さが抜けると同時に、受けをどちゃクソ溺愛しまくってる変わり身も良きでした。

また、本編とは関係ない読み切り短編が1作収録。
カーｾｯ…ありのリーマンものなので、お好きな方は刺さるﾔﾂと思います！！


カバー下に、作中で使用された曲一覧が載っていて聴きたくなりました！