隠れΩの俺ですが、執着αに絆されそうです

Ωである自分のことが受け入れられず苦しむ受けに共感

小説原作のコミカライズ版である、こちらの作品。原作小説は未読の状態で読みました。

街中で一瞬すれ違った時に気付いた”運命の番”を求めて、その運命の番の彼が逃げ込んだ先の学園に転入した攻め・雄大。Ωであることを隠し、αと偽ったまま雄大に懐かれた翔だけれど、雄大は校内で”運命の番”探しを続けていてー

と続くお話です。

いつ、どんな形で翔のバース性とΩであることがバレてしまうのか…！というハラハラ感でどんどん先へ先へとページをめくってしまう展開。
スリル感のあるものが好きなので、この緊張感がたまらなかったです。

ただ〜！肝心のそのバース性・運命の番であることがバレる場面の、攻めのやり方がどうしても自分には納得できなかった＆好きになれなかった〜…！
わんこ系攻めなのに強引で乱暴なやり方なのが。。うーんと思ってしまいました；
一歩間違えば別のαに襲われてたぞ…

そして自分のΩ性を受け入れられないでいる翔が、ヒートを起こした最初の時は致し方ないとしても、その後も”男を受け入れる側”としてそれほど抵抗なくすんなり（というように見えた）雄大と事に及んでいるのも、展開が早く感じてなんだかなー…という感じが。。

二人のキャラや、学園内ではバース性が遮断されるという設定はとても面白かっただけに、刺さりきらない点があったのがちょっと残念でした；