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ijiwaru na kojinjugyou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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天体観測が大好きな森くんは、もちろん天文部在籍。ところがこの天文部は実態は「帰宅部」といわれ、部活動をしたくない生徒の集まりであった。
このまま活動休止状態が長引くと廃部の危機。あせる森くん。しかし天文部の顧問でもと天文台の研究員・小宮山先生はまったく無関心。どこかひねくれた性格で、教師らしからぬ超現実主義。「やる気があるやるがやればいい」と森くんを突き放すが、間違ったことは言っていない。反論できない森くん。
なんとか活動実績を残さなければと、流星群の観測会を計画するが…
十門字さんは、同人で活躍されて、今回のコミックが初出版ということです。
表題以外に3本、正確には2本のストーリーが収録されています。
作者は、独特の感性を持っている方だと思いました。それが今のBL界に合っているかわかりませんが、編集の方が見込んで商業の世界で本を出すのですから、絵がうまい、という要素以外に何か感じるものがあったのだと思います。
絵は、草食系の虫も殺さぬようなエロとは程遠い感じですが、Hシーンは思っていた以上にエロです。この絵とギャップがあるなぁ。
また笛を吹く場面とか、茂みの中でうなじを見て興奮する場面とか、作者のフェチな感性が光っています。
萌えの属性がかなりたくさんあります。学生のファッションはしっかり萌えアイテムとして練られて描いていると思います。
作品から器用というかソツのなさ、というのがなく、どちらかというと野暮ったいほうに属するかもしれませんが、それがほんわかした感じでよいです。ノスタルジックでショタなテイストがちょうどいい感じです。
これからも、自分の萌えに閉じこもることなく、この感性をよい方にひろげていってほしいと願っています。
少女漫画のようなやわらかな雰囲気の絵です。
ストーリーは一昔前のBLな感じですが、とてもいいお話を作られる方だと思います。
正直エロを期待せずに買ったのですが、いい意味でイヤらしいです。何回読んでもドキドキします。
初読み作家さんです。
表題作は描き下ろしで、その他の収録作品は2006~2007年に発行された同人誌からの再録のようです。
短編集ですが、カップルの数としては3組のお話です。
表題作の先生x生徒カプと、部活の後輩x先輩、同級生の幼馴染もの。
高校生がメインのお話なんですが、普通の高校生のありふれた日常生活を丁寧に描かれていたと思います。
どちらかというと地味な方に入るのかもしれませんが、メガネで大人しそうに見えた男の子がいきなり好きな子にキスして襲ったり(笑)、意外なエロさを見せたり、ちょっとギャップのある面を見せてくれて、うまくお話にアクセントを加えているのではないかと思います。