虎に四目屋

tora ni yotsumeya

虎に四目屋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神200
  • 萌×264
  • 萌33
  • 中立4
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
36
得点
1359
評価数
307
平均
4.5 / 5
神率
65.1%
著者
水玉ミズ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784864424929

あらすじ

時は天保、江戸。物売りの青年・虎はある日、派手で上質な着物を纏った金目の男と出会う。
その男はかの有名な“性具店”四目屋の主人だった――。
“日本最古のアダルトショップ”四目屋の主人と物売りの虎。
艶やかにエロス迸る江戸BL、商い開始――!

表題作虎に四目屋

27歳,性具店「四目屋」の主
19歳,長屋暮らしの物売り青年

レビュー投稿数36

No Title

初の江戸BLモノです。

やはりというべきか…ふんどし姿がエロいです。笑

そういった癖が生まれそうです…


ツンデレな受けが絆されてく感じ、どの時代でも魅力的ですねぇ。

続編期待したいとこです。

0

王道を江戸が艶やかに彩る

 ストーリーとカップリングは現代モノに戻して考えると、王道の中心を通っていると思う。
 
 重いモノを背負った訳アリの受けがハイスペな攻めに出会い、最初は散々だったものの何だかんだ良くして貰ってやっと見つけた自分の居場所。
 二人の距離も縮まっていく矢先、突き付けられる辛い現実に自らその居場所を手放す、酷い目に合わされても自分にツケが回って来たと諦めて覚悟を決めた、その時……!
 
 …歴戦のBLオタクの皆様なら何十・何百と見た展開だと思われ、でも好き、最後はハッピーエンドが約束され、結末や展開に予測が付いても気持ちが盛り上がる鉄板ストーリー!解りやすく安心感もあって素直に楽しめます。
 ところが舞台が江戸に変わるだけで一気に新鮮味、高い画力で描かれる江戸の世界観、町景色の背景とそこに生きる人々、古めかしい言葉遣いや蛍や柳の話に風情を感じ、もちろん歴史ある玩具達も、モブおじさんも月代頭。

 前半はやや濡れ場を見る為の急展開感がしました、中盤以降は蛍舞う夜のロマンティックなシーンや、思いもしない言葉で突き放す切ない場面と待ち受けるモブレ、辛さも含むストーリー重視で良かったです。
 好きになった理由とかは後から解ってくるのですが、口吸いや恋愛感情は少しいきなり感があったかも、二人の過去や裏に抱える事情はきちんと描かれていて良かったです。

 序盤から助平ですがお仕事の関係である玩具の使用のみで、しっかり挿入は最後、薬の勢いで抱かない所に意外な誠実さを感じました。
 電動式なんか無い時代、現代ではあまり馴染みが無い玩具達の登場やその使用方法など、知的好奇心的な意味でもドキドキする面白さがあります。
 
 濡れ場の虎がキラキラ涙目だったり、ややポーズが女性的に感じてしまう所もあったけれど、やられっぱなしでなく「本気を見せてみろ」の言葉にしっかり答えたり、「極楽見せてやるよ」って台詞二回出てくるのですが、強気な姿勢が漢気溢れてとても良かったです。
 紙本で購入していますが修正もなかなか…薄めのぐしゃ塗りで、四目屋の立派なアレが結構見えやすかったです。

 濡れ場が平気なら初心者さんから読み慣れた人まで、様々な方に親しみやすく読みやすい作品だと思います。
 時々さりげなく猫が出てくるのが可愛い、裏表紙、自慢の張型やずいきも猫の手に掛かればただのじゃらし玩具と化すのだ…(^-^;

0

ふんどしの魅力に気付かされた江戸BL

時代物BLは初めてやったけど、めーちゃくちゃ良かった
服装とかは風景などは江戸時代の風情が感じられるけど、人物の髪型とかは現代風のキャラデザなのが個人的にツボりました
絵めちゃ綺麗やしストーリーも1巻で収まったのがすごいくらい奥深くてデビュー作とは思えない!!!

みんな結構褌に着目してたから気になってたけど…うん、やらしすぎた
ふんどしずらしてtnk出してる描写オッフ(鼻血)

金色の瞳をした性具店四目屋の主人が爆イケ。
借金のある虎が四目屋に盗みに入ったことからエッチなお仕置きが始まり…というありがたい展開
四目屋の瞳が金色で冷たい感じの視線が最高//初めはお仕置きだったけど、もちろん少しずつお互い感情の変化があるよね〜
蛍からの口吸いのシーンでは虎に負けないくらい心の臓が爆発しそうになりましたw

バリバリの反骨精神を持ってる虎ちゃん、四目屋にちょっとずつかわいい表情とかするようになって懐いてる感じ可愛いんやけど、そんな虎に四目屋「お前、堪んねえなあ…」オッッッフ
堪らないのはあなたです!!!堪んねえなあ!!!!って荒ぶる心の臓ww

四目屋、ちゃんと両思いになるまで一回もエッチしなかったのもいい。なに考えてるかわからん表情だけど、虎のことちゃんと理解してて蓋開けたら溺愛とか完の璧やんww

これは恋人編見てみたいな…もっと執着してる四目屋拝みたい…

1

デビュー作でこの仕上がりとはスゴイ

お江戸モノです。
相変わらずあらすじ読まない表紙をちゃんと見ないので、ヤクザモノかな?と思って読み始めたら違ってた。時代劇です。
ストーリーは典型的なハッピーエンド。
[弱きを助け強きを挫く]安心して読めるお話でした。
とにかく絵が上手。顔がいいのと身体つきも最高!身体の描き方が美しい。虎くんが春画モデルになるシーンがあるんですが、引き締まった身体に虎の刺青、そこになんといっても褌ですよ!
なんか、パンツと違って褌って普段見ないもんだからありがたみがあります。こういう前垂れがないタイプのが、ふっくら可愛い。

喜怒哀楽が激しい虎くんと、余裕があっていつも微笑んで見守っている四目屋さん。2人共好きなキャラでした。
四目屋の従業員弥吉と庄助がとてもいい味出してて好きです。愛想悪そうで塩対応っぽいのに、案外過保護なところがあってこの2人、もっと見たかったです。

水玉ミズ先生、今後要チェックです!

シーモアで購入
残念な事に白抜き修正

1

凄まじい!

デビュー作からぶっ放してきた!!と驚愕しました!
凄いです、全ページスゴイ熱量で描かれていらっしゃるのが伝わって、本当に読み応え満点でした。
虎ちゃんの入れ墨とか着物とか背景とか、四目屋さまのバッキバキのお身体とか、全部全部綺麗なんです!ページを眺めるだけでも最高です。

更に更に、お話しもキャラも本当によくて、何度もじっくり読み返しました。どすけべシーンも迫力満点なのに、キューンと純愛も描けるなんて、この作家さまは本当にデビュー作なのでしょうか?
鮮烈なデビュー作を読むことが出来て良かったです。すでに続編始まっていますが、楽しみで仕方ないです。このまますくすく作品を出し続けてくださる事を願っています!ずっと作家買いします!

4

生きることに一生懸命な虎の魅力が溢れていました

半端ない画力、斬新なストーリーの江戸BLにすっかり魅了され、一気に読みました。

和装から色気ダダ漏れな攻めの四目屋が爆イケで、卒倒しそうでした。
なんでしょうあの目。

でも今回は受けの虎が魅力的で、生命力に溢れていて、応援したくなりました。
そもそもは盗みをしながら、借金返済をしつつ、一生懸命に生きている虎。
いつも強気で、決してへこたれない。とにかく生きることに貪欲で、たくましい。
一方で、素直で健気なところもある。

四目屋が、虎の反応を楽しみながら、その勝ち気で、貪欲に食らいついてくる虎が
だんだん可愛くなって、絆されていくのもわかります。
それくらい虎が魅力的でした。

借金のことで迷惑をかけられないと、強がって、四目屋から離れる。
今回は短い中に、2人が恋人になっていく過程がぎゅっと詰まっていましたが、
続編が出そうなので、ぜひ2人のキュンキュン、焦れるようなやり取りも
見てみたいと思いました。

0

今1番推してる作品です☝️✨

もうとにかく攻めも受けも顔が良いです
先生の描く身体の曲線とかアングルもわたしはめちゃくちゃ刺さりまして大好きで…背景も綺麗だしもうどこも申し分なしという感じで!
性具屋(攻)に盗みに入った訳ありの物売り(受)という設定から始まるので最初はSMメインの暗い話かな?と思いきや最終的にはお互いゾッコンのハピハピエンドで愛あるベッドシーンも見れて大満足でした!!!!モブとの本番に近い描写もあって、そこまでやっちゃう?!ってハラハラもするけどちゃんと四目屋が助けにきたりとストーリーも私好み…
虎と出会ってからの四目屋サイドの細かい心情とかも見てみたいなぁって思います
続編では最初からラブラブな2人が見れるのかと思うと今からニヤニヤしちゃいます!楽しみにしてます!

2

個人的今年No. 1神作品

 某ショート動画にて紹介されていたのがきっかけで購読しました。もっとはやくこの作品に出逢いたかった!と心の底から思いました。
 江戸時代が舞台で、とある一件をきっかけに、大人な玩具屋の店主である四目屋と訳アリ物売野良猫な虎が新作玩具のモニター契約を結ぶお話です。
 ストーリー構成、絵柄、キャラクターどれをとっても素晴らしくて見入ってしまいます。表紙や扉絵のカラーも細部まで拘りが盛り込まれており必見です。江戸時代が舞台という事で、読むのを迷ってる方がいたら絶対読んだ方がいいです。褌でしか得られない栄養があります。

1

二人の関係がしっくり来ない

借金返済のために物売りのほか、実は盗人稼業も行っている虎。
あるとき出会った羽振りの良さそうな男の店に盗みに入り、まんまと捕まってしまったところから、四目屋の主・宗明と、とある契約をする羽目になる、というお話。


個人的に時代物が好きなので、しかも四ツ目屋の主がメインキャラなんて楽しみすぎる!と早々に予約した本でした。その割に今頃の読書になってしまいました。
絵がとても丁寧で、細かいところまでしっかり書かれています。
また、設定が細かくて、ストーリー展開に活かされているとも感じました。
ちるちるさんでの評判もよいですし、続編が作られることにも納得な出来映えと思います。
そういうわけで楽しく読めたはずなのですが、どういうわけか萌えが足りないと感じてしまいました。
なんでだろうとずっと考えていたのですが、二人の関係が自分のなかでしっくり来ていないせいかなと思いました。
二人の絡みはこれでもかというほどありますし、虎が宗明に振り回されている間に少しずつ宗明のことを好きになっていく描写があるのですが、その辺りがどうも物足りないと感じてしまいます。
宗明→虎については、おそらく最初から可愛いと思っているのだろうと伝わるし、そのことにピンときていない虎を弥吉も「鈍感」と評していたりして、愛玩動物的な可愛さというか店の協力者として宗明の内側に入ったのかなと想像ができました。
でも、虎の方が、金色の目に一目惚れ? そのあとは身体を蕩かされて(張り型やら媚薬やらで)それ以外で宗明に惹かれているところがちょっと分かりにくくて。
もう少し汲み取れたらなと思いました。
続編に期待します。

2

美しい肉体美とふんどしのマリアージュ

話題作で気になっていましたが、評判通り!めちゃくちゃ良かったーーーーーー!!!!!
デビュー作!?衝撃!!上手すぎる!

絵も綺麗で読みやすいし、髪型や顔は現代的ながらしっかりお江戸感が伝わってきました!お話がお話なのでえちな自慰シーンも多いのですが、とりあえずエロい。ふんどしの色気すごいですよ。
しかも、何がいいって受けはもちろん、攻めもふんどしなんですよね。なぜかより男らしいふんどしに見える…w鍛え抜かれた肉体美と男らしいふんどしのマリアージュ。え、えろ。(ちょっとテンションがおかしい)
受けの虎の身体も、華奢ってわけじゃなくきちんと男性なんだけど、しなやかな身体をしていて、攻めと受けの対比もよいなぁと思いました。

普段性具であれやこれやしてるのに、2人の口吸い(キス)シーンが何ともロマンチックで〜〜。魅せ方がお上手!

四目屋(攻め)も言ってることだけど、虎の目がすごく良くて印象的でした。強気で意地っ張りなんだけど、ふとした時に可愛さもあり、でもやっぱ強気でしっかり意志がある。うん、私も惚れた!
四目屋は大人で余裕もあって、今回虎を守る立場だったのでそれがとても良かったんだけど、強いて言うならまだまだもっと雄みや虎への感情を露わにしてもらいたいし、もっと彼のルーツを知りたい。(書き下ろしのデートはとても良かった~~)その辺りは続編に期待しています!

4

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