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gouin kishi no kouhuku na seiryaku kekkon
ちょっと元気が出ないな、、という時によく効く、名倉先生の作品。
今回の新刊も、そんな心と体を即効で元気にしてくれるめちゃめちゃ笑えて萌えてハッピーになれる、ラブコメでした。最高に癒されたし、元気が出ました✨
(今作が名倉先生89冊目の著作だとのこと。すごい…!90冊目も楽しみにしています☺︎)
”政略結婚”をテーマに書かれたというこちら。
没落気味で経済的に苦しい状況の公爵家三男・ジョゼフ(受)、18歳。
美貌の彼は王家の命で、男爵家出身の騎士・28歳のレオナルド(攻)と結婚することに。
初対面の時にレオナルドから冷たい言葉をかけられたことを覚えているジョゼフ。歳の差もあり(10歳差!)、無骨な彼とうまく結婚生活が送れるのか…と不安を覚えますが、果たして新婚初夜からデリカシーのないレオナルドの言動のせいですれ違いまくりで!?
と続くお話です。
もう、もう、この、主に攻めのデリカシーのなさによるすれ違いが面白過ぎて笑い転げました。
繊細さ・気配り……それって何のこと?と言わんばかりのガサツでデリカシーなし、でも受け君溺愛大好き!!な騎士。結婚式で顔を合わせた時の動揺っぷりとか、読んでてニヤニヤしてしまいます。そこに確かに愛はあって、溺愛攻めではあるんです。
ただ、言っていいことと悪いことの区別がつかなくて、余計な口を滑らせちゃう!!
受け君を大泣きさせちゃう大失敗の初夜なんて、思わず「あああ…」と声が出たほど。
謝って謝って「体を重ねるのはしばらく待って」とジョゼフに言われ、「分かった」と答えるものの「しばらくっていつまで?俺は三日間休みを取ってるけど、その気になったらいつでも…」的なことを続けて言っちゃう。だめすぎるー!!ꉂ(๑˃▽˂๑)
男盛り、28歳男子の我慢できる「しばらく」の短さよ…笑
そりゃジョゼフに”脳筋クソ馬鹿野郎”と名付けられちゃうだろうね、と納得の失敗の数々なんですが…
逆に言えば、裏表がなく素直で分かりやすい性格でもあり、なーんか、憎めない!というか、個人的にはかなり好き。笑
決して暴君ではなく(大事〜!!)、力で押さえつけることはせず、ジョゼフの意思を尊重してぐぐぐっと我慢する姿が大型犬のようで可愛らしかった〜
そして「気の利いた言葉全集」なるものが欲しい、と本気で願うレオナルドが可笑しくてたまらなかったです笑
共に時間を過ごし、言葉を重ねそれぞれが努力する中で心が通い合っていく二人。そんな二人の様子に萌えが広がりました。
受けのジョゼフが、10歳年下とは思えぬほど精神的にしっかりしているのも、なんともたのもしく魅力的でした。これからもずっとレオナルドを尻に敷き続けていって欲しい〜!!笑
先生があとがきで書かれていたように、いずれ養子を迎えた後、その養子がジョゼフに惚れちゃったりしたら……めっちゃくちゃ面白いだろうなあ!どうするレオナルド!? 子供相手にも容赦しなさそう、、( ̄∀ ̄)
ということで、笑って萌えて、気分がぐっと上がる⤴︎、素敵な政略結婚(から始まる)ラブストーリーでした✨
脇キャラのジョゼフの従僕・スタンリーやレオナルドの部下・長髪のマリオンもとっても魅力的で好きだった❤︎
ラブコメベースの甘じょっぱテイストが病みつきになる面白さ!
政略結婚というカタチから入るレオナルドとジョゼフの婚姻が、やがて恋の芽吹きを自覚させ、お互いを想い想われるおしどり夫婦へと成長と変貌を遂げていく物語のあゆみに読み惚れました。
好きなのに素直に好きと言えないモジモジ感やテレテレ感が楽しいストーリーです。王家が決めた2人の政略結婚。政略結婚というと愛がない利害のためのものって印象ですが、この2人に関して言えば王家グッジョブ!なラッキーマリッジ。この引き合わせがなければきっと結ばれなかったであろう彼らの結婚は、まさに運命と奇跡です。
貧乏貴族となったお家の経済支援を得るため
公爵家と結婚して箔を付けるため
婚姻にはレオナルドとジョゼフの意思などなく、国のため、家のための結婚と……普通はなるはずでした。誤算だったのは、2人が元々お互いに好意を持ち合っていたということ。政略というのは建前で、実はしっかりと惹かれ合うベースが出来上がっていたというところに、この婚姻の面白さがあるのです!
して、この2人。好きとか愛の気持ちは自覚していない鈍感さんたちなので、最初の結婚生活は最悪でスタートします。最悪だったのは、ズバリ夫婦の営み。レオナルドの雑な扱いと無神経なセリフによってジョゼフをひどく傷つけてしまいます。
ジョゼフを経験豊富だと思っていて、前戯もそこそこに無理に挿れようとするもんだから、そりゃまぁ……キレられますよね。
ジョゼフの過去に嫉妬してる気持ちを含んでるのと、ジョゼフが可愛すぎて早くヤリたくての暴走は褒められたものではありません。そんな気持ちをジョゼフが知るはずもなく、またレオナルドもジョゼフへの好きを自覚してないので、傍目からみると傲慢なヤツにしか見えなくてドンマイ。
レオナルドは色々やらかしてしまう質なもんで、その真意が伝わらず同情の余地すらあります。すごく不器用な男ですが、でも素直に好意を伝えようと頑張るところはすごく素敵な旦那さまです。
ジョゼフもそんなレオナルドに塩対応を決め倒してましたが、それも最初だけ。レオナルドの優しさやカッコ良さにどんどん好きになっていく気持ちの変化はとても微笑ましく映りました^ ^
レオナルドに好きだとなかなか伝えられないジョゼフは、もちろん夜の夫婦生活に関しても素直になりきれず、セックスがしたいけど言えなかったり、張型でこっそり拡張を頑張ったりと、めちゃ健気。レオナルドもレオナルドで、最初のやらかしがあるので自分からはあまり誘えず…みたいな。でもジョゼフはシたいと思ってるのに…みたいな。
ああーもう!!って感じの不器用夫婦に焦ったくなるけど、でもこの可愛らしいウブ夫婦に私はずっとニヤニヤしてました。めっちゃ楽しい(笑)
夫婦になることを国からも親からも求められたレオナルドとジョゼフですが、そんなキッカケも今や意味のない過去のもの。今では自分たちが、自分たちで、自分たちのために結婚したのだと。夫婦となることを選んだのだと……2人からはそんな強い絆と深い愛が満ち溢れていて嬉しくなりました。
気持ちがほんわか温かくなる読後感に読み心地の良さを感じた作品です。最後まで面白さの勢いを落とすことなく楽しめました^ ^
あらすじにはジョゼフは公爵家の三男とあるのですが作中では何回か侯爵家となっており、細かいことですが凄く気になってしまいました。電子で配信されるときには直して欲しいです。紙本も。担当さまよろしくお願いします。
そこを除いたらハズレの無い名倉和希先生なので、最後まで楽しく読ませて頂きました。王国の英雄ではあるがスパダリにはほど遠いレオナルドと、美貌故に実家の公爵家の為に婿か嫁入りの運命を受け入れてるジョゼフのすれ違いが爆笑なのですよ。
お互いに出会った時から気になっていて、印象は最悪だったのに嫌いになれないって、もう運命だと思いました。片や学園を中退して騎士になった叩き上げの情緒が皆無のレオナルドと、学園を優秀な成績で卒業してからも嫁入り(婿入り)の修行を欠かさなかった繊細なジョセフが初めからスンナリ行く筈がないのです。
この夫夫が紆余曲折を得て心を通わすまでを楽しむお話でした。なので大きな事件は特に無いです。(途中レオナルドが戦地に行くくらい)なのでレオナルドのデリカシーの無い発言や行動でジョセフが怒り心頭なのを「あちゃー」プーックスクスと冷やかしながら読む作品だと思ってます。
因みにお気に入りのキャラはレオナルドの父親のドナルドです。スパダリはこの人だと思ってます。www
皆様のレビューを拝見して、これはどうだろう…と悩みながらも手に取りました。
本当に脳筋クソ馬鹿野郎ながら、溺愛だなんてヽ(´▽`)/
受様は、貧乏貴族の三男のジョセフ。
実家援助の為、いつかお金持ちの所へ縁付くつもりで自分磨きをしてきた才色兼備。
攻様は結婚相手となった騎士のレオナルド。
こいつが、結構式を迎える前から、なんだコイツ~とムッとして、いよいよの初夜には、怒髪天ですよ( º言º)
ジョセフを泣かせやがったなヽ(`Д´#)ノ
その後も、無遠慮と無神経の数々のやらかしに、コイツは…⸜( ⌓̈ )⸝
でも、無神経たけど、ジョセフへの愛情はたっぷりで溺愛したい( *´艸`)
かわいくて愛おしい脳筋クソ馬鹿野郎になっていきました(≧▽≦)
一方ジョセフはとってもいい子でした。
2回目の冷戦後の朝食で、よく食べるレオナルドを見て"ちゃんと噛め"のかわいいツッコミに笑っちゃう。
最初こそすれ違ったけれど(そこが1番楽しいのだけどw)そこから仲良くなっていって、相思相愛の甘々カップルになっていくまで、とても楽しく読ませて頂きました(≧▽≦)
やはり溺愛攻様視点は満足度マシマシです(*^^*)
名倉先生のファンタジー&貴族もの、ということで面白くないわけないと早速購入!
そしてあっという間に読破!期待以上に面白い作品でした!!
今作はデリカシーのない攻め×ツンデレ美人健気受けの二人が主人公で、それぞれの視点で話が進みます。(受け攻め視点どっちもあるの大好き)
デリカシーのない攻め、と書くと嫌厭されそうですが、名倉先生が書かれるデリカシーのない攻めはどこか可愛いげがあって憎めないんですよねぇ…
なにより受けのジョゼフが可愛くて可愛くて!
実際は未経験なのに、経験豊富だと誤解されてひどい言葉を言われてしまい、せっかくの初夜なのに号泣してしまうという……ここでのレオナルドは本当にデリカシーがなくて、そりゃジョゼフは怒るよ!笑
初夜からの二人のドタバタ感を楽しく読んでたら、後半では戦争が始まりちょっぴりしんみり。
レオナルドを待つジョゼフが、これまた健気で可愛かったです。
続編も読みたいぐらい、2人のキャラが大変ツボでした。文句なしの神評価!
レオナルドを許せるか?愛せるか?で感想が分かれるお話でしょうか?
無自覚両片想いの政略結婚。
公爵家三男のジョゼフと男爵家出身の騎士レオナルド。とある理由から王家より結婚せよと命じられ…。
レオナルドは15歳から軍に入り国境で戦って武勲をあげ騎士になった生粋の軍人。
もう一方のジョゼフは貧乏公爵家でお家再興の最後の綱として政略結婚のため磨いてこられ…。王子達とあまりに仲が良いため良くない噂が広まっており。
うーーーーーん。
レオナルド、私は初夜のことは最後にはなんとか許せても、夫としては言いたいことが山ほどあります。
初夜もたいがいでしたが、その後もひどかった。まあ無自覚で裏表がないと言えば聞こえはいいけど、デリカシーや配慮や想像力がなさすぎて。私もジョゼフが目を吊り上げて怒るのに同意でした。
夫として主人としてあまりにも考えが自己中心すぎるといいますか。ジョゼフが心配するから…怒るから…たいしたことじゃないから…って、なんで大事なことを言わないの〜!?正座で説教1時間コースですよ。
でも悪気はないんですよね。もうこれはジョゼフが海よりも広くて深い懐を持ってしっかり躾して教育しないと。
レオナルドが初夜のことを反省したり誠意を見せたのは良かったのですが、許され待ちなところもどうなんだろう…。強引じゃなくても自分からもっと攻めとして何かしてほしかったかなあ。
受けを好きすぎてまたしても武勲をあげた攻め。必ず戻ると誓う攻め。
お互いが人目を引くと嫉妬し合う夫婦。
良かったです。
名倉先生+蓮川先生という、個人的ベスト3ぐらいな組み合わせのご本、マストバイ。名倉先生の軽妙なお話で今回も楽しく読ませていただきました。冒頭の怒り部分を過ぎれば、楽しく読めますので、本投げないでね!本編260P+名倉先生のあとがき+蓮川先生のサブキャラモノクロ絵♡
建国からの歴史ある公爵家の三男坊として生まれたジョゼフ。体毛まで白金色、ほぼ天の御使いな美貌に明晰頭脳。公爵家の財政建て直しのため、裕福な家に嫁ぐか婿入りすることを期待されていましたが、ある日王家から騎士であるレオナルド(男爵家)へ嫁ぐように言われ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め父(商売才能ばっちり)、マリオン(攻め側近)、アンドリュー、ユリシーズ(第一、第二王子)、スタンリー(受け従僕)、将軍ぐらいかな。マリオンもアンドリューもユリシーズ(狐?)もスタンリーも、キャラがハマっていて楽しいなあ。
++攻め受けについて
受けはキランキラン明晰美人、公爵家で大切に育ててもらったのだから、天狗ちゃんになっておかしくないのに、考えて行動できるタイプ(vs夫の時以外)。商才ある義父に色々教わって、イキイキあれこれ楽しんでいる様子が可愛らしい~♡
いざ王子たちが新婚さん電撃訪問してくると分かったら、キリリと様子を変え女主人としてあれこれ差配。いい嫁ですなあ。
攻めは脳筋クソ馬鹿野郎(受け談)。ほんと最初の方は頭に血のぼって「は?あんたこのお話の主人公?ありえなくね?帰れ」って思ったぐらい。これほど冒頭に好きになれなかった攻めは珍しい。怒り心頭、ケツ蹴っ飛ばしたかったぐらい。それが、だんだん可愛く思えるようになってくる、名倉先生の筆力、恐るべし。
でも、基本的に、こいつはアホ。最後の方にあるように受けにしっかり尻に敷かれて躾けて(楽しい笑)もらえば、ピカピカになるでしょう。
最後に挿絵話を1つだけ。二人の立ち絵(騎士姿+青年貴族姿)が1枚あるんですようっああもう麗しいーーーーーーーーーっ蓮川先生の描かれる騎士姿★ってほんと好き。
攻め受けのギャーギャー言い合いが可愛らしい(攻めは腹立たしい)+挿絵が眼福な、楽しい一冊でした!
名倉先生作品の中では珍しく、主役2人の恋愛というよりも、彼らを取り巻くサブキャラクターたちの反応を楽しんで読んだ1冊かもしれません。
おもしろく読めたものの、CP的にすごく萌えたかと考えるとどうかなあとこちらの評価になりました。
初心者マークをつけてよちよち歩き状態の新婚さんを、周囲の人々と共にあたたかい目で見守った感覚に近いです。
攻めのレオナルドがですね、デリカシーという言葉をどこかに放り投げてそのまま置いてきてしまったような男でして。
受けのジョゼフのことがかわいくてかわいくて仕方がない気持ちは攻め視点からたっぷりと伝わってはくるのですけれど、いかんせん口を開けば失言・失言・失言の嵐。
28歳の年上脳筋騎士のだめさをかわいらしく感じるか否かで、今作を楽しめるかどうかが決まると言っても過言ではないほどにデリカシーがない人です。
それも、悪意0の素の状態であれだというのだからこれはなかなかの大物でした。
序盤時点ではちょっと攻めのことを愛せるかが不安だったのですが、そこはさすが名倉先生。
読み手の鬱憤がたまりかけるかかけないかの絶妙なタイミングで、サブキャラクターたちが攻めのことをそれはもうけっちょんけちょんに言ってくれるんですよ。
思わず「そう!本当にそう!」なんて思ってしまうくらいの良いタイミングで笑ってしまいました。特にスタンリー。
結果、残念ながら心から愛せるまではいかず…でしたが、おばかだなあと微笑ましさを感じることはできたかな。
一方の受け・ジョゼフに関しては好感度大!
すごく健気でかわいい人なんですよねえ。
義父の元で商売を学ぼうと懸命に励む努力家なところも、なんだかんだでレオナルドを見限らない懐の深さも、レオナルドにはもったいないくらいの人なのではないでしょうか。
10歳年下のジョゼフに尻に敷かれっぱなしのレオナルドの未来が見えるようです。