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特定の人を忘れる病【人魚姫症候群】。親友のケイの記憶を無くしたナツは医者にこの病気は『想い人を忘れる病』だと告げられ!?
ningyohime shoukougun kiokusoushitsu demo, mata kimi ni koi suru
重大なネタバレありレビューになりますので、
閲覧ご注意ください。
【人魚姫症候群】という病気設定についてよくわからなかったので、もしわかるかたがいれば教えてください。
すごく気になっているのが、主人公はこれまでに5回記憶喪失、ということですが、
好きになる→忘れる→忘れたまままた好きになる→忘れる、ということを5回繰り返していたということでしょうか。
過去はどんな感じで忘れてしまったのか(とくに4回目のときはすでに彼女と別れてしまっていたのになんでまた忘れたのかな??)おまけで1、2ページでいいから、書いて欲しかったと思いました。
病院や研究所の人は初見みたいな対応でしたが、病院や研究所に行ったのは今回だけなんでしょうか?
私にはそこらへんが理解できなくて、
5回記憶喪失になっている、という発言をきいてから、意味がわからなくなってしまいました。
絵も綺麗だし、それまでとても楽しく読めていたのですが…、難しすぎてなんだかストーリーが未消化な感じがしています。
誰か詳しくわかるかたがいたら解説してください。
初めましての作家様です。まずは表紙の綺麗な男の子の大粒の涙と人魚姫症候群というロマンチックで、お伽噺みたいなタイトル
に惹かれて購入
とても良かったです。さらっと読めるけど奥が深いお話ですね。
ナツとケイは親友同士、でもナツはケイに片思いしていたけど新型健忘症で、ケイのことだけ忘れてしまって
攻めのケイくんなのですが、この子彼氏力高すぎる!ナツが好きになるのも頷けるのです
ぶっきらぼうにみえて優しさがさり気ない
雨のバス停でキス?なのかほっぺたくっつけたのか?わからないけど
ナツはキスしたと言ってますが、このシーンすごく好き
そしてナツの手を温めてあげるケイ
この二人両想いなんじゃ?とは思ったのですが最後の方でなるほどそうゆうことなのねと思わされました。
さて人魚姫のお話ほバッドエンドなのですが、人魚姫症候群の人は生き残るチャンスがあるのです。
3つの選択のうちだったら私は、告白しないことを選ぶなぁさりげなく距離をとっていってバイバイみたいな…(笑)その方が確実に生き残れますもんね。
でもナツくんは好きな人に好きって言えないなら半分くらい死んでるようなもんじゃないかって思うシーンがあります
そのセリフにキュンときました!なんて切ないんだろう
そうだよね本当に好きになれる人に出会える確率って実はそんなに多くない
そんなたった1人の人に死ぬ覚悟で(物理的にも)想いをぶつけてみたっていいじゃないか
そうやって人魚姫にふさわしい海にたどり着きます。そこでケイから思いがけないことを聞いてしまって…
最後の最後で人魚姫症候群というタイトルの意味がわかったような気がしました。
目を引くタイトルながら、それがどんなモノかわからない得体の知れなさがとても気になって購入。
帯の言葉にもかなりインパクトがあって惹きつけられました。
特定の人のことだけを忘れてしまう病気「新型健忘症」にかかってしまったナツ。
いつも一緒にいた親友・ケイのことを忘れてしまったことや、新型健忘症が別名「人魚姫症候群」と呼ばれる理由や治療法など。
わりと序盤で明かされるどれもが切ないことだらけだったので、かなり苦しい展開になることも覚悟で読み進めました。
でも読んでみるとすごく重たいお話ではないのがわかり、そして切ない部分だけが際立っているわけではないので、そこに引っ張られずにふたりの関係をしっかり見ることができたかなと思います。
忘れてしまったケイとの日々を取り戻すためにたくさん一緒に過ごして、そしてまた恋に落ちていく。初々しいナツの反応にキュンとしながらも、その感情が死と隣り合わせという残酷さに胸が締め付けられました。
恋心の行き着く先にギャップがありすぎなのが怖い病気だけれど、告白が失敗することはないのがケイの反応から伝わってくるので安心して先に進むことができたかな、と。
無事に両想いになるのを見届けられて本当に嬉しかった!
シリアスめな展開の中にしっかり青春が感じられるお話ですごく面白かったです。
主軸になっている設定がめちゃよかったです…!
でもあと2話ぐらい厚みが欲しかった感はある。
とても切ない設定の割にあっさり読み終わって、
え?もう終わり???(゚Д゚)???みたいな。
表紙と帯のインパクトを期待してたけど
涙腺にくることも心を抉られることもなく読了。
悪くないんだけど勿体ないな…って印象でした。
(何様感想でごめんなさい;)
と、ここまで書いといてなんですが、
ストーリーの軸はよかったんですよね~!
両思いならば記憶を取り戻し、
失恋ならば待っているのは死ーーー。
(生きるか死ぬかの記憶喪失怖すぎん…?)
(けどこういう極端な切ない設定大好き民)
(帯が一番萌えたね…)
(あとさー、『人魚姫症候群』ってのも良)
切ないというよりは甘酸っぱ寄りのお話だったと思います。
個人的にニコイチ高校生が大好物なんですが、
ニコイチで片思いしてるシチュ刺さりません…???
心ん中で密かな想いを抱えながら隣をキープしてて、
心ん中で本当は隣ポジが苦しくても離れられなくて、
好きって気持ちばかりが膨らんだ爆弾を常に抱えてるーーーみたいな。
そういうニコイチ片思い大ッ好き…!
好きなのに好きって言えない苦しさが、
『人魚姫症候群』に絡んで展開するのが良かったです。
(以下、大ネタバレ注意)
両想い後は感動的なシーンではあったけど、
過去の記憶喪失はどうやって思い出してたんだろう?
病気の治し方って、
・両想いなら完治
・失恋なら死
・告白せず生きるルートは記憶は戻らない
って設定なんですよね…???
攻めが受けを意識したのは3回目からみたいだし、
その前の2回は何をどうして記憶戻していた…?
受けが告白を選択したのは今回が初めてだよね?
記憶喪失5回目のメカニズムがよくわからず、
疑問が引っかかってしまい萌えが削がれました;
記憶喪失の前後関係などがもっと知りたい。
もう少し補足があれば没入して読めたと思います。
まじ設定はいいのに勿体ない…;
素敵なストーリーでした!
帯を読んだ第一印象としては重めのシリアス作品かなと思い読み始めましたが、
シリアスになりすぎずライトに読めたと思います。
「人魚姫症候群」は片思いの人を忘れてしまう病気なのですが、思い出すには告白して両思いにならなければならないというものです。そして失恋すると命を落とすかもしれない博打のような治療法。
過去は思い出せないけど相棒のままで過ごすか、告白して両思いになって思い出すか、失恋して命を落とすかの3つの選択肢が実質ありますが、主人公たちがどの運命に辿るのかドキドキしながら読みました。
結末としては驚きはありますが、バドエンやメリバではないです。しっかりハピエン。
そして結末の驚きを胸にもう一度読むとあら不思議
一周目ではナツくんがんばれ!!!!という気持ちで読んでいましたが、二周目はケイくん!ケイくん頑張るんだ!!!となります。
展開が早い気もしましたが、某シーンで展開の早さにも納得がいきます。
二周することでより満足感、気づきが増える作品だと思います。ぜひ再読するのをお勧めします。
ケイ×ナツ
新型健忘症という記憶喪失が高校生に襲いかかるのお話。
幾分ピュアで、ちょっぴり切ない、ちょっと深刻。
ラストの展開に驚かされた。
新型健忘症を罹ってしまったナツが、
忘れてしまったのは、同級生でゲーム世界の相棒のケイ。
その後、ナツが知ったのは、
新型健忘症は好きな人のことだけを忘れてしまうことや、
治療法があるけど、失敗したら命が危ないこと。
恋のために命をかけるような病気だから、
人魚姫症候群とも呼ばれていることだ。
ナツにとって知らない人のケイが、
少しチャラっぽくて、優しそうにも見えないから、
ケイのことが好きだったのかという疑問がナツ自身の中で浮かび上がる。
一方、ケイにとってナツは相棒であり親友であり。
ナツに寄り添いて、記憶を取り戻すために協力してくれる。
その過程で、
読者がナツと同じように、
なぜケイのことが好きになったのか、
2人がどんな関係だったのかに気になりながら読み進む。
2人の間に漂う独特の空気感が感じられて、
その距離感が近づくたびに、
戸惑いつつも徐々にケイに惹かれていくナツ心情の変化が注目で、
ナツの孤独感や寂しい恋心も少しずつ明らかになる。
2人の元の関係性がはっきりと掴みにくいもので、
まさかの・・・!驚きと同時に心がギュンと締め付けられた!
本当に感動的で、
記憶喪失王道の寄るけど、
ストーリー性が素晴らしかった!
ただ、絵やエッチシーンについて、
改善の余地がたくさんあるかなと感じた。
結末を知ってから、
ケイの気持ちが気になる。
ケイの方が悲しかったのだろう。きっと。
彼の心理も少し描いて欲しかった。
読後感が非常に良かった。
心に響く余韻が残る作品でした。