umeair
mamebon
J庭で購入したこちら、だいぶ日が経ってしまいましたがやっとやっと読めました。
商業誌4作の番外短編集で、『異世界のおいしい下宿屋さん』『異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし』『アルファ王子の愛なんていりません!』『当て馬執事は悪役令息に忠愛を注ぐ』の番外篇が収録されています。
どの作品も割と最近読んだので、本編の内容を思い出しながら楽しく読むことができました◎
以下、ネタバレありの感想レビューです。↓
◆「下宿屋のある夜の話」
伊折とユリのガールズトークから始まるお話。
お嫁さんに憧れ、結婚式をしてみたいと言うユリを「やってみたらいい」と伊折は後押ししますが、元遊び人のヴィンセントは結婚式なんて乗り気じゃないのでは、とユリは不安がり…
→も〜覗き見してる攻め2人が可笑しいし可愛い!ヴィンセントの重い愛が伝わってきてニヤニヤ( ̄∀ ̄)
そして自分も結婚式挙げたい…と言い出すナタン!!可愛いが過ぎて萌え炸裂。
◆「甘い生活」
エッチの上手なエルに、手のひらの上で転がされているような気がしてしまう陽色は…と続くお話。
→「エルはかなりのスケベだ。キング・オブ・スケベである」の一文に爆笑ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)
「馬鹿にするなよ。こちとら変態大国ニッポンの出身だぞ」と、エルにおかしなところで張り合おうとする陽色にも、声を出して笑いました。
◆「王子は番に癒される」
ヨハネスとアンジェリンの婚約披露パーティーが終わった後のお話です。
大学を卒業し、本格的な王太子としての仕事が始まり忙しい日々を送るヨハネス。そんな中でもアンジェリンへの気遣いは忘れずー
→妊娠中のアンジェリンを気遣うヨハネスの姿に癒される〜くしゃみをしただけで医者を呼ぶなんて、ちょっと心配性すぎるけど笑、いいパパになりそうです☺︎
そして激務で目の下に隈ができちゃうほどお疲れのヨハネスを癒せるのは、愛しい番、アンジェリンだけなんだね〜本編序盤のアンジェリンのツンケンぶりを思い出すとなんだか感慨深かったです。
◆当て馬執事の推しごと
ユエンが初めてフィンに会ってから、10年。ある朝もユエンは、隣に眠るフィンを見てその可愛さにうめき声を漏らし…もう、これは「尊い」!と、自分の感情にしっくりくる言葉を見つけーと続くお話。
→異世界から来たフィンの言葉が見事に移っちゃってるユエンに萌え。そしてユエンが剣の朝稽古を必死にする理由がね…笑っちゃう。暴走を抑えるために本人は必死なところがまた、笑いを誘います。最後のユエンのセリフにはもう我慢できなくて、ここでも声を出して爆笑!
…とこんな感じで、笑って楽しめてハッピーになれる最高の短編集でした✨