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kamikon nante owaraseteyaru
めちゃくちゃ強気な”花嫁様”ユーガ(受)と、初夜で頭突きされる健気溺愛攻め・ナナオの掛け合いに思わずクスッとしてしまう、ファンタジー作品でした。
意にそぐわない形で村の土地神に「花嫁」として差し出された青年、ユーガ。
初めて会ったはずなのに、土地神ナナオは大喜びで「愛してる」と言ってきてー
と続くお話です。
土地神様の眷属?のような丸っこい鳥たちが可愛い◎
この鳥たちがたびたび出てきては、世界観や土地神ナナオの気持ちを代弁してくれます。
そしてとにかくナナオの溺愛っぷり喜びっぷりがすごい!
小鳥たちにせっつかれて一生懸命褒め言葉を絞り出し、受け様の反応を伺い……と、可愛いのです。正直頼りがいはないけど笑、憎めない!
お話の展開としては、過去に二人が実は出会ったことがあって…という流れはなんとなく、予想通り。
ただ、肌を重ねた後で土地神の力が受けに移り、主が変わるというのは予想外で、おっ!と思いました。
受け様の反発心が愛情に変わる過程はもう少し丁寧に読みたかったかな。
せっかく面白い設定なので、ぐっと胸に刺さる深みを感じられたらより嬉しかったな、なんて思いました。
冒頭の始まりから見てそれとなく濡れ場多いのかなと思ったものの、作品途中から攻めの姿がなかったり濡れ場が濃厚に見れたのは初めの方だけでした。
カバーのイラストもとてもそっちメインなのかなと思って買ったのもあって、なんだかちょっと、、みたいな気持ちになりました。
ただ、内容メイン寄りでもありますのでそういうのが好きな方には一度読んでもらってもいいんじゃないのかなと思います。
また、設定や題材とされているテーマは他でもよく見られるものですが、別にありきたりには感じずさくさくと読めた印象でした。