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enma no chouai
閻魔大王×司録
和風冥界の主従ラブ。
超濃厚なエロエロの中で、
冥界のシリアスも楽しめる。
そして、しっかりとした愛情に胸キュンとしてしまいました!
クールで横柄な閻魔大王様に奉仕する書記官・司録が、
閻魔大王様の疲れを癒しつつも、
体が閻魔大王様にトロトロされまくて、ツンツンだけど!
閻魔大王様のそばにいるだけで幸せという
心が閻魔大王様に惹きつけられて離れられない、健気すぎる!
当て馬の登場で嫉妬も見どころの一つ。
ドS鬼畜な閻魔大王だから、
司録がドMに開花してしまうのが避けられない!
地獄散歩中、人前調教プレイ!束縛されても腰だけは・・・
虫や毛筆で遊びに至る!嫌がるように見えても・・・
閻魔大王の分身とあまあま3P!
閻魔大王の俺様な溺愛と傲慢な言葉責めが含まれて、
どれも見ているだけで興奮でニヤけちゃう!
愛が溢れている!
閻魔大王が司録だけに自分の名前を教える瞬間や、
切ないお別れと再会の展開にもハートがギュッとなる!
エロさと切なさと甘さが絶妙に混じり合う作品でした!
・コミコミスタジオ限定特典4Pリーフレット
描き下ろし漫画2P:
閻魔大王を癒す→閻魔大王に癒される・・・
クールな閻魔大王の本心が見えそうになるけど、
結局理解できない司録である。
閻魔大王と書記官という、なかなかないカップリングが面白いこちらの作品。
地獄での仕事とその合間の逢瀬。
閻魔様と司録の背徳感あふれる日々を存分に楽しむことができるお話でした。
なんと言っても、鬼畜な閻魔様の言葉に司録への愛が満ちているのがめちゃくちゃ良いんですよね。
司録に対して甘い顔はあまり見せないけれど、精神的にはものすごく甘やかしているところが本当にツボで。
司録もそれをしっかり受け取って、良いバランスでお互いを支え合っている様子がものすごく素敵でした。
そしてふたりの絡みはがっつりエロいのですが、司録の色っぽさによってさらにエロ度が増すのがたまらなかったです。
ファンタジーだし地獄の中で起こることは非現実でしかないけれど、ストーリー展開に無理矢理感がないので地獄での出来事がスッと入ってくるのがすごく読みやすかったです。
こだわりを持って描かれているのが伝わるので、読み手としてもとても嬉しくなりました。
ずっと追ってる雨宮かよう先生。本作も連載中から大注目してました。
私はかよう先生の「攻めキャラ」が大変好みなのですが、今作もやはり攻めの「閻魔」がいい!
受けは、今回はかよう先生作品によくあるアホっ子受けではなく、しっとりとしとやかです。そこもいい。
ストーリーは、地獄の王・閻魔が、地獄の役人・書記官の司録を溺愛している、というお話。
なんだけど、司録にしてみると閻魔は絶対的な君主だから畏れ多すぎるわけです。
だから、しっかり両思いなんだけど、健気で一途な司録がひたすら閻魔をお慕いして仕える切ない主従愛、みたいな読み方もできる。
そんな閻魔x司録のストーリーにプラスして、「小野篁」も登場。
一瞬当て馬か?とも思われるんだけど「夜は地獄に通って閻魔の手伝いをしていた」という篁伝説も取り入れています。
伝説とは違って人の死は覆らない。それは閻魔の厳正さがあるから。
そんな威厳もある閻魔が、地上に呼ばれて地獄を去ってしまう。司録はどうする…⁉︎
…という波乱もありつつ。
とにかく司録が健気。というか献身。たとえ自分が溶けて消えようとも、という愛の覚悟。
そんな司録の愛はちゃんと報われます。
篁が現世から連れてきた仔猫ちゃんと子犬(?)の可愛らしさも最高。
そして最後に一言。二輪挿しアリ。
久しぶりに先生の作品を面白そうだと買ってみましたがやはり美人系というのか、そういうタイプの受けが全般なので、今回もそういった思考で個人的には閻魔様受けだったらささってたなぁと思ってしまい受け攻めの満足感はほぼなかったです。これは好みの問題なのであれですが、ストーリーや漫画の読みやすさなどは好きでした。この設定を生かしたストーリー展開でもあったし、やはり先生の濡れ場表現は艶があっていいなと思いました。(=^・^=)