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akuyaku reijou no futago no otouto nazeka kouryaku taishou ni motemote desu
初読み作家様でした。ゲーム世界への転生物語。軽快なテンポで進み、とても読みやすかったです。
サマミヤアカザ先生の挿絵も雰囲気にぴったりでした。転生後の長髪ひとつ結び攻め様・トリスタンがかっこいい✨
主人公はゲーム会社社員・朝也(ともや・受)。片想い相手の女性社員・真利愛をトラック事故からかばい死んでしまうのですが、
自身が作ったゲームのキャラクターに転生します。てっきりヒロイン・マリアの弟に転生したのかと思いきや、なんと転生したのはマリア殺害を企て、一族断罪される原因を作った悪役令嬢の双子の弟・オリヴィオ。断罪ルートを回避するため動くことにしたオリヴィオ(朝也)ですがー
と続くお話です。
ゲーム中のヒロイン・マリアの攻略対象であるキャラ3人がなぜか全員朝也ラブになるという、タイトル通りの展開にはちょっとツッコミを入れたくなりますが笑、三人が牽制し合う様子が面白く、ニヤニヤ笑いながら読んじゃいました( ̄∀ ̄)
転生前は真利愛のことが好きだった朝也はゲイではなさそう。
なので、転生後、なんやかんや旅路を共にしたといっても、朝也を追って転生したトリスタン=勇気(攻:転生前の受の同僚)を恋の相手として好きになるのは…ちょっと展開早!無理ないか。。?と正直思いましたが(真利愛ちゃんへの愛はいずこ、、?)、終盤、朝也を守るトリスタンはカッコ良かったですもんね。その前から攻めにときめき始めてたっぽいけど。
攻め受け二人の恋愛展開は少し強引な気もしますが、転生させてくれた女神をイラつかせてしまうほどの「受けの脳内やかましさ」一人ツッコミは面白かったし笑、断罪ルートを回避するための珍道中も楽しく読める一作でした◎
今ハマってるジャンルだったので迷わず購入しました。愁堂れな先生の転生もの大好きなんです。でも読んだのは「復讐の闇騎士」以来になります。今回のような分かりやすいタイトル良いですね。
そしてワガママ言うなら冒頭に人物紹介のページが欲しかったです。せっかくのサマミヤアカザ先生のイラストなんですし!
新しい作家さまのお話も面白いですが、ベテラン作家さまのは安心の面白さがあります。
今作では前世の好きだった女性を庇って朝也は亡くなって転生するのですが、その時の女神の言葉が意味深で後の話に繋がるんです。もう、読みながら絶対にアイツも怪しいんだろうなと想像出来るんです。
このジャンルはテンプレを楽しんでこそだと思うんですよ。プラス作者さまの独創性と読ませる力ですね。今回のお気に入りシーンはパーティーでのオリヴィオ(朝也)が皇太子クリスを出し抜く所でした。
もっと欲を言えば前世での真利愛がどうなったのか女神の伝聞でなく知りたかったです。
そしてこちらのお話ですが女神が予言した事がまだ起こってないですが続きますか?これで終わりですか?もちろんその後が気になるので続きも読みたいのですが、ずっと待ってる「unison」シリーズはまだでしょうか?このシリーズが打ち切りかそうでないのだけでも教えて欲しいです。