条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
keyaki shoutengai sakura no yu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
XでTLに流れて来た試し読みで『面白そう』と惹かれ、購入に至った、初めて存じ上げた漫画家さんのBL。
世界観を共有する別作のスピンオフらしい、との情報を後から知りましたが、そちらは未読の為、純粋に今作のみのレビューとなります。
一度、最後まで読み終えた後、確認したい点があった為、もう一度読み返してみたのですが。
正直、購入前に『こんな子かな』と想像していた舜平(攻め)の印象とずれてしまった感が否めませんでした。
舜平は、何故、達巳に恋をしたのか。告白したのか。
その辺りに関して、舜平本人は『誰かにこんなにドキドキした事はないし、触りたいと思った事もない』と初めての感覚を前面に押し出して打ち明けています。
今回、私が紙本の購入に至ったのも、大型ワンコ系攻めの『(特別な恋心を知った)初々しさ』の更なる描写に強く期待した為でもありました。
しかしながら、第1巻の終盤、舜平の意外な『惚れ易さ』が露呈してしまうんです。
羞恥や葛藤を乗り越え、自らキスする勇気を発揮する事で、舜平との進展に踏み出した達巳。
直後、自分に対する思慕が『初恋なのか?』と頬を染めて問い掛ける達巳に、舜平は……いともあっさり否定。
そればかりか、過去に恋心を抱いて来た相手の名前を大量にずらずらと(惚れたエピソードも細かく添えつつ)並べ始めてしまいます。
これには、交際を決意したばかりの達巳は勿論、読者の私も、唖然とさせられました。
ドキドキしたのも触れたいと思ったのも、達巳先輩が初めて、と序盤で口説いた同じ口で『優しくしてくれた人達に恋をして来た遍歴』を指折り教えてしまう舜平。
貴方にとって、恋とは……何なんですか?……と。
読者として、胸元を掴んで問い質したくなる、驚きの展開でした。
思い返せば、序盤で、舜平は確かに『人を好きになるのに高尚な理由なんていらねぇだろ』という姿勢を示していたんですよね。
この台詞を読んだ当初なら、特に疑問も持たず、逆に格好よくキメた印象も酌めました。
でも、まさか、そこでの発言が『受け以外の男女にも沢山の恋をして来た』前提にも絡むとは考えもしなくて。
何かしら自分に優しく接して貰えたら、その度に恋をして来た舜平の、たった今正式に付き合い始めた『恋人』への余りにあっけらかんとした告白に、序盤の印象との格差に、猛烈に困惑させられました。
そりゃ、自分に初めてドキドキしたと本人から宣言されていた(=きっと自分が初恋だろうと期待させられていた)達巳が、ショックの余りブチギレて、交際の即時断絶を言い渡しても仕方ないというものです。
舜平にとって、恋とは、何なのでしょう?(脳内でリフレインする疑問)
今までの恋愛の対象にはドキドキもしなかったし、性的に触りたいとも感じなかった、という『達巳との違い』は、本人の言でわかります。
でも、過去のそれらを、舜平は『好意』ではなく『恋』だとはっきり区別して認定している。
ならば、達巳先輩との恋も、舜平にとっては『数多く芽吹かせて来た恋心の最新の一つ』に過ぎないのでは?
もし、めでたく交際に発展しても、舜平の惚れ易さは維持され、達巳以外の『自分に優しく接してくれる出会い』に次々と新しい恋をしていくのでは?
そんな、受けだけを果たして一途に愛し続けてくれるのか怪しんでしまう裏切りの未来の可能性を、今作の攻めには見出してしまいました。
舜平にとっての、好意と恋の違い。
今までの沢山の恋と、達巳に抱いた恋の決定的な違い。
それらが、もっと明確に今後の展開で描写されない限り、攻めの『心変わり』を疑ってしまう不安が拭えず、評価が低めになった次第です。
伴侶に対して双方向に『誠実』なカプを好む私にとって、今作の攻めの『悪びれない惚れ易さ』には、複雑な後味を齎されてしまい、大いに期待しての購入だっただけに残念でした。
舜平×達巳
ドタバタでのコミカルな進行が面白い!
エロなし。
そろそろ恋に発展しそうな
2人の距離感からの微妙なドキドキが最高!
高校三年生の達巳が、
危なっかしい(実は全然怖くない)二年生の舜平の手を骨折させて、
その代償に舜平の実家の銭湯で働くことになってしまう。
しかも、舜平のお風呂の世話までしなきゃいけなくなる!
それに、
予想外のーー舜平の真っ直ぐな恋心に迫られてしまう!
舜平のアツいアプローチに、
恋に落ちそうな境にバタバタしたりする達巳、
その表情の変化の起伏がに笑いが止まらない!
その心の変化にニヤニヤしちゃう!
銭湯物語なのに、
達巳の風呂には入れないトラウマ?気になる!
可愛い陰気な一年生美術部の当て馬も注目ポイント!
達巳と舜平、あわただしい果てについに付き合うことになる!?
1巻のラストの展開がおかしくて爆笑間違いなし!
性別など何も関係なく、
好きになれば好きという
純粋な高校生の青春感情が隅々まで堪能できる作品で、
読んで楽しい!2人の恋を見届けたいです!
桜ノ湯という銭湯を守る為学校でビラを配る舜平と彼女が出来ても長続きしない達巳。舜平が門を乗り越えた先に達巳がいて達巳を庇って手をついたら思いっきり骨折。で目が合うと殺されるとの噂のある舜平だった為、お詫びに何でもすると約束。そして桜ノ湯のお手伝いやシャンプー等をさせられる事に。怖いとの噂だったけど実際は可愛い所があるワンコ。舜平は一緒に過ごすうちに達巳を好きになり告白。グイグイいく舜平に達巳はなかなか受け入れられなかったけど最後には付き合う事を決意。舜平の初恋が自分かもと聞いたら沢山の名前が出て来て速攻で別れると宣言。これから舜平がどう挽回していくのか、達巳がどう舜平を受け入れていくのか楽しみです。達巳の背中のやけどに関する事も打ち明けるのか?銭湯に入る事が出来るのかも気になる所です。達巳のお友達のノリ先輩とマルちゃんの活躍も期待したいです。これもアニメで観たいですね。
絵師さん目当てで購入したら、原作者さんがあの有名な方だと知り、二重で楽しみでした。
お話は銭湯を舞台に、高校の先輩後輩が、怪我をキッカケに(というか、骨折させた代償に銭湯でのお仕事を手伝うのです)仲良くなっていきます。
と言っても、後輩は誰もが恐れるドーベルマン系強面なのですが。
ですがこの後輩君、この出会いで先輩に片思いしちゃったので、この機会にとグイグイいきます。その様子が、大型犬のようで可愛くて萌えて。
一方の先輩の方も、イヤだイヤだと言いつつも、彼の言動にドキッとしてました。
そんな早々に絆された先輩とお付き合いも無事に始まる中、彼の恋遍歴を聞いてたった1日でのお別れに可笑しいやら微笑ましいやらで。でも嫉妬したってことは、結構この先輩も好きなのでは?
この先輩のお風呂が苦手な理由もまだ分かりませんし、好みの年下ワンコ君の恋の行方も気になりますし、既に2巻が楽しみです。