狼人は神獣の血に惑う

roujin ha shinjuu no chi ni madou

狼人は神獣の血に惑う
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
真宮藍璃 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
藤村綾生 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784775530320

あらすじ

同僚とドライブ中、山道で迷い事故を起こした車から出た直後、大きな獣のようなものに襲われてしまった陸斗。
もうこのまま死んでしまうのかと思っていた時「人外の存在としてでも生きたいか」と尋ねられ、妹と祖母のために生きる決意をした……。
それは狼人=獣人として生きることであった。
しかし獣人についてなにも知らない陸斗は、その時助けてくれた男・正親のもとを訪ねる。
そこで知らされたのは……!?

表題作狼人は神獣の血に惑う

大狼正親,、魔獣退治をする「月夜守」一族の長
嘉納陸斗、22歳、人間→狼人

レビュー投稿数1

狼獣人、好きです

真宮藍璃先生ビギナーです。拝読するのは「極上アルファは運命を諦めない」に続き2作目。

狼獣人が大好きなので&表紙の子狼君の可愛さに惹かれて購入し、読んでみました。
文章がとても読みやすい〜

以下内容に触れていますのでご注意ください。↓↓




主人公は魔獣に襲われ獣人化してしまった陸斗(受)。両親を事故で亡くし、高校を中退して働き始め、祖母と妹を支える苦労人です。
襲われたところを救ってくれたのは魔獣退治をする「月夜守」一族の末裔で長の正親。
陸斗は住み込みで正親のもとで働き、「月夜守」の魔獣退治の活動の後方支援をするようになるのですがー

と続くお話です。

陸斗の獣化が進んでしまうのを防ぐため、正親の指の血を舐めるシーンがあるのですが、ぴちゃぴちゃとなんともエロティック。舐めると快感を得るようになっちゃうのも。

完全にノンケで、「番になる」という提案を聞いても最初は拒否反応しか示していなかった陸斗ですが、正親の人となりに触れて少しずつ惹かれていき、番になりたいと思うようになっていく変化にふふふ、となりました。「抱いて欲しい」って思うようになるのはちょっと唐突だったような気もするけど、、

クライマックス、喰った人間に擬態できる魔獣のリーダー・リクとの戦闘は正直ちょっと物足りなかった〜…正親の力が圧倒的すぎて。もうちょっと力が均衡してるのかなと思ったのですが、それほどでもなく。
番を取り合い、それこそ血みどろの戦闘をして欲しかったー…!というのは個人の願望です。。

男だから番になっても子供ができない、ということを気にしていた陸斗だけど、最後に表紙の子狼くんも登場して新しい家族に。

番と子どものような存在を得て、新婚生活が始まっていくのね…むふふふ、と笑顔になれる素敵なお話でした・:*+.

1

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